目次
- 山の斜面に水鏡が並ぶ美景に感動「星峠の棚田」
- 霧の中に浮かぶ幽玄の美しさ「蒲生の棚田」
- 秋には黄金色に輝く稲穂が美しい「狐塚の棚田」
- 約50万本が一面を埋め尽くす「津南ひまわり広場」
- 現代雪まつり発祥の地・十日町ならではの祭り「十日町雪まつり」
- 国宝・火焔型土器のふるさと「十日町市博物館「TOPPAKU」」
- 季節ごとに楽しい体験実習を開催「農と縄文の体験実習館「なじょもん」」
- スラリとした立ち姿から美人の名が「美人林」
- ダイナミックな渓谷美を間近に見る「清津峡」
- 透明度が高く水量が豊富な湧き水「龍ヶ窪」
- 十日町ならではのおいしさを提供「IKOTE」
- 楽しい美術館にある心地よいカフェ「Hachi Café」
- 地粉100%、コシの強い手打ちそば「手打そば処とみざわ」
- 古民家を利用した農家レストラン「うぶすなの家」
- お母さん自慢の手料理に舌つづみ「千年の市 じろばた」
- そば&うどんと一緒に地元食材を「そばの郷 Abuzaka」
- モチモチ食感の餅は松之山名物「十一屋商店」
- 田んぼがキャンバスに!「棚田アート」
- ~越後妻有アートトリエンナーレ2024~大地の芸術祭
お母さん自慢の手料理に舌つづみ「千年の市 じろばた」
小さなテントで地元のお母さんたちが持ち寄った野菜を販売したのがスタート。郷土食のあんぶ(あんぼ)や十日町の特産品であるそばをいなりの中に詰めたそばいなりはオリジナル料理。
千年の市 じろばた 畑のレストラン
- 住所
- 新潟県十日町市水口沢76-20
- 交通
- JR飯山線十日町駅から北越後観光バス小千谷行きで15分、川西支所前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)
- 休業日
- 無休、1・2月は火曜(12月30日~翌1月4日休)
- 料金
- じろばたセット=1200円/
そば&うどんと一緒に地元食材を「そばの郷 Abuzaka」
十日町の豊かな食材を広めたいと始めた食事処。自家製へぎそばかうどんを選び、地元産の山菜と野菜の惣菜ビュッフェが付くシステム。バリスタ監修のそば入りのコーヒーも人気。
モチモチ食感の餅は松之山名物「十一屋商店」
地元の銘菓や銘酒を扱う蔵造りのみやげ物店。名物のしんこ餅や温泉コスメが人気。
おみやげと画廊喫茶の店 十一屋商店
- 住所
- 新潟県十日町市松之山湯本9-1
- 交通
- 北越急行ほくほく線まつだい駅から東頸バス松之山温泉行きで25分、終点下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:30
- 休業日
- 不定休(GW・盆時期・年末年始は営業)
- 料金
- しんこ餅=900円(10個入)/
田んぼがキャンバスに!「棚田アート」
色の異なる稲を植えて作られる田んぼアート。十日町市松之山地区でも2015年から毎年行われており、特徴的な地形を生かした棚田アートとして親しまれている。「おにぎり」がテーマ。毎年変わるキュートなアートに、デザイン段階から携わる都会と地元の人々の交流イベントも話題になっている。
HP:http://tanbo.co.jp (おひつ膳 田んぼ)
~越後妻有アートトリエンナーレ2024~大地の芸術祭
【WHAT’S大地の芸術祭?】
①国際的なアートイベント
十日町市と津南町に広がる越後妻有を舞台に、3年に一度開かれる芸術祭。里山とアートの融合がテーマ。
②開催時期は夏~秋
2024年の会期は7月13日~11月10日。田畑や自然が最も色鮮やかになる、真夏から初秋にかけて開かれる。今年は新作を含む約300の作品が展示。
③開催場所は越後妻有の6エリア
県南部に位置する十日町市と津南町の全域が会場。全域を6エリアにわけ、主要施設や田畑、空き家や廃校などに作品を展示。エリアが広大なため、各主要施設を中心に周辺アートを巡るのが効率的。
④開催期間外でも楽しめる?
期間外でも約200の常設展示が見られる。冬季は公開されない作品もあるのでHPで要チェック。
※PHOTO BY ANZAÏ, HATORI Hiroshi, ISHIZUKA Gentaro, KIOKU Keizo, NAKAMURA Osamu, T.KURATANI, YANAGI Ayumi
【おもな見どころ】清津峡 渓谷トンネル
柱状節理の岩と清津川の峡谷美を間近に見られるよう設けられた、全長750mの徒歩専用トンネル。不思議な写真が撮れる4つの見晴らし所など、全体がアート作品となっている。
清津峡渓谷トンネル
- 住所
- 新潟県十日町市小出
- 交通
- JR上越新幹線越後湯沢駅から南越後観光バス森宮野原行きで30分、清津峡入口下車、徒歩20分
- 営業期間
- 3月下旬~翌1月中旬
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉館17:30)
- 休業日
- 期間中無休
- 料金
- 大人600円、小人300円(20名以上の団体は大人550円、小人250円、障がい者手帳持参で無料)
【おもな見どころ】越後妻有里山現代美術館[キナーレ]
水盤の周りに回廊がめぐらされた、モダンな建築デザインが特徴の芸術祭の情報発信拠点。2021年の開催にあわせて大幅にリニューアル。
越後妻有交流館 キナーレ
- 住所
- 新潟県十日町市本町六の1丁目71-2
- 交通
- JR飯山線十日町駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 施設により異なる
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は営業、8・12月は無休、施設により異なる(GWは営業)
- 料金
- 入館料(日帰り湯「明石の湯」)=大人600円/美術館=大人800円/
【おもな見どころ】まつだい「農舞台」
雪国の農耕文化を紹介するアート作品を中心に、越後まつだい里山食堂を併設する拠点施設の一つ。周囲の田畑や森林がフィールドミュージアムになっているのもユニーク。
まつだい「農舞台」
- 住所
- 新潟県十日町市松代3743-1
- 交通
- 北越急行ほくほく線まつだい駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~18:00、会期中は時間変更の可能性あり
- 休業日
- 火・水曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 入館料(フィールドミュージアム内施設)=大人1000円、小・中学生500円/能舞台+資料館=大人600円、小・中学生300円/松代城=大人500円、小・中学生200円/里山食堂のビュッフェ(土・日曜、祝日)=大人1700円、小人1000円/
【おもな見どころ】鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
廃校になった小学校を絵本作家・田島征三氏が“空間絵本”として再生。敷地に足を踏み入れた瞬間から、おとぎの世界が広がっている。
鉢&田島征三 絵本と木の実の美術館
- 住所
- 新潟県十日町市真田甲2310-1
- 交通
- JR飯山線十日町駅からタクシーで20分
- 営業期間
- 4月中旬~11月中旬
- 営業時間
- 10:00~16:30(閉館17:00)、10・11月は~15:30(閉館16:00)
- 休業日
- 期間中水・木曜
- 料金
- 800円(障がい者手帳持参で本人半額、同伴者1名無料)
【おもな見どころ】桔梗原うるおい公園
河岸段丘が望める展望スポット。「窓から見える風景は“私の風景”となる」をテーマに、自然風景を切り取る窓枠が置かれている。
電話:025-763-2511(十日町市中里支所地域振興課)
開園:4月〜11月上旬、見学自由
所在地:十日町市桔梗原キ1463ー1
交通:JR越後田沢駅から車で5分
駐車場:20台
【おもな見どころ】夢の家
夢の準備をしたら、スーツに身を包んで就寝。見た夢を翌日に「夢の本」に書くという不思議な体験ができる。
夢の家
- 住所
- 新潟県十日町市松之山湯本643
- 交通
- 北越急行ほくほく線まつだい駅から東頸バス松之山温泉行きで25分、終点下車、徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- イン17:00、アウト9:00
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 素泊まり=大人6300円、小人3150円、小学生未満無料/見学料=500円/
【おもな見どころ】光の館
谷崎潤一郎の随筆『陰翳礼讃』に着想を得た、建物がアート作品になった宿泊施設。光が織り成す不思議な仕掛けが各所で見られる。
越後妻有 大地の芸術祭の里
- 住所
- 新潟県十日町市十日町市、津南町内各所
- 交通
- JR飯山線十日町駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年(施設により異なる)
- 営業時間
- 施設により異なる
- 休業日
- 施設により異なる
- 料金
- 施設により異なる
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【筆者】ブラックフィッシュ
SNS
国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。
さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です!