更新日: 2024年7月21日
【滋賀・近江八幡】信長ゆかりの地「安土」をめぐる!
近江八幡市の北東にある安土は、かつて戦国武将・織田信長が天下統一への拠点としていた地。信長が築城した安土城の城跡をはじめ、貴重な資料館も充実している。
目次
織田信長 年譜
1534(天文3)年 尾張国(現在の愛知県)で誕生
1546(天文15)年 元服
1548(天文17)年 斉藤道三の娘である濃姫と結婚
1559(永禄2)年 尾張国を統一
1560(永禄3)年 桶狭間の戦いで今川義元に勝利
1570(元亀1)年 姉川の戦いで浅井、朝倉氏に勝利
1571(元亀2)年 比叡山延暦寺を焼き討ちにする
1573(天正1)年 朝倉氏に続き、小谷城の戦いにて浅井氏を滅ぼす 同年、室町幕府を滅ぼす
1575(天正3)年 長篠の戦いで武田軍に勝利
1576(天正4)年 安土城の築城開始
1579(天正7)年 安土城天主完成
1582(天正10)年 本能寺の変にて明智光秀の謀反に合い自害、享年49歳
1585(天正13)年 安土城廃城
【安土×信長関連スポット】1.安土城跡
技術を結集して築き上げた城信長の夢は国指定の特別史跡に
信長が天下統一の礎として約3年の月日をかけて完成させた安土城の跡。京都や北陸に近く、また琵琶湖の水運を利用できる安土が選ばれた。本能寺の変後に焼失したが、残る石垣や天主跡、本丸跡の礎石などから歴史の鼓動を感じることができる。
摠見寺の特別拝観
城跡内にある摠見寺では信長が愛した抹茶を飲むことができる。入山料700円、拝観料(お茶)500円。天気の良い土・日曜、祝日のみ公開。
安土城跡
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門17:00、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 入山料=大人700円、小人200円/本堂拝観料(土・日曜)=500円/
【安土×信長関連スポット】2.安土城天主信長の館
復元された豪華な天主とVR映像により信長を体感
安土城天主5、6階部分の原寸大復元模型を展示。狩野一門が描いた「金碧障壁画」や金箔約10万枚を使った外壁など、信長の美意識を形にした絢爛豪華な建物は圧巻だ。200インチの大画面でVR(ヴァーチャルリアリティ)ムービーも上映している。
安土城天主 信長の館
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町桑実寺800
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅から徒歩25分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休 ※施設の改修工事のため令和4年(2022年)8月1日~令和5年(2023年)3月31日(予定)の間、臨時休館をしています。)
- 料金
- 大人610円、高・大学生350円、小・中学生170円(安土城考古博物館との共通券あり、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
【安土×信長関連スポット】3.安土城郭資料館
20分の1サイズの安土城を観賞
世界初の木造高層建築といわれた名城を20分の1スケールで再現した模型や、安土城陶板壁画を展示。ココアパウダーで織田家の家紋を描いたカプチーノも飲める。
安土城郭資料館
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町小中700
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 大人200円、高・大学生150円、小・中学生100円(障がい者手帳持参で無料)
【安土×信長関連スポット】4.滋賀県立安土城考古博物館
安土城や歴史について学ぶ
安土城跡近くの歴史公園・近江風土記の丘に建つ。安土城跡出土品や信長の文書など貴重な資料を展示。瓢箪山古墳を中心に近江の歴史についても学ぶことができる。
滋賀県立安土城考古博物館
- 住所
- 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦6678
- 交通
- JR琵琶湖線安土駅からタクシーで5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休、点検期間休)
- 料金
- 大人500円、特別展・企画展は別料金(信長の館との共通券あり、県内在住の65歳以上と障がい者は証明書提示で無料)
【安土×信長関連スポット】5.あづち信長まつり
毎年6月の第一日曜に開催。安土城下を総勢200人以上の武者行列が練り歩くほか、特産品を販売するあづち楽市などでにぎわう。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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