

更新日: 2024年10月4日
鷹峯の紅葉おすすめスポット 常照寺・源光庵をご案内♪
琳派の祖・本阿弥光悦が芸術村を築いた地、京都・鷹峯。
常照寺、光悦寺、源光庵の3つの古刹でアート好きの心をくすぐる風流な紅葉が愛でられます。
常照寺と源光庵を効率よくめぐる、紅葉お散歩プランもご紹介。
鷹峯周辺エリアへのアクセス
●電車とバス
京都駅→地下鉄烏丸線(14分・260円)→北大路駅→市バス北1系統(18分・230円)→鷹峯源光庵前バス停
●バス
京都駅→市バス6系統(42分・230円)→鷹峯源光庵前バス停
金閣寺からは、金閣寺道バス停から市バス205で3分、千本北大路バス停で市バス6に乗り換え5分、鷹峯源光庵前バス停下車
鷹峯周辺おすすめモデルコース
歩く距離:約1㎞、所要時間:約1.5時間
【START】
鷹峯源光庵前バス停
↓ 徒歩1分
常照寺
↓ 徒歩2分
光悦寺
↓ 徒歩3分
鷹峯源光庵前バス停
【GOAL】
鷹峯周辺の紅葉おすすめスポット 常照寺
朱塗りの門と紅葉が彩る麗しの空間
元和2(1616)年に本阿弥光悦が土地を寄進し、日乾上人を招いて開創。かつては学僧の修行道場として栄えた。江戸初期に天下随一の太夫と讃えられた2代目吉野太夫が帰依、その名は吉野門や吉野窓などに残っている。
見学のツボ
広々とした境内の随所で紅葉を愛でることができる。寺のシンボルである吉野門をはじめ、遺芳庵、お墓など吉野太夫ゆかりのスポットも必見。
紅葉の見ごろ
11月中旬〜12月上旬
吉野門
天下の名妓と謳われた2代目吉野太夫が、厚い信仰心によって寄進した朱塗りの山門。赤い紅葉との調和が美しい
常照寺
- 住所
- 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町1
- 交通
- 地下鉄北大路駅から市バス北1系統玄琢行きで15分、鷹峯源光庵前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=大人300円、小人150円/特別拝観=大人400円、小人200円/(障がい者は半額)
鷹峯周辺の紅葉おすすめスポット 源光庵
仏教の真理にふれる紅葉のぞく2つの窓
貞和2(1346)年、大徳寺の徹翁義亨(てっとうぎきょう)が隠居所として創建。当時は臨済宗であったが、その後曹洞宗に改められた。「血天井」と呼ばれる本堂の天井は、関ヶ原の戦い直前に鳥居元忠らが伏見城にて自刃したときの床板で、供養のために張られたもの。本堂から庭と対峙する窓は円い窓と四角い窓とが並び、それぞれに仏の教えが込められている。
見学のツボ
「迷いの窓」を眺めた後、大宇宙を表現する円形の「悟りの窓」と向き合おう。
紅葉の見ごろ
11月中旬〜下旬
迷いの窓(右)
四角形は「人間の生涯」を象徴し、生老病死の四苦を表す
悟りの窓(左)
円い形は「禅と円通」の心を表し、大宇宙を表現
北山を借景とした本堂裏の枯山水庭園
参道の紅葉がいざなう
唐風の山門も絵になる
☆こちらの記事も要チェック
【京都おすすめ紅葉スポット】
例年の見頃時期やイベント、ライトアップなど情報満載
源光庵
- 住所
- 京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
- 交通
- 地下鉄北大路駅から市バス北1系統玄琢行きで15分、鷹峯源光庵前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
- 休業日
- 無休(春分・秋分の日、法要時は臨時休あり)
- 料金
- 見学料=400円、500円(紅葉シーズン)/(障がい者手帳持参で本人のみ拝観料が半額)
京都の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】らくたび
SNS
京都の旅行企画や京都日帰り旅行の実施・ご案内、京都の歴史や文化に関する講演、京都本の企画・制作・執筆に日々いそしむ京都の会社。
築90年ほどの国指定:登録有形文化財の京町家から、千年の都・京都のさまざまな魅力を発信しています。
京都現地ガイド歴30年、ご案内人数累計15万人!の代表を筆頭に、濃いぃメンバーが揃います。お寺や神社の歴史、ご利益ネタ、季節ごとの見どころネタならお任せあれ。