更新日: 2024年8月20日
関の刃物の魅力に迫る観光スポット5 刃物まつりやグッズで匠の技を体感しよう
関市の伝統産業である、刃物の魅力にふれられる5つのスポットを紹介。
関市は日本一の名刀の産地として栄え、歴史と伝統を現代に受け継ぐ地。
今や世界に誇る刃物の産地として知られ、関連施設のほか、豊かな自然も満喫できる場所です。
そんな関市の代表的観光スポットである、フェザーミュージアムは「刃物総合博物館」として生まれ変わった話題のスポットです。
また、刃物の大廉売市や古式日本刀鍛錬の公開、アウトドアナイフショーなどが見ものの関市刃物まつりの情報も。
世界に誇る刀づくりの技術を体感しよう。
目次
【関の刃物の魅力に迫る】刃物と関のつながりは?
鎌倉時代に刀匠たちが、刀づくりに欠かせない良質の土と水と炭を求めて関に移住。以後、関独自の鍛刀法の確立によってドイツのゾーリンゲンや英国のシェフィールドと並ぶ、世界有数の刃物の名産地となった。
【関の刃物の魅力に迫るスポット】フェザーミュージアム
「切る」をテーマに学ぶ世界初の刃物の総合博物館
2016年、カミソリと精密刃物を1万点以上展示する「刃物の総合博物館」にリニューアルオープン。「切る」の原則・原理を体感するコーナーのほか、カミソリの歴史や文化を紹介する展示エリアなど見どころ満載だ。
フェザーミュージアム
- 住所
- 岐阜県関市日ノ出町1丁目17
- 交通
- 長良川鉄道せきてらす前駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:00(最終入館)
- 休業日
- 火曜(夏期休、年末年始休、臨時休あり)
- 料金
- 無料
【関の刃物の魅力に迫るスポット】岐阜県刃物会館
関の刃物はここでゲット!
1階の直売所では包丁やナイフ、はさみなど2500点以上もの「関の刃物」がそろう。刃物研ぎ工房では、包丁の正しい研ぎ方が体験できる(無料、要予約)。
岐阜県刃物会館
- 住所
- 岐阜県関市平和通4丁目6
- 交通
- 長良川鉄道せきてらす前駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
- 休業日
- 無休(12月28日~翌1月1日休)
- 料金
- パン切りナイフ=5940円/ペティナイフ=5400円/三徳包丁=6480円/包丁の正しい研ぎ方体験(要予約)=無料/
【関の刃物の魅力に迫るスポット】関鍛冶伝承館
古くから伝わる匠の技にふれる
700年にもおよぶ関鍛冶の技を現代に伝える施設。刀剣の実物や、匠の技の映像、刀装具の資料などを展示している。また、現代作家のナイフの紹介もある。
関鍛冶伝承館
- 住所
- 岐阜県関市南春日町9-1
- 交通
- 長良川鉄道せきてらす前駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)
- 休業日
- 火曜、祝日の翌日、火曜が祝日の場合は営業(12月28日~翌1月1・2(午後)・3日休)
- 料金
- 大人300円、高校生200円、小・中学生100円(団体20名以上大人250円、高校生150円、小・中学生50円、障がい者手帳及び精神障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料)
関市刃物まつり
刀匠の技を間近に見学できる!
詳細は事前にHPをチェックしてから出かけよう。
まだある! 関の刃物スポット
ナイフ博物館
世界の貴重なナイフ約1500点を展示している。ギネスブックに掲載されている世界一大きなロックナイフも展示。
ナイフ博物館
- 住所
- 岐阜県関市平賀町7丁目3
- 交通
- 長良川鉄道関駅から岐阜バスせき東山行きで8分、終点下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉館)
- 休業日
- 土・日曜、祝日(盆時期休、年末年始休)
- 料金
- 無料
刃物屋三秀 関刃物ミュージアム
材質・鍛錬・切れ味にこだわる自社ブランド製品「関吉秀作」を直売。包丁のほか、ハサミなどさまざまな刃物を販売する。
刃物屋三秀 関刃物ミュージアム
- 住所
- 岐阜県関市小瀬950-1
- 交通
- 東海北陸自動車道関ICまたは東海環状自動車道道関広見ICから国道156号を小瀬方面へ車で5km
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00
- 休業日
- 無休(1月1~3日は臨時休あり)
- 料金
- 入場料=無料/居合い斬り見学(1か月前までに要予約、キャンセル・時間変更不可)=無料/日本刀鍛錬見学(1か月前までに要予約、キャンセル・時間変更不可、1回)=32400円/着物打掛体験(1か月前までに要予約、キャンセル・時間変更不可)=無料/ミニはさみ組み立て体験(1か月前までに要予約、キャンセル・時間変更不可)=540円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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