更新日: 2024年5月13日
湯浅で醤油の街を観光しよう!保存地区の解説もチェック!
醸造蔵などが並ぶレトロな街並みが、歴史を感じさせてくれる湯浅の観光情報をお届け!
醤油発祥の地ともいわれる湯浅で、昔ながらの製法で造られる醤油を探しにも行こう。
また和歌山県唯一の伝統的建造物群保存地区である町並みもご紹介。
一度味わったらその味から離れられない!?湯浅の醤油、ぜひチェックしに行きましょう。
湯浅の醤油とは
醤油発祥の地ともいわれる湯浅。江戸時代には徳川御三家紀州藩の保護を受け、92軒もの醤油屋が軒を並べていたと伝えられる。今では醸造業者は数軒のみだが、1年以上かけてじっくり仕込まれる醤油は一味違うと、遠方からの買いに来る人もいるほど。
湯浅町湯浅重要伝統的建造物群保存地区
昔ながらの風景が残るエリア
醤油醸造などの商工業を中心に発展したまちの近世期の地割を残すとともに、重厚な歴史的景観を伝える町並の価値が評価され、和歌山では唯一の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。
湯浅で醤油の街を観光しよう「湯浅醤油」
100年以上現役で使われている直径2.3mの杉の大樽で醤油を醸造。ゆっくりと熟成させることで深い味わいを引き出している。醤油をはじめとするおみやげの販売はもちろん、工場見学も可能だ。
湯浅醤油(見学)
- 住所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1464九曜蔵
- 交通
- JRきのくに線湯浅駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉場17:00)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 見学=無料/生一本黒豆醤油=1080円(200ml)/具だくさん金山寺味噌=810円(270g)/醤油ソフトクリーム=400円/
湯浅で醤油の街を観光しよう「角長」
冬期のみの寒仕込みを守る
室町時代の溜りを再現した「濁り醤」、江戸時代の醤油を再現した「湯浅たまり」などを製造販売している。醤油資料館も見もの。
角長
- 住所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅7
- 交通
- JRきのくに線湯浅駅から徒歩12分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉店)、日曜は10:00~16:00(閉店)、民具館・資料館は12:00~13:00は休館
- 休業日
- 無休、民具館・資料館は不定休
- 料金
- 濁り醤(にごりびしお)=1980円(720ml)/湯浅たまり(四合徳利)=2500円/入館料(民具館・資料館、要予約)=無料/
湯浅で醤油の街を観光しよう「玉井醤本舗大三」
一子相伝で伝えられる伝統の味
湯浅で創業400年余を数える老舗。ご飯にも酒の肴にもぴったりの金山寺味噌を昔ながらの手法で造っている。
玉井醤本舗大三
- 住所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅531
- 交通
- JRきのくに線湯浅駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~20:00
- 休業日
- 木曜、祝日の場合は営業
- 料金
- 金山寺味噌=1540~5170円/
湯浅グルメ「しらす丼」も必食!
湯浅のもう一つの名物
水揚げ量県下一をほこる新鮮なシラスを使ったしらす丼を食べられる店が、湯浅には10店舗以上あり、それぞれに工夫を凝らした醤油ダレが美味。
湯浅でしらす丼ランチ!「かどや食堂」
オリジナルのタレが絶品!
1946年創業のお食事処。鮮度抜群のしらすを、生や釜揚げで楽しめるほか、定食メニューも豊富。湯浅醤油をベースに有田みかんのはちみつや紀州梅の梅干しを加えたオリジナルのタレがしらすに合う。
かどや食堂
- 住所
- 和歌山県有田郡湯浅町湯浅1109-1
- 交通
- JRきのくに線湯浅駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00、17:00~20:00(水・日曜は昼のみ)
- 休業日
- 月1日不定休
- 料金
- 生しらす丼=1100円/
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