更新日: 2024年10月3日
長崎のご当地グルメ! 地元っ子おすすめの美味しい名物!
「じげもん」とは、長崎の言葉で「地元のもの」という意味。
全国的に有名な郷土料理から地元で超メジャーな名店の看板メニューまで、おいしいじげもんをラインアップ!
長崎市ならではのグルメを堪能しましょう。
目次
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】卓袱料理
長崎伝統の「和華蘭」料理
長崎で外交貿易が盛んだった17世紀頃、交流があった中国(華)やオランダ(蘭)など西洋の食文化に、日本(和)の食文化を融合させた郷土料理。朱塗りの円卓には国際色豊かな鉢盛り料理が並びます。
作法1:乾杯の前に「お鰭」
食事の開始は、おかっつぁま(女将)の「お鰭をどうぞ」の言葉が合図。この声がかかる前は、乾杯もできない。
作法2:取り皿は2枚
もとは家庭のもてなし料理から発展したため、家人に手間をかけないよう取り皿は2枚までが決まり。
作法3:お好きなままに
作法1、2以外は食べ方に決まりはなし。好きな料理を直箸で小皿に取って味わう。
【長崎の卓袱料理】料亭 一力
長崎の料亭のなかでも屈指の老舗で、かつて維新の志士たちも訪れたといわれる。手入れのゆき届いた庭を眺めながら味わえる卓袱料理をはじめ、昼夜とも食事はすべて予約制。ランチは代表的な卓袱のメニューを三段重に詰めた姫重しっぽく(5500円)がおすすめ。【寺町】
料亭 一力
- 住所
- 長崎県長崎市諏訪町8-20
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道3号系統蛍茶屋行きで4分、市役所下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(閉店)、17:00~19:00(L.O.、要予約)
- 休業日
- 不定休(8月14~15日休、12月31日~翌1月3日休)
- 料金
- ターフル料理=12960円~/姫重しっぽく=3240円/卓袱料理(要予約)=7776円~(昼)・12960円~(夜)/会席料理=12960円~/
【長崎市の卓袱料理】料亭 坂本屋
卓袱料理のメインディッシュともいえる東坡煮(豚の角煮)で有名な料理旅館。醤油使いの匠に与えられる「醤油名匠」に輝いた料理人が日夜手間を惜しまずにつくる東坡煮は、舌の上でとろけるようにやわらかく、味わい深い。卓袱料理は2人からの予約制で、昼は3960円から、夜は1万1000円から。【長崎駅周辺】
料亭 坂本屋
- 住所
- 長崎県長崎市金屋町2-13
- 交通
- JR長崎駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~13:00(最終入店)、17:30~19:30(最終入店、要予約)
- 休業日
- 無休(12月27日~翌1月1日休)
- 料金
- ミニ卓袱料理(昼のみ)=3740円~/本格卓袱料理=8800円~/東坡煮(真空パックに入った持ち帰り用、3個)=1425円~/
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】茶碗むし
器のサイズに特徴あり!
創業慶応2(1866)年の𠮷宗の看板料理。伝統の味は親、子、孫と食べ継がれ、今では長崎っ子のソウルフードともいえます。
【長崎の茶碗むし】𠮷宗 本店
創業当時からの製法と味を守る茶碗むしの特徴は、なにより器の大きさで、「長崎の山海の幸を全部入れたい」との初代の思いから丼で提供している。薄めのだしと卵に、しいたけ、穴子、たけのこなど9種類の具が合わさって「𠮷宗」の茶碗むしが完成する。【浜町】
吉宗 本店
- 住所
- 長崎県長崎市浜町8-9
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで11分、観光通り下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~20:00(閉店21:00)
- 休業日
- 火曜(12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 茶碗むし&蒸し寿司セット=1375円/茶碗蒸し定食=1980円/角煮定食=1705円/ミニしっぽく=3520円(小)・3960円(大)/角煮=990円/ばってら=1265円/茶碗蒸しと蒸しずしのセット(冷凍2人前)=2528円/
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】ひと口餃子
一口にうまみがギュッと凝縮
直径5㎝にも満たないひと口サイズの餃子は、長崎名物の一つです。焼き餃子や水餃子があります。
【長崎のひと口餃子】雲龍亭 本店
創業昭和30(1955)年のひと口餃子の専門店。あんには豚ひき肉、にら、にんにくのほかに、甘みのある玉ねぎが入っていて、特製の香辛料で味付け。スパイスを使うことで、玉ねぎの甘さがひき立ち、あとをひく。2つ、3つと口の中に放り入れ、キンキンに冷えたビールで流し込む…最高の瞬間だ。【思案橋】
【長崎のひと口餃子】餃子菜館 万徳
長崎新地中華街の北門近くに建つ。オーナーは北京出身で、調味料や材料の多くは現地から仕入れる。人気の水餃子のほか、担々麺やエビチリマヨネーズなどのメニューがある。【浜町】
餃子菜館 万徳
- 住所
- 長崎県長崎市銅座町2-2
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:15(閉店14:30)、17:30~21:30(閉店22:00)
- 休業日
- 日曜(ランタンフェスティバル期間中は無休、GWは営業)
- 料金
- 水餃子(6個)=430円/鍋貼(焼き餃子)=430円/小籠包=680円/ちゃんぽん=850円/担々麺=860円/エビチリ=900円/
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】名物おじや
ヘルシーでおいしい
釜炊きのごはんをお粥にして半日ねかせ、昆布とかつお節のだしでのばすおじや。溶き卵を加えてふんわりと仕上げます。
【長崎の名物おじや】しあんばし一二三亭
明治29(1896)年にすきやきの店として開業。現在は角煮や牛かんなどの郷土料理、水炊き、鴨鍋、牛かん鍋の3種類の鍋料理が味わえる。鍋料理は2人前からの受け付けで1人前3000円。ごまがたっぷり入ったおじやは、舌ざわりのなめらかさが絶妙。【思案橋】
しあんばし一二三亭
- 住所
- 長崎県長崎市本石灰町2-19
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで12分、思案橋下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(閉店)、18:00~23:00(土曜は夜のみ)
- 休業日
- 日曜、祝前日の場合は翌日休(長崎くんち、ランタンフェスティバル期間中は無休、GW・盆時期は営業、12月31日~翌1月6日休)
- 料金
- 鍋料理(2人前から)=3000円(1人前)/おじや=750円/おじや定食(昼)=950円/
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】焼小籠包
長崎の新名物として知名度急上昇!
厚めの生地であんを包み、香ばしく焼き上げた上海生まれの焼小籠包を、長崎流にアレンジ。
【長崎の焼小籠包】長崎焼小籠包 CHAI DELICA 長崎駅店
食べごたえのあるモッチリとした皮の中は、雲仙うまか豚「紅葉」で練り上げたあんと、秘伝のオリジナルコラーゲンのスープがたっぷり。地元のチョーコー醤油で味付けしていて、独特な風味、うまみ、ほのかな甘さが印象的。海老焼小籠包は塩味で、えびの味が楽しめる。【長崎駅】
【地元っ子おすすめの長崎グルメ】ご当地おやつもチェック!
【長崎のご当地おやつ】鯨専門店 くらさき
昭和のノスタルジーにひたれる
かつて捕鯨が盛んだった長崎では、くじら料理は郷土の味。「鯨専門店 くらさき」の鯨カツは、丹念にスジ取りをしていて、驚くほどやわらかい。味付けはしょうが醤油がベースの秘伝のタレ。【浜町】
鯨専門店 くらさき
- 住所
- 長崎県長崎市万屋町5-2
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで11分、観光通り下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:30(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- ながさき鯨カツ=432円/
【長崎のご当地おやつ】山ぐち
長崎発のファストフード
ハトシは、えびのすり身をパンに挟んで揚げたもの。惣菜・仕出し店「山ぐち」のハトシは、スタンダードなえびのほかに、長崎ランタンフェスティバル期間中はえびチーズとひき肉、えびしそが登場。調理前のハトシは全国発送ができる。【浜町】
山ぐち
- 住所
- 長崎県長崎市万才町10-12山口ビル 1階
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで9分、西浜町下車、徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:30(閉店)
- 休業日
- 日曜(8月15~17日休、1月1~6日休)
- 料金
- 長崎伝承ハトシ(1個)=320円/冷凍ハトシ(5個入)=1500円/
【長崎のご当地おやつ】梅月堂本店
ローカル洋菓子の元祖
シースクリームは、長崎の洋菓子店「梅月堂本店」が、昭和30年代に発売したシロップ漬けの黄桃とパイナップルがのった洋生菓子。今では長崎県内の多くの洋菓子店で販売している。【浜町】
梅月堂本店
- 住所
- 長崎県長崎市浜町7-3
- 交通
- JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで11分、観光通り下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~20:00(閉店)、2階喫茶フィーヌは10:30~19:30(閉店20:00)
- 休業日
- 無休
- 料金
- テイクアウト、シースクリーム=399円/南蛮おるごおる10本入=658円/ポンム=1663円/半熟カステラ=1188円/飲食、シースクリーム=407円/シースクリーム(ドリンク付き)=792円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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