更新日: 2024年2月9日
門司港のおすすめ観光スポット5選 レトロな街でノスタルジックな洋館めぐりをしよう
赤煉瓦造りのモダンな洋館や大正・昭和期の木造建築が建ち並ぶ門司港。
ノスタルジックな風を感じながらの洋館めぐりは、この港町を旅する最大の楽しみです。
中でも観光におすすめの5つのスポットをご紹介します。
明治から大正にかけて建てられた洋館をめぐって、港町観光を楽しんでみましょう。
目次
【門司港おすすめ観光スポット】門司港駅から観光はスタート!
クラシカルな駅から旅をはじめよう
大正3(1914)年に建造され、昭和63(1988)年に鉄道駅としては初の国の重要文化財に指定された駅舎。ネオ・ルネッサンス様式の、壮麗で気品のあるたたずまいが目を引く。約6年半の保存修理工事を終え、2019年に創建当時の姿に復原された。カフェやレストランを併設する。人力車は1区間1.2㎞で1人4000円から、2人5000円から。営業は要確認/問い合わせ:093-332-4444(えびす屋 関門)
門司港駅の見どころ 創建時の面影
青銅製の手水鉢や屋根周りの細工など、創建時のものをそのまま、あるいは復原している。写真は、トイレにある「幸運の手水鉢」。
【門司港駅 1階】スターバックス コーヒー 門司港駅店
店内は創建当時の旧三等待合室を思わせる造り。インテリアは鉄道をモチーフにしたオリジナル。営業時間:8:00~21:00
【門司港駅 2階】マリーゴールド門司港迎賓館
関門の旬の魚介を使ったフレンチが味わえる。ランチはコースのみで4389円から。満席の場合があるので、事前予約がおすすめ。ディナーコースは2人からの完全予約制。
営業時間:11:30~13:30、17:00~19:00(ディナーは完全予約制)
定休日:火・水曜(ほか貸切時は利用不可)
【門司港おすすめ観光スポット】旧門司税関
シンメトリーな姿が美しい赤煉瓦館
昭和初期まで税関庁舎として使われていた明治45(1912)年築の洋館。現在の建物は焼失後に再建されたもの。1階は吹き抜けの天井で、休憩所と税関のPRコーナー、2階は展望室がある。
【旧門司税関1階】Fruit factory Mooon de Retro
旧門司税関1階にあるフルーツパーラー。季節のフルーツをふんだんに使ったパフェが大評判で、焼きバナナとチョコレートアイスクリームを合わせた焼きバナナパルフェ(880円)は門司港限定。
Fruit factory Mooon de Retro
- 住所
- 福岡県北九州市門司区東港町1-24旧門司税関 1階
- 交通
- JR鹿児島本線門司港駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~17:30(閉店18:00、時期により異なる)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 焼きバナナパルフェ=880円/ミックスパルフェ=1280円(レギュラー)・780円(ハーフ)/ドリンク=380円~/
【門司港おすすめ観光スポット】大連友好記念館
読書&中国料理を楽しむ
帝政ロシア時代に、中国の大連市に建てられたドイツ風建築の複製。1階は中国料理のレストラン、2・3階はおもに中国をはじめとする東アジアに関する図書などを収集した図書館になっている。
【門司港おすすめ観光スポット】旧門司三井倶楽部
アインシュタインが宿泊した社交場
三井物産がVIPを接待する社交クラブとして使っていた建物。1階はレストラン、2階は林扶美子資料室とアインシュタイン夫妻の宿泊を記念したメモリアルルームになっている。
【旧門司三井倶楽部 1階】和洋レストラン 三井倶楽部
高い天井、赤いじゅうたんに格調の高さがうかがえるレストラン。ふぐ料理のほか、海鮮焼きカレーなどの洋食も味わえる。営業時間:11:00~14:00、17:00~20:00
旧門司三井倶楽部
- 住所
- 福岡県北九州市門司区港町7-1
- 交通
- JR鹿児島本線門司港駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、レストランは11:00~15:00(閉店)、17:00~21:00(閉店)
- 休業日
- 無休(レストランは臨時休あり)
- 料金
- 入館料(1階)=無料/入館料(2階)=大人150円、小人70円/(北九州市・福岡市・下関在住の65歳以上と、北九州市の障がい者は証明書持参で入館無料)
【門司港おすすめ観光スポット】旧大阪商船
尖塔がそびえる優雅なたたずまい
幾何学的な八角形の塔と、煉瓦に見えるオレンジ色のタイルが印象的。1階は待合室として使われていたもので、往時、専用桟橋から直接乗船できたことから、多くの旅行客でにぎわっていた。
旧大阪商船の見どころ わたせせいぞうと海のギャラリー
1階は北九州出身のイラストレーターわたせせいぞう氏の作品を展示するギャラリー。オリジナルグッズの販売コーナーもある。
【旧大阪商船1階】カフェ・マチエール
旧大阪商船のレトロで優雅な雰囲気を楽しむことができるカフェ。スイーツ、ドリンク以外に、ランチ、アルコールのメニューもある。営業時間:12:00~17:30
【門司港おすすめ観光スポット】日本のレトロ建築
門司港レトロエリアから少し足をのばして路地裏に入ると、まるで昭和にタイムスリップしたような昔ながらの町並みが広がる。かつて官庁街だった清滝エリア周辺は、大正から昭和にかけて10軒以上の料亭が軒を連ねていたところで、現在も古びた料亭や旅館が残る。
【門司港観光×日本のレトロ建築】三宜楼
昭和6(1931)年に建てられたといわれる料亭。昭和30年ころに廃業したが、現在は、1階から3階までを無料で公開。細部にまで粋を尽くした意匠の数々に目を奪われる。
三宜楼
- 住所
- 福岡県北九州市門司区清滝3丁目6-8
- 交通
- JR鹿児島本線門司港駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)、1階飲食店は要確認
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 無料
門司港散策の見どころ おすすめBEST3
レトロ建築物だけが門司港観光の魅力ではありません。他にも港町らしい景色を堪能できるスポットがいっぱい!ぜひ足を運んでみましょう。
門司港散策の見どころ おすすめBEST3「ブルーウィングもじ」
旧門司税関のそばにある全長108mの青い橋は、1日6回跳ね上がる可動橋。歩行者専用のはね橋としては日本最大級。
門司港散策の見どころ おすすめBEST2「北九州銀行レトロライン 門司港レトロ観光列車「潮風号」」
九州鉄道記念館駅と関門海峡めかり駅間を走る観光列車。全長2.1㎞、最高時速15㎞は、日本最短かつ最鈍。所要は約10分。
料金:片道300円
門司港散策の見どころ おすすめBEST1「和布刈神社」
関門橋を見上げる海沿い、壇ノ浦の戦いの前に平家一門が勝利祈願に訪れたという霊験あらたかな神社。名は旧暦元旦に行われるわかめを刈り取る「和布刈神事」に由来。拝殿の前には、まるで海に向かって参道がのびるように鳥居がそびえる。夜は関門海峡、下関側の美しい夜景が眺められる。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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