更新日: 2024年5月14日
高野山の玄関口【九度山】真田幸村ゆかりの地さんぽ!
真田幸村が暮らした屋敷があり、数々の幸村伝説が残る九度山は、高野山参詣の玄関口としても有名。
さまざまな歴史を刻むノスタルジックな町を散策しよう。
九度山駅
町の玄関口の駅舎も六文銭と赤備えでお出迎え
2016年のNHK大河ドラマ「真田丸」放映を契機にリニューアル。駅舎やホームには六文銭をあしらった真っ赤な暖簾や幕がかかる。駅前トイレの壁もぜひチェックしてみて。
真田古墳
大阪城まで続いている!?真田の抜け穴
地元では「発掘の抜け穴」とよばれ、この穴から大阪城まで続いていて、幸村(信繁)はここから千畳に出向いたと伝えられていた。発掘調査の結果、古墳時代後期の古墳と判明。
真田庵(善名称院)
幸村が家族と暮らした屋敷跡で当時をしのぶ
真田家三代が住んでいた屋敷跡に建てられた高野山真言宗の寺で、本尊は延命子安地蔵菩薩。武家屋敷風の長屋門には、真田の家紋である六文銭が刻まれていて、昔をしのばせる。昌幸はこの地で亡くなっていて、境内には墓もある。
幸村伝説
真田信繁(幸村)が屋敷に落ちた雷をこの井戸に封じて、村人を救ったと伝わっている。
真田庵(善名称院)
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
- 交通
- 南海高野線九度山駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門)
- 休業日
- 無休(宝物資料館は年末年始休)
- 料金
- 入館料(宝物資料館)=200円(説明付きは300円、要予約)/
九度山・真田ミュージアム
真田家三代が九度山で過ごした十四年間を中心に紹介!!
真田昌幸、信繁(幸村)、大助の真田家三代の軌跡や九度山での様子をパネル展示やドラマ仕立ての映像で紹介。また、企画展も開催(詳細は問い合わせ)する。
九度山・真田ミュージアム
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1452-4
- 交通
- 南海高野線九度山駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 月・火曜、祝日の場合は振替休あり(12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入場料=大人(高校生以上)500円、小・中学生250円/
慈尊院
女人高野と呼ばれる弘法大師の母ゆかりの寺
弘法大師空海が、庶務を司る政所として建立。当時は今の場所より北にあり、天文9(1540)年の大洪水で流失してしまった。しかし、弥勒堂は事前に現在の地に移してあったので難を逃れ、重要文化財に指定されている。
丹生官省符神社 世界遺産
空海を高野山に導いた地主神を祀る空海創建の社
狩場明神に姿を変え、空海を高野山へ導いたとされる高野御子大神とその母神丹生都比売大神を主祭神とする。国からの不干渉と免税が認められた官省符荘(荘園)の総本社として栄えた。木造一間社春日造りの社殿3棟は国の重要文化財。
高野山町石道 世界遺産
弘法大師が高野山を開創した際に表参道とした道で、慈尊院から壇上伽藍まで、一町ごとに石の道標(卒塔婆形町石)が建てられている。
真田まつり
真田三代の武者行列が登場
真田家三代をしのぶ祭で、武者行列や鉄砲隊などの行進が最大の見どころ。甲冑をまとった真田昌幸、信繁(幸村)、大助を中心に、真田十勇士も登場。クライマックスは真田庵へのお参りや餅まきで盛り上がる。
紀州九度山 真田まつり
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町入郷5-5道の駅柿の郷くどやまほか
- 交通
- 南海高野線九度山駅から徒歩15分(道の駅 柿の郷くどやま)
- 営業期間
- 5月上旬
- 営業時間
- 10:00~16:00、2日目は~15:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 要問合せ
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