

更新日: 2024年2月15日
【岐阜・関】名物グルメ!うなぎ&鮎のおすすめ店!
刀匠文化において貴重な栄養食として伝わるうなぎと、小瀬鵜飼の伝統を背景に季節の川魚として親しまれる鮎。どちらも関市の食文化を代表する食材であり、旅をより思い出深くしてくれるご当地グルメとして人気が高い。
関×うなぎ
鎌倉時代から現在まで、刀づくりが盛んな「刃物の町」として知られる関市。かつてこの地に住んでいた、刀匠や商売人たちのスタミナ源として重宝されてきた食材がうなぎだった。そのため関市には古くからうなぎを出す料理店が多く、伝統ある串打ち・割き・焼きの技法を現代まで受け継いでいる。
うなぎは「串打ち三年、割き五年、焼き一生」といわれるほど、職人の技法が味を左右する
角丸
受け継がれる炭焼きの技香ばしい皮の味わいに納得
1874(明治7)年創業の老舗うなぎ料理専門店。長年培ってきた伝統的な焼きの技術は5代目店主に受け継がれ、熟成を重ねてきた秘伝のタレと組み合わせることで絶品に仕上げられる。
【関うな丼】鰻丼 2250円
皮はカリカリ、身はふっくらと仕上げたうなぎは、焼きの技術により生まれる。秘伝のタレとの一体感が見事
落ち着いた和の空間が広がる店内
角丸
- 住所
- 岐阜県関市東門前町21
- 交通
- 長良川鉄道関口駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(閉店)、17:00~20:30(材料がなくなり次第閉店)
- 休業日
- 水曜(12月31日~翌1月2日休)
- 料金
- 鰻丼=2250円/
関×鮎
関市に伝わる伝統漁法「小瀬鵜飼」の歴史を背景に、清流長良川の恵みを受けた鮎はまさにこの地の食文化を象徴する食材。6月から8月のシーズンには市内で天然鮎の料理を振る舞う店が多く、鮎の新たな食べ方を提案する「関あゆ丼」「関あゆてっさ」などのご当地グルメも生まれている。
5月11日夜に開幕し、10月15日までの約5か月間行なわれる小瀬鵜飼
平成福楼
鮎やしいたけなどの地元素材を活かす
「道の駅平成」内にある食事処。地元でとれる食材を生かした料理が味わえる。「関あゆ丼」は甘辛い鮎とご飯が良く合う逸品。名産の原木栽培のしいたけを使った「しいたけカツ丼」も看板メニューだ。
【関あゆ丼】関鮎丼 900円
骨までやわらかくなるよう、じっくりと煮込んだ鮎が丸ごと二尾盛り付けられる。ふんわりした短冊状の卵焼きでまろやかな口当たりに
関のご当地グルメを数多く用意
日本料理だいえい
薄い刺身にして味わう季節限定の名物料理
天然ものの海鮮を吟味して取り寄せ、季節感を大切にした見た目にも楽しい料理に仕上げる。6月から9月の季節にのみ味わえる「関あゆてっさ」は、薄い身のモッチリ感が新しい味わいだ。
【関あゆてっさ】関あゆてっさ 1300円
生け締めで仕上げる関あゆてっさは、濃いうまみがぎゅっと詰まった至福の名物。パリパリ食感が楽しいあゆの揚げせんべいが付く
日本料理 だいえい
- 住所
- 岐阜県関市山王通2丁目2-20
- 交通
- 長良川鉄道関駅から岐阜バス岐阜行きで4分、福野下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~13:30(閉店14:00)、17:00~21:00(閉店21:30)
- 休業日
- 水曜
- 料金
- 関あゆてっさ(6~9月頃、前日までに要予約)=1300円/(個室利用はサービス料別)
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味どころ 中むらや
関市の新名物として広まりつつある「関からあげ」は、関の名物である「しいたけ」と「ひじき」の粉末を使用し真っ黒な見た目に仕上げている。名古屋コーチン専門店ではコーチンの鶏肉を使用するなど、店ごとにアレンジが光るのも特徴だ。
【関からあげ】黒からあげ 756円
名古屋コーチンの鶏肉を使用し、あえて醤油ベースのタレには長く漬け込まず鶏本来の味を感じられるよう仕上げている
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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