更新日: 2024年11月14日
出羽三山【羽黒山】山岳信仰の聖地でパワーチャージ!
開山以来1400年もの歴史を誇る御山・出羽三山。
その中心的な存在である羽黒山は、五重塔や杉の巨木が並ぶ参道など見どころがいっぱい。
荘厳な雰囲気にふれながら神秘の山のパワーを体感!
目次
山岳信仰の聖地「羽黒山」とは
羽黒山、月山、湯殿山からなる「出羽三山」は、古くから山岳信仰が伝わる神秘の山。参拝客はもちろん、トレッキングを楽しむ人々で賑わう。
羽黒山登拝前に立ち寄ろう「いでは文化記念館」
出羽三山の歴史と文化遺産の数々を展示する。映像シアターでは出羽三山の四季の風景や祭りの様子なども紹介。
いでは文化記念館
- 住所
- 山形県鶴岡市羽黒町手向院主南72
- 交通
- JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通羽黒山頂行きバスで38分、記念館下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30、12~翌3月は9:30~16:00
- 休業日
- 火曜、7・8月は無休(GWは営業、12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 大人400円、高・大学生300円、小・中学生200円(団体15名以上の場合は50円引、障がい者手帳持参で半額)
こんな体験もできる!「山伏修行体験」
羽黒山では一般参加者向けの山伏修行体験塾を開催。白装束に身を包んでの修行で心を清めよう。詳細は、羽黒町観光協会へ。
羽黒山登拝へGO!
羽黒山登拝ルート「随神門」
門をくぐれば2446段の石段の始まり!
出羽三山神域への玄関口。神域は月山を越え湯殿山まで広がっている。門をくぐると羽黒山山頂へ続く2446段もの石段が始まる。もとは仁王門として元禄年間(1688〜1704年)に寄進されたもの。
羽黒山登拝ルート「羽黒山五重塔」
ミシュラン三つ星の杉並木にたたずむ木塔
老杉に囲まれて建つ、高さ29.9mの重厚な木造の塔。平安中期に平将門によって創建されたと伝えられる。現在の建物は室町時代中期に再建されたもので、東北最古の塔ともいわれている。
【注目!】夜間にライトアップ
6月下旬〜10月上旬の土・日曜、祝日、お盆期間、6月~8月は18:00~20:30、9月・10月は17:30~20:00の間、羽黒山五重塔がライトアップ。問い合わせは羽黒山五重塔ライトアップ実行委員会まで(0235-62-4727)
※2024年は羽黒山国宝五重塔の杮葺き屋根改修工事のため、五重塔ライトアップは休止。【国宝羽黒山五重塔プロジェクションマッピング】を開催予定。
羽黒山登拝ルート「一の坂 杉並木」
樹齢350年以上の杉が立ち並ぶ荘厳な参道
きつい上りとなる参道沿いには約400本もの杉の巨木が立ち並び、神域ならではのおごそかな雰囲気に包まれている。国の天然記念物に指定され、ミシュランでも三ツ星を獲得。
【注目!】見つけたら願いが叶う!?
石段には江戸初期、羽黒山の中興の祖・天宥別当が石工に掘らせたと伝わる、とっくりや蓮の花などが見られる。33か所見つけると願いが叶うといわれている。
羽黒山登拝ルート「羽黒山 三神合祭殿」(山頂)
2mの厚さの茅葺き屋根は国内最大級!
月山、羽黒山、湯殿山の三柱の神を祀る重要な社殿。文政元(1818)年に再建されたもので、高さ28m、厚さ約2.1mの日本最大級の大きさを誇る豪壮な茅葺き屋根が特徴。
2246段ある石段の中間にある「二の坂茶屋」
ここでひとやすみ
日本海や庄内平野を望む表参道沿いの茶屋で、2446段ある石段の中間に位置する。名物は毎日杵と臼でつくもっちりとした食感の力餅。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】シュープレス
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