更新日: 2024年10月4日
清水寺周辺と周辺の紅葉おすすめ社寺7選 紅葉めぐりモデルコースもご紹介♪
年間500万人が訪れる清水寺と、周辺の紅葉おすすめ社寺を厳選してご紹介します。
高台寺や知恩院、青蓮院門跡をめぐるオススメのモデルコースもご案内。
京都屈指の紅葉名所をめぐってみましょう。
食事処やおみやげ店も多く、夜のライトアップスポットもあり、楽しみの尽きないエリアです。
こちらの記事では、2024年最新のライトアップ情報も掲載!
ぜひチェックして、幽玄な紅葉の景色を楽しんでくださいね。
目次
清水寺周辺エリアへのアクセス
【電車】
京都駅
⇩ JR奈良線2分・150円
東福寺駅
⇩ 京阪本線3分・170円(連絡切符割引の場合は290円)
清水五条駅
【バス】
京都駅
⇩ 市バス206系統15〜20分・230円
五条坂バス停
⇩ 清水寺へは、ひとつ手前の五条坂バス停からも歩ける
清水道バス停
清水寺周辺 紅葉散策のおすすめモデルコース
紅葉シーズンは交通渋滞することが多く、バスで向かうよりも京阪電車で清水五条駅まで行き、そこから歩くルートも考えられる。東山のふもとを北へと縦断しながら古刹を訪ね歩こう。清水寺への参道は、フォトジェニックな小路があり、古都情緒を満喫できる。
歩く距離 約3.7㎞
所要時間 約5時間
[START]京阪・清水五条駅
⇩ 徒歩25分
➀清水寺・地主神社
⇩ 徒歩16分
➁高台寺
⇩ 徒歩10分
➂円山公園
⇩ 徒歩7分
➃知恩院
⇩ 徒歩7分
➄青蓮院門跡
⇩ 徒歩5分
[GOAL]地下鉄・東山駅
京都駅へは、地下鉄烏丸御池駅で烏丸線に乗り換え。約15分、260円
清水寺周辺の紅葉おすすめスポット 清水寺(世界遺産)
紅葉の海に浮かぶ名舞台から京都を眺める
「清水の舞台」で知られる有名寺院。宝亀9(778)年、霊泉が湧き出るこの地に延鎮(えんちん)上人が観音像を刻み、のちに坂上田村麻呂の寄進を受けて寺を創建。現在の伽藍は、寛永10(1633)年、江戸幕府3代将軍徳川家光によって再建されたもの。
「清水の舞台」は本堂に祀る本尊、十一面千手観音に芸能を奉納するために造られた。4階建てのビルの高さに相当する舞台下にはカエデや桜からなる錦雲渓が広がり、紅葉シーズンの眺めは格別。
【2024秋情報】
紅葉の見ごろ 11月下旬〜12月上旬
混雑度★★★★★
[keyword]
#清水の舞台 #絶景 #延命長寿 #西国三十三所観音霊場
ライトアップ情報
期間:11月18日~30日
時間:17:30~21:00受付終了
料金:500円
昼夜入れ替えなし
【清水寺のここが見どころ】三重塔
紅の雲の上に凛々しくそびえる極彩色の塔
大日如来を祀る三重塔。鮮やかな総丹塗りの外観が紅葉と見事に調和している
【清水寺のここが見どころ】ライトアップ
観音様の慈悲を表す一筋の青い光
舞台や諸堂が夜の闇に浮かび上る。市街からも見える一筋の青い光は観音様の慈悲の心を表現
【清水寺のここが見どころ】音羽の瀧
清水寺開創の起源となった瀧
寺名の由来となった瀧で、3筋に分かれて流れる清水を柄杓に汲み、所願成就を祈願する
清水寺 音羽の滝
- 住所
- 京都府京都市東山区清水1丁目294清水寺内
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、清水道下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~18:00(夜間拝観期間は~17:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 清水寺拝観料=300円/
【清水寺ココにも立ち寄りたい】地主神社
恋の願いを叶えたい!
縁結びの神を祀る清水寺の鎮守社。目を閉じて片方からもう片方の石へたどり着ければ恋が叶うという「恋占いの石」が人気。
清水寺
- 住所
- 京都府京都市東山区清水1丁目294
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、五条坂下車徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~18:00(閉門、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=400円/夜間特別拝観=400円/胎内めぐり=100円/成就院庭園特別拝観=600円/金運守=500円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
清水寺周辺の紅葉おすすめスポット 高台寺
秀吉の正室ねねが眠る 「ねねの寺」が茜色に染まる
豊臣秀吉の菩提を弔うため、慶長11(1606)年に北政所ねねが開創した。夫妻を祀る霊屋の須弥壇(しゅみだん)と厨子には「高台寺蒔絵」と呼ばれる華麗な漆工芸の蒔絵が施されている。開山堂を中心とした池庭は小堀遠州作と伝えられる。幻想的な夜の紅葉景色が楽しめるライトアップにも注目したい。
【2024秋情報】
紅葉の見ごろ 11月下旬〜12月上旬
混雑度★★★★★
[keyword]
#ライトアップ #豊臣秀吉&ねね #高台寺蒔絵 #臥龍池
[秋の特別拝観]
期間 10/25(金)~12/15(日)
時間 9:00~21:30(ライト点灯17:00、閉門22:00)
料金 600円
【高台寺ここが見どころ】臥龍廊
龍に見立てた優美な曲線を描き、開山堂と霊屋をつなぐ階段状の回廊。沿うようにして紅葉が臥龍廊を彩る。通常、臥龍廊を通行することはできない
【高台寺ここが見どころ】臥龍池
東山の借景とともに紅く色づいていく庭園。開山堂の東側に広がる臥龍池では、水面に紅葉が反射し情感たっぷりな景色が見られる
高台寺
- 住所
- 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで20分、東山安井下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門17:30)、特別夜間拝観は17:00~21:30(閉門22:00)、特別夜間拝観は要HP確認
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=600円/圓徳院共通=900円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
清水寺周辺の紅葉おすすめスポット 圓徳院
ねねの心を慰めた桃山様式の美しい庭紅葉
ねねが、秀吉の没後に伏見城の化粧御殿と前庭を移築し、77歳で没するまでの19年間をここで過ごした。巨岩を配した北庭は桃山時代をしのばせる名庭。紅葉の時季にはより華麗な姿で見る者を魅了する。
【2024秋情報】
紅葉の見ごろ 11月中旬〜12月上旬
混雑度 ★★★★☆
[keyword]
#ねね #枯山水 #長谷川等伯
圓徳院
- 住所
- 京都府京都市東山区高台寺下河原町530
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで20分、東山安井下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉門17:30)
- 休業日
- 不定休(法務による臨時休あり)
- 料金
- 拝観料=大人500円/高台寺との共通拝観券=900円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
清水寺周辺の紅葉おすすめスポット 建仁寺
京都最古の禅寺の見事な紅葉に感嘆
済宗の開祖・栄西禅師が宋よりもたらしたという禅の教えを伝える古刹。四角く切り取った苔の庭に配された石とカエデ。不要なものは一切存在しないために紅葉の鮮やかさがひき立ち、禅寺の厳格な雰囲気を和らげている。12月31日まで元総理大臣細川護熙氏の襖絵を展示。
【2024秋情報】
紅葉の見ごろ 11月下旬〜12月上旬
混雑度★★★☆☆
[keyword]
#京都最古の禅寺 #風神雷神図屏風
【建仁寺ここが見どころ】潮音庭
三尊石を中心とした四方正面の本坊中庭
【建仁寺ここが見どころ】海北友松「雲龍図」
方丈の玄関に最も近い下間にある襖絵。その迫力に圧倒される
建仁寺
- 住所
- 京都府京都市東山区京都府京都市東山区大和大路通四条下ル小松町584
- 交通
- JR京都駅前からバスで約15分、清水道下車。清水道から徒歩約3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 4月19~20日休、6月4~5日休、その他法要による休止日有
- 料金
- 拝観料=大人600円/(障がい者手帳持参で本人のみ拝観料無料)
清水寺周辺の紅葉おすすめスポット 青蓮院門跡
高貴な赤が映える皇室ゆかりの名刹
比叡山延暦寺の住坊を起源とする天台宗の寺院。皇族や五摂家の子弟が歴代の門主を務め、御所が炎上した際には仮御所にもなり、粟田御所とも呼ばれた。親鸞聖人が得度した浄土真宗の聖地のひとつでもある。
【2024秋情報】
紅葉の見ごろ 11月下旬〜12月上旬
混雑度 ★★★★☆
秋の特別拝観
期間:11月の土・日曜、祝日(17日を除く)
料金:1200円(拝観料別途)
内容:抹茶、煎茶のお点前など
[keyword]
#門跡寺院 #国宝青不動
【青蓮院門跡のここが見どころ】相阿弥の庭
室町時代の画家・相阿弥の作庭と伝えられる。華頂殿の座敷に座って額縁庭園として眺めることも、庭に下りて紅葉のそばを歩くこともできる。
【青蓮院門跡のここが見どころ】好文亭
後桜町上皇が学問所として使っていた建物が明治以降に茶室として利用されるようになった。現在の建物は平成に再建されたもの。
青蓮院
- 住所
- 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
- 交通
- 地下鉄東山駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 見学料=500円/夜間特別拝観時=800円/茶室好文亭特別拝観(拝観料別途、お点前、抹茶、菓子付)=1000円/(30名以上の団体は大人450円、高校生350円、中学生300円、小学生200円、春秋夜間特別拝観時の30名以上の団体は大人700円、小・中・高校生300円、障がい者手帳持参で本人のみ団体料金)
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【筆者】らくたび
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