更新日: 2024年5月29日
こんぴらさんにお参り!金刀比羅宮参拝ルートをご案内♪石階段途中の休憩スポットもチェック
「一生に一度はお参りしたい」と言われてきた、憧れの地、金刀比羅宮(こんぴらさん)。
四国随一のパワースポットとして知られますが、奥社の厳魂神社までの1368段の階段でも有名です。
こちらの記事では、階段のところどころに点在する社や休憩スポットをご紹介。
365段目の大門から、一段一段、願いを込めて上ってみよう。
目次
【香川・金刀比羅宮】大門 365段目
急勾配な石段を上った先にそびえる境内への入口。初代高松藩主の松平頼重が寄進した二層入母屋造り瓦葺きの見事な門構えに注目。
【香川・金刀比羅宮】五人百姓 365段目
大門をくぐってすぐの場所に、大きな日傘を立てる5軒の飴屋がある。古くから神事に従事した功労のあかしとして、境内で唯一商売を許されている。
五人百姓
- 住所
- 香川県仲多度郡琴平町金刀比羅宮参道
- 交通
- JR土讃線琴平駅から徒歩10分(石段上り口)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00頃~17:00(冬期は7:30~)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 加美代飴=500円(5枚入)、1000円、1500円/
【香川・金刀比羅宮】桜馬場西詰銅鳥居 431段目
黄色の看板が目をひく銅製の大鳥居。向かって左側には大きなクスノキがそびえる広場があり、奥には神馬(しんめ)を飼養する御厩(みうまや)がある。
【ココもチェック】
【香川・金刀比羅宮】社務所門 477段目
切妻造平入り銅葺きの立派な構えの門。くぐった先には表書院がある。かつて社務所が書院に付属していた名残からこのように呼ばれる。
【ココもチェック】
【香川・金刀比羅宮】御本宮 785段目
檜皮葺き、大社関棟造りの現在の社殿は、明治11(1878)年に改築されたもの。抖栱(とうきょう)にはすべて角材が使われ、一切弧をなしていないのが特徴。
お守りや御朱印を授かろう
金刀比羅宮 御本宮
- 住所
- 香川県仲多度郡琴平町892-1金刀比羅宮内
- 交通
- JR土讃線琴平駅から徒歩15分(石段上り口)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 黄色いお守り+ミニこんぴら狗セット=1500円/
【香川・金刀比羅宮】旭社 628段目
天保8(1837)年に竣工した、高さ18m、銅板葺の二層入母屋造りの社殿。随所に精巧な彫刻が施されており、重要文化財でもある。
シンボルカラーの黄色に注目
こんぴらさん参りでは、道中の各所で黄色のものを目にする。稲や麦の色を表しているのだとか。
【香川・金刀比羅宮】時間があれば御本宮のさらに上の神社へ
こんぴらさんマスターをめざすなら、御本宮の上にある二つの神社を訪ねたい。石段がさらに続くので、体調と時間をしっかり考えて上っていこう。
【香川・金刀比羅宮】白峰神社 923段目
モミジの大樹に囲まれた神社
朱塗流造り、檜皮葺。崇徳天皇をお祀りし、相殿には御母の待賢門院を祀る。御本宮から続く奥道を進んだ先にある。
【香川・金刀比羅宮】厳魂神社 1368段目
荘厳な出で立ちは圧巻
金刀比羅本教の教祖である厳魂彦命を祀る。元は威徳殿と呼ばれていたが、のちに厳魂神社と改称された。
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【筆者】エディターズ
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岡山と沖縄にオフィスを構える、キャリア約30年の編集プロダクションです。旅行情報やタウン情報を中心に約1万件を超える取材や執筆の実績があります。旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」や「ことりっぷ」で岡山・四国・沖縄エリアの編集を担当しています。
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