更新日: 2024年6月19日
土浦の城下町観光モデルプラン 歴史小径をぶらり歩こう
土浦の城下町観光モデルプランの決定版!
水をたたえたお堀がめぐらされた土浦城址、街なかに点在する見世蔵。
江戸時代の残り香が漂う土浦は、歴史散歩がおもしろい!
土浦で室町時代から連綿と続く歴史絵巻をたどろう
霞ヶ浦に面して広がる土浦市の基盤は、室町時代に築かれた土浦城に端を発する。城下町として栄え、水戸街道には土浦宿が、霞ヶ浦には水運の拠点が置かれた。そのため、交通・物流の要衝でもあった。今でも市内には、往時の風情を感じさせる古い蔵が残っており、土浦の歴史を訪ねるそぞろ歩きが楽しめる。
土浦観光の味方!ボランティアガイド
0029-824-2810(土浦市観光協会)
土浦の歴史スポットや見どころをガイドが案内してくれる。土・日曜は「まちかど蔵・大徳」に常駐している。
土浦で歴史を学ぶなら「郁文館正門」
第7代藩主土屋英直が創設した藩校「郁文館」の正門で、天保10(1839)年建造。長屋門形式の貴重な建造物。
土浦で歴史を学ぶなら「等覚寺」
国指定重要文化財の銅鐘は建永年間に寄進されたもの。のちに土浦城に移され、明治17(1884)年に返却された。
土浦で歴史を学ぶなら「東光寺」
心庵春伝が慶長12(1607)年に創建したと伝わる。市の指定有形文化財「瑠璃光殿」の十二支の透かし彫りが見もの。
土浦で歴史を学ぶなら「料亭 霞月楼」
明治22(1889)年創業の老舗で、かつて吉田茂元首相やリンドバーグ夫妻など多くの著名人が利用した。
料亭 霞月楼
- 住所
- 茨城県土浦市中央1丁目5-7
- 交通
- JR常磐線土浦駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)、17:00~21:00(L.O.、要予約)
- 休業日
- 火曜(年末年始休)
- 料金
- お昼の会席=6000円~/会席料理=8000円~/お昼のお弁当=4000円~/仕出しお弁当=2000円~/屋形船(15~32名)=6200円~(昼)・8300円~(夜)/
土浦の城下町観光モデルプランはこちら
JR土浦駅
↓ 徒歩7分
1.ほたて
↓ 徒歩すぐ
2.土浦まちかど蔵・大徳
↓ 徒歩すぐ
3.土浦まちかど蔵・野村
↓ 徒歩5分
4.亀城公園
↓ 徒歩すぐ
5.土浦市立博物館
↓ 徒歩15分
6.観光情報物産センター きらら館
<START>JR土浦駅
歴史散策はJR土浦駅西口からスタート。駅構内に観光案内所があるので情報収集も忘れずに。
明治創業の老舗天ぷら店「ほたて」
ごま油で香ばしく揚げた天ぷらが好評。ボリューム満点のてんぷら定食や天丼が人気メニューだ。アラ汁は創業当初から変わらぬ味。
ほたて
- 住所
- 茨城県土浦市中央1丁目2-13
- 交通
- JR常磐線土浦駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:30(閉店)、水曜は~14:00(閉店)
- 休業日
- 第2・4水曜(12月31日~翌1月3日休)
- 料金
- お刺身定食=870円/天丼=870円・1150円/上てんぷら=1480円/てんぷら定食=880円/
どっしりした屋根の見世蔵「土浦まちかど蔵・大徳」
観光協会の事務所が置かれ、観光情報の収集や土浦みやげの買い物ができる。レンタサイクルの貸し出し(9時〜17時30分)も行なっている。
土浦まちかど蔵・大徳
- 住所
- 茨城県土浦市中央1丁目3-16
- 交通
- JR常磐線土浦駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料=無料/レンタサイクル=500円/レンタサイクル保証金(返却時返金)=1000円/
江戸時代の商家「土浦まちかど蔵・野村」
併設の喫茶「蔵」では、カレーやピラフなどの軽食やスイーツを用意している。
土浦まちかど蔵・野村
- 住所
- 茨城県土浦市中央1丁目12-5
- 交通
- JR常磐線土浦駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00(閉館)、喫茶「蔵」は10:00~
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料=無料/土浦ツェッペリンカレー=800円/
往時をしのぶ櫓門「亀城公園」
土浦城址を整備した公園。花の名所としても有名で、春には桜が美しい。「続日本100名城」にも選ばれた。
歴史の地に建つ博物館「土浦市立博物館」
土浦の歴史や文化を紹介する施設。刀剣や茶道具などを展示する「大名土屋家の文化」コーナーが見もの。特別展や企画展なども行なう。
土浦市立博物館
- 住所
- 茨城県土浦市中央1丁目15-18
- 交通
- JR常磐線土浦駅から関東鉄道筑波大学中央行きバスで3分、亀城公園前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の翌日、祝日の翌日が土・日曜の場合は開館(12月28日~翌1月4日休、展示替え期間休)
- 料金
- 大人105円、小・中・高校生50円(入館料金で土浦城東櫓も見学可、土曜は小・中・高校生無料、20名以上の団体は大人75円、小・中・高校生30円、障がい者と同伴者1名入館無料)
おみやげ探しに便利「観光情報物産センター きらら館」
土浦の名産品を取りそろえたおみやげ処。市内の銘菓に加え、佃煮や漬け物、醤油など多彩な商品が並ぶ。観光協会オリジナルグッズもある。
観光情報物産センター きらら館
- 住所
- 茨城県土浦市大和町9-1
- 交通
- JR常磐線土浦駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~18:00
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 飯村牛の土浦ビーフカレー=865円/前島製菓の「九万五千石」=260円/柴沼醤油の「紫峰」=740円(1リットル)、325円(卓上)/中村屋の「れんこんサブレー」=700円(8枚入)/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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