更新日: 2024年7月3日
島原の観光モデルプラン 城下町と湧水の町をのんびりおさんぽしよう!
雲仙岳の伏流水が湧き出る水の都、島原。
江戸末期に栄えた松平7万石の城下町でもあり、その面影が色濃く残る武家屋敷を眺めながら散策を楽しむことができます。
町の水路には錦鯉が泳ぎ、歴史を今に伝える島原城、心癒される湧水庭園など見どころがいっぱい!
散策途中の休憩では、湧水を使ったご当地スイーツの「かんざらし」をぜひ味わってみましょう。
目次
島原への行き方
<電車の場合>
博多駅
⇩ JR鹿児島本線・長崎本線・特急「かもめ」(1時間40分)
諫早駅
⇩ 島原鉄道(1時間10分)
島原駅
<バスの場合>
長崎空港
⇩ 島鉄バス(37分)
本諫早駅
⇩ 島原鉄道(51分〜1時間15分)
島原駅前
<車の場合>
九州自動車道 福岡IC
⇩ 九州自動車道・長崎自動車道(132㎞)
長崎自動車道 諫早IC
⇩ 国道57号(14㎞)
⇩ 国道251号(30㎞)
島原市街
島原観光モデルコース
START
島原鉄道 島原駅
⇩ 徒歩 10分
① 島原城
⇩ 徒歩 10分
② 武家屋敷
⇩ 徒歩 8分
③ 元祖 具雑煮 姫松屋本店
⇩ 徒歩 10分
④ 鯉の泳ぐまち
⇩ 徒歩 すぐ
⑤ 湧水庭園「四明荘」
⇩ 徒歩 10分
GOAL
島原鉄道 島原駅
<ポイント>
モデルコースで歩く島原城周辺や、商店やアーケード街がある万町と新町一帯には、水路や水呑場が点在しているため、時間に余裕をもってのんびり散策したい。
【島原×観光①】安土・桃山様式の壮麗な名城「島原城」
江戸初期に松倉重政が安土桃山様式の築城技術の粋を集め、約7年の歳月を費やして築いた。明治維新の際に解体され、現在の天守閣は昭和39(1964)年に当時の姿を復元したもの。内部はキリシタン関連の史料を集めた資料館。城内には、雲仙普賢岳噴火災害を紹介する「観光復興記念館」がある。
季節ごとの美景
島原城
- 住所
- 長崎県島原市城内1丁目1183-1
- 交通
- 島原鉄道島原駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:30(閉館)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入館料(天守閣・観光復興記念館・西望記念館共通券)=大人700円、小・中・高校生350円/甲冑貸出サービス=無料/
【島原×観光②】水のせせらぎを聞きながら歴史散策「武家屋敷」
城下町の面影が色濃く残る武家屋敷。山本邸、篠塚邸、鳥田邸は一般公開されていて、自由に見学することができる。往時の武士の暮らしぶりがうかがえる。
武家屋敷休憩所
武家屋敷通りの一角には休憩所があり、散策中にひと休みできるほか、湧水を飲むこともできる。
電話:0957-63-1111(島原市しまばら観光おもてなし課)
営業時間:9:00~17:00
休業日:無休
【島原×観光③】天草四郎ゆかりの郷土料理「元祖 具雑煮 姫松屋本店」
かつおだしに丸餅、白菜、ごぼうなど13種の具が入った島原名物の「具雑煮」が食べられる。具雑煮は、島原の乱で島原城に籠城した天草四郎が兵糧としてつくらせたことがはじまりといわれる。
元祖 具雑煮 姫松屋本店
- 住所
- 長崎県島原市城内1丁目1208-3
- 交通
- 島原鉄道島原駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:30(閉店19:00)
- 休業日
- 第2火曜、変更の場合あり(臨時休あり、1月1日休)
- 料金
- 具雑煮=1078円(単品、1人前)・1320円~(定食)/和牛定食=1760円/鍋焼うどん定食=880円/
【島原×観光④】水の都・島原を物語る通り「鯉の泳ぐまち」
中堀町商店街(アーケード)から2本東側に入った新町通りは「鯉の泳ぐまち」と呼ばれる観光名所。地域住民によって美しく保たれた水路に色鮮やかな錦鯉が悠々と泳ぐ。
【島原×観光⑤】清らかな水に心癒される休憩スポット「湧水庭園「四明荘」」
明治後期に建てられた木造の建物を休憩所として公開。1日に約3000トンの湧水が湧く池には錦鯉が泳ぐ。四方の眺望にすぐれていることから「四明荘」と呼ばれる。
九州・沖縄の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】まっぷるマガジン編集部
SNS
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。