更新日: 2023年8月21日
【小坂】鉱山の町として栄えた産業遺産が建ち並ぶレトロな町!
かつては世界有数の鉱山で栄えた小坂町。
最盛期には秋田県2位の人口を誇り、さまざまな近代化が進められました。
その面影が残る町並みを散策してみよう。
目次
【鉱山のまち・小坂観光】明治百年通りをそぞろ歩き
明治から昭和初期にかけて、鉱山の町として栄えた小坂町。歴史的建造物が建ち並び、明治の香りが漂う空間、『明治百年通り』を歩こう。
明治百年通りって?
国土交通省の「美しいまちなみ賞」にも選ばれた、全長約300mのレトロな並木通り。明治期の貴重な建造物や庭園を整備保存したもので、タイムスリップ気分を味わえる。
【鉱山のまち・小坂観光】康楽館
国内最古級の和洋折衷芝居小屋 明治の芝居小屋
明治43(1910)年に鉱山で働く人たちのための娯楽施設として建てられた木造芝居小屋で国の重要文化財に指定されている。今でも常打芝居のほかに、歌舞伎などが上演される。古き良き時代の芝居小屋を堪能しよう。
康楽館
- 住所
- 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山松ノ下2
- 交通
- JR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂行きで15分、康楽館前下車すぐ
- 営業期間
- 通年、常打芝居は4月下旬~11月上旬
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)、冬期は~16:00
- 休業日
- 特別公演・貸館時は臨時休あり(常打芝居公演日は要問合せ、12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入館料(見学のみ)=大人700円、小人350円/入館料(常打芝居込み)=大人2500円、小人1250円/お弁当(6種類)=1000円~1200円(3日前までの予約)/(障がい者手帳持参で入館料640円(見学のみ)・2200円(常打芝居込み)、団体割引あり、要問合せ)
【鉱山のまち・小坂観光】小坂鉱山事務所
最盛期の栄華を今に伝える 世界に知られた小坂鉱山のシンボル
明治38(1905)年建築の小坂鉱山の旧事務所で、2001年に現在地に移築された。白漆喰が塗られた豪華なルネッサンス風の建物は当時の繁栄を伝え、国の重要文化財に指定されている。内部は鉱山の資料展示のほかショップ、レストランもある。
モダン衣装室
ドレスを着て記念写真を撮ろう
ズラリと並んだなかから、好きな衣装に着替えて撮影できる。時間内なら何着でもOK!衣装レンタル(30分)720円。
小坂鉱山事務所
- 住所
- 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館48-2
- 交通
- JR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂行きで20分、康楽館前前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 入館料=大人380円、小人200円/モダン衣装室衣装レンタル(30分・3日前までの予約制)=1500円/(障がい者手帳持参で入館料1割引)
【鉱山のまち・小坂観光】天使館
ルネサンス風の美しい建造物
昭和7(1932)年にカトリックの保育園として建築。記念撮影スポットとしても人気があり、ほかの建造物に負けない立体的なデザインがポイント。
天使館
- 住所
- 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館35-2
- 交通
- JR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂操車場行きで23分、鉱山事務所前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 無料
【鉱山のまち・小坂観光】レストラン青銅館
とんがり屋根が目印のレストラン
地元の食材を生かした季節の料理を、洋食を中心としたバラエティ豊かなメニューで提供。店内は大きな窓で雰囲気も明るく、観光にも利用しやすい。
レストラン青銅館
- 住所
- 秋田県鹿角郡小坂町小坂鉱山古館9-3
- 交通
- JR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂操車場行きで23分、鉱山事務所前下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~13:30(閉店14:00)
- 休業日
- 火曜(1月1~3日休、臨時休あり)
- 料金
- 黒鉱カレー=1000円/桃豚ロースカツセット=1300円/
小坂町アカシアまつり
国内最大級の群生を誇るシンボルとして、毎年開催される町民手作りのイベント。アカシアはちみつや地産地消グルメ販売の露店で賑わう。
アカシアまつり
- 住所
- 秋田県鹿角郡小坂町小坂中央公園
- 交通
- JR花輪線十和田南駅から秋北バス小坂行きで20分、小坂小学校前下車、徒歩3分
- 営業期間
- 6月中旬の土・日曜
- 営業時間
- 9:00~17:00、日曜は~16:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 要問合せ
【鉱山のまち・小坂観光】小坂鉄道レールパーク
駅構内がまるごとミュージアム
小坂鉱山を支えた鉱山鉄道が、鉄道ミュージアムとして復活。家族で楽しめるレールパークに行ってみよう!
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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