目次
ひみつの秋景色
京都 紅葉の極上もみじ 京都御苑
黄金色に輝く晩秋の大イチョウ
京都御所を中心とした東西700m、南北1300mの広大な公園。かつての公家の邸宅跡は小川が流れる森となり、街のオアシスとして親しまれています。晩秋の紅葉が楽しめる貴重なスポット。
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【避密なたび】安心は旅の基本。広大な森なら心置きな秋を満喫できます。
京都 紅葉の極上もみじ 下鴨神社
太古から糺の森に鎮座する社
古くより王城鎮護の神として崇敬される古社。参道の糺の森は、樹齢200年越の巨木が茂る原生林で例年、紅葉の時期が遅く市内のラストを飾ることで知られています。
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下鴨神社
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通
- JR京都駅から市バス205系統四条河原町北大路バスターミナル行きで30分、下鴨神社前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:30~17:00(閉門、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 大炊殿=500円、中学生以下無料/葵守=800円/媛守・彦守=1000円/宝物殿=500円/(15名以上の団体は大人450円)
京都 紅葉の極上もみじ びわ湖疏水船
大津~京都を船にゆられて
京都の近代化の象徴・琵琶湖疏水の船旅は、滋賀と京都を約1時間で結んでいます。案内をしてくれるガイドのトークが興味深くおもしろいと評判です。
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京都 紅葉の極上もみじ 白龍園
苔を敷き詰めた洛北の名庭
山中を紅葉狩りするような気分で、一面の苔を縫うように歩くと、随所で燃えるような紅葉に出会えます。春秋限定で公開。
ここが推し!
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白龍園
- 住所
- 京都府京都市左京区鞍馬二ノ瀬町
- 交通
- 叡山電鉄鞍馬線二ノ瀬駅から徒歩7分
- 営業期間
- 4月上旬~5月、10月中旬~11月
- 営業時間
- 10:00~12:00(閉園12:30)
- 休業日
- 期間中不定休、荒天時
- 料金
- 要問合せ
京都 紅葉の極上もみじ 毘沙門堂
門前から一面の紅葉ビュー、極上のあでやかさに酔う
紅葉のプロムナードと化す石段の先に、檜皮葺きの屋根が絵になる。晩秋には散りもみじが一面に敷き積もり、歩くのがもったいないほど。宸殿のだまし絵も見どころのひとつ。
ここが推し!
毘沙門堂のある山科は京都駅からひと駅。平安時代には小野小町が宮中引退後に暮らし、戦国時代には明智光秀が命を落とし、江戸時代には忠臣蔵の大石内蔵助が討ち入り前に隠棲。すべては、山科盆地での出来事です。この謎めいた地を訪ねてみませんか?
毘沙門堂
- 住所
- 京都府京都市山科区京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
- 交通
- JR山科駅下車、徒歩20分 / 京都市営地下鉄山科駅下車、徒歩20分 / 京阪電車京阪山科駅下車、徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00〜17:00(16:30受付終了) 、12/1〜2月末日は9:00〜16:30(16:00受付終了)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 境内拝観料=無料/宸殿(襖絵)・庭園拝観料=500円/(障がい者手帳持参で本人のみ拝観料半額)
京都 紅葉の極上もみじ 仁和寺
参道の紅葉を踏み分け王朝文化の薫りに包まれる
桜で知られるが紅葉も見事。イチョウ、イロハモミジ、カエデなどが山上から色づきます。開放感あふれる境内を歩いたり、御殿から望んだりと、華やかな紅葉をゆったりと観賞しましょう。
仁和寺
- 住所
- 京都府京都市右京区御室大内33
- 交通
- 嵐電北野線御室仁和寺駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12~翌2月は~16:00(閉門16:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 御所庭園=大人800円、高校生以下無料/霊宝館=大人500円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人500円、高校生以下無料 (【団体(15名以上)】 名勝庭園=大人720円、高校生以下無料/霊宝館=大人450円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人450円、高校生以下無料)(【団体(15名以上)】 名勝庭園=大人720円、高校生以下無料/霊宝館=大人450円、高校生以下無料/御室はなまつり特別入山料=大人450円、高校生以下無料)
京都 紅葉の極上もみじ 醍醐寺
壮大な堂塔伽藍と紅葉、これぞ秋の醍醐味なるかな
桜で知られるが紅葉も見事。イチョウ、イロハモミジ、カエデなどが山上から色づく。下醍醐にそびえる五重塔は京都府内最古の木造建造物でもあります。
紅葉見学ナビ
参道から紅葉に覆われ、観音堂のある池の周囲は、息をのむほどにあでやかな紅葉スポット
醍醐寺
- 住所
- 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
- 交通
- 地下鉄醍醐駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12月第1日曜の翌日~翌2月末は~16:00(閉門16:30)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観券(三宝院庭園・伽藍)=大人1000円、中・高校生700円/霊宝館庭園・仏像棟=無料/拝観券(三宝院庭園・伽藍・霊宝館庭園、春期)=大人1500円、中・高校生1000円/三宝院御殿特別拝観=大人・中・高校生500円/霊宝館春・秋期特別展=大人・中・高校生500円/上醍醐入山料=大人600円、中・高校生400円/(上醍醐入山料は拝観券の提示で大人500円、中・高校生300円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料(特別拝観を除く))
京都 紅葉の極上もみじ 祇王寺
鮮やかな紅葉に囲まれて静かにたたずむ草庵
平家物語の悲恋の尼寺。苔と散りもみじの組み合わせが儚げに見える苔庭で知られています。散紅葉の名所として有名ですが、青々とした葉が次第に色づき始める頃や、真っ赤に色づいた頃も見事な景色です。
祇王寺
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32
- 交通
- 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、12月31日は~15:00(最終入門)
- 休業日
- 無休(1月1日休)
- 料金
- 拝観料=大人300円、小・中・高校生100円/大覚寺・祇王寺共通拝観券=600円/(障がい者手帳持参で本人のみ拝観料無料、特定医療費(指定難病者)証明書持参で本人のみ拝観料無料)
京都 紅葉の極上もみじ 平安神宮
景色の移り変わりが楽しい神苑へ彩りを添える紅に心躍る
遷都1100年を記念して造営された平安神宮。1万坪の広さを誇る神苑には、四季折々の花が植えられ訪れる人を和ませる。紅葉の数は決して多くはないが、散策し、移り変わる景色の中にふと飛び込んでくる1本1本が目に鮮やか。
早朝さんぽの後はモーニングを
まずはお目当ての紅葉を目指し、朝食でエネルギーを注入。もちろん朝食の事前リサーチも怠りなく、充実の朝を楽しみたい
BEST TIME 8:30~9:30
人の少ない午前中がおすすめ。京都有数の広大な池を擁する神苑を散策し、池庭の雄大さを実感しましょう
攻略法
神苑ならではの変化に富んだ景色にさりげなく彩りを添える紅葉が、かえって新鮮。栖鳳池に架かる橋殿から紅葉を眺めよう
平安神宮
- 住所
- 京都府京都市左京区岡崎西天王町97
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで30分、岡崎公園美術館・平安神宮前下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~18:00(閉門)、11月1日~翌2月14日は~17:00(閉門)、2月15日~3月14日、10月は~17:30(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 神苑=600円/開運厄除け桃守=800円/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名神苑拝観料半額)
ひみつの秋景色 プチ美景4選
よく知っているつもりの社寺でも、まだまだ発見できます!こんな隠された表情はいかが?
総本山 御寺 泉涌寺
- 住所
- 京都府京都市東山区泉涌寺山内町27
- 交通
- JR京都駅から市バス208系統東福寺・九条車庫前行きで15分、泉涌寺道下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門)、12~翌2月は~16:00(閉門)
- 休業日
- 無休、宝物館「心照殿」は第4月曜
- 料金
- 見学料(宝物館を含む)=500円(御殿は別途300円)/美人祈願お守り=500円/楊貴妃観音お守り=500円/(障がい者手帳持参で2級以上の本人と介護者1名無料、御座所、庭園など特別拝観は300円)
銀閣寺(慈照寺)
- 住所
- 京都府京都市左京区銀閣寺町2
- 交通
- JR京都駅から市バス100系統銀閣寺行きで35分、銀閣寺前下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門17:20)、12~翌2月は9:00~16:30(閉門16:50)、特別拝観は10:00~15:30(閉門16:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 参拝料=大人500円、小・中学生300円、特別拝観は別途/(障がい者手帳持参で本人のみ参拝料100円)
詩仙堂(丈山寺)
- 住所
- 京都府京都市左京区一乗寺門口町27
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで45分、一乗寺下り松町下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:45(閉門17:00)
- 休業日
- 無休(5月23日休(丈山忌法要))
- 料金
- 大人500円、高校生400円、小・中学生200円(障がい者手帳持参で本人のみ200円)
京都紅葉旅のコツ①プラン編
紅葉の見ごろと混雑予想をチェック
青もみじから散りもみじまで見たいタイプによって、行く時期を決めましょう
紅葉の色づき&旬情報はココでゲット!
●京都新聞社 京都・滋賀の紅葉情報
http://www.kyoto-np.co.jp/kp/koto/momiji/
●京都観光オフィシャルサイト 京都観光Navi http://kanko.city.kyoto.lg.jp/feature/momijidayori.php
宿、新幹線、食事の予約は必須
紅葉シーズンは宿や人気料理店も予約が殺到するので、早め早めの予約を
宿…まずは宿を押さえて。宿泊日の1年前から予約を受け付けるところも
新幹線…予約は1か月前から。時間帯によっては指定席はすぐ埋まるので注意
食事…京料理店や絶対行きたい店には予約が鉄則
京都紅葉旅のコツ②アクセス編
電車を活用して効率よく移動
バスは混雑や渋滞もしばしば。なるべく電車を利用し、最寄り駅から歩くのがおすすめです
オトクな切符で交通費を節約
「地下鉄+バス一日券」など乗り放題切符を利用すれば、交通費を気にせず移動できます。都度、運賃を支払ったり切符を買う手間が省けるのもうれしいポイント
京都紅葉旅のコツ③撮影編
マナーを守って撮影を
堂内の仏像や文化財の撮影を禁じている寺院は多いが、安全のため撮影を禁止している寺院もあるので要注意。撮影する際はマナーを守ることも大切です
【安全のため撮影禁止のおもな寺院】
♦東福寺(通天橋と臥雲橋での撮影は禁止)
♦実相院(床もみじがある客殿での撮影は禁止。縁側から庭園の撮影は可)
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