更新日: 2024年2月12日
【福島】大内宿を観光♪ 500mも続く圧巻の古民家ストリートをおさんぽ!
山に囲まれた広い通りの両側に茅葺き屋根の家が建ち並ぶ大内宿。
宿場町の雰囲気が今も残る大内宿では江戸時代にタイムスリップした気分で、グルメやおみやげ探しを楽しみましょう。
【福島】大内宿について知ろう
会津と日光を結ぶ会津西街道の宿場として、江戸時代には会津藩主の参勤交代や旅人でにぎわった。現在は南北約500m、東西約200mが保存地区として指定され、約30軒の茅葺きの民家が並び、食事処や売店を営んでいる。
【福島・大内宿】なぜこの風景が残っているの?
昭和42(1967)年、会津茅職人の調査に訪れた東京の美大生が保存の必要性を村に強く訴え、同56(1981)年に重要伝統的建造物群の指定を受けた。以後、住民たちの手により伝統的な建物が大切に保たれている。
【福島・大内宿】アクセス
公共交通機関で行くなら会津鉄道で湯野上温泉駅まで行きタクシーを利用。車の場合は、宿場内は車両通行禁止なので、入口の駐車場を利用する。
湯野上温泉駅からは「猿游号」が便利
湯野上温泉駅発のレトロな循環バス「猿游号」。運行期間は4~11月の毎日、12~3月の土・日曜および12月31日~1月3日。料金は1日フリー券1000円(小人500円)。西若松駅や会津田島駅方面から使える会津鉄道との共通乗車割引券もあり。
0242-75-2321(広田タクシー)
渋滞に注意!
ゴールデンウィークやお盆シーズンは、国道121号から大内宿まで向かう山道が渋滞し、たどり着けないことも。磐越道新鶴スマートIC(ETC専用)から県道72号、県道131号(大内宿こぶしライン)を使うほうがスムーズ。
【福島・大内宿】ベストシーズンはいつ?
ベストシーズンは4~11月。雪が降り積もる12~3月は休みの店もあるが雪景色も美しいのでおすすめ。
大内宿
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 店舗により異なる
- 営業時間
- 店舗により異なる
- 休業日
- 店舗により異なる
- 料金
- 店舗により異なる
【福島・大内宿】夏・冬の二大祭りに行こう
【福島・大内宿×夏の祭り】大内宿半夏祭り
7月2日
毎年7月2日、半夏生の日に行なわれる高倉神社の祭礼。氏子たちが烏帽子をかぶり、白装束に身を包み、古い街並みをおごそかに練り歩く。
大内宿半夏祭り
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内大内宿周辺
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分(高倉神社)
- 営業期間
- 7月2日
- 営業時間
- 大内宿半夏祭り11:00~14:00
- 休業日
- 情報なし
- 料金
- 無料
【福島・大内宿×冬の祭り】大内宿雪まつり
2月第2土・日曜
ハイライトは初日夕方からの御神火戴火。高倉神社から御神火をいただいた下帯姿の男たちが集落を駆け巡り、かがりに火をともす。花火も上がる。
【福島・大内宿×観光】おすすめ立ち寄りスポットはここ
【福島・大内宿×観光】大内宿の歴史と文化を伝える展示館「大内宿町並み展示館」
会津藩主初代・保科正之をはじめ、歴代藩主が参勤交代時に利用していた本陣を復元。藩主が休憩した上段の間や檜風呂なども再現されている。
大内宿町並み展示館
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本8
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館)
- 休業日
- 無休(12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 大人250円、小人150円(30名以上の団体は大人200円、小人100円、障がい者手帳持参で無料)
【福島・大内宿×観光】郷土色豊かなちりめん小物「本家 叶屋」
約100種類の色鮮やかでかわいらしいちりめん素材の小物たちが店頭に並ぶ。ひとつひとつ手づくりしているちりめん小物は、おみやげにも喜ばれそう。
本家 叶屋
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本48
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 3~12月
- 営業時間
- 8:30~16:30
- 休業日
- 期間中不定休
- 料金
- 起き上がり小法師=550円(1個)/赤べこ=550円(1個)/野菜の飾りお手玉=620円(1個)/
【福島・大内宿×観光】古代米のメニューが楽しめる「本家 玉屋」
手打ちの祝言そば1000円のほか、会津産古代米(黒米)を使った餅500円やカレー700円が好評。店頭で5~10分間、じっくりと焼く手づくりの黒米入りきんつば100円もおすすめ。
本家 玉屋
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本3
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~15:30(閉店16:00)、12~翌2月は~15:00(閉店15:30)※そばが無くなり次第終了
- 休業日
- 不定休(年末年始休、8月14日休)
- 料金
- 祝言そば=1100円/会津産古代米(黒米)を使った餅=550円/カレー=770円/きんつば=100円/
【福島・大内宿×観光】アイスもなかでひと息「若松屋」
築350年の古民家の和カフェ。土間を生かした店内は気軽にくつろげる。アイスもなかは注文後、パリパリの最中の皮に濃厚なアイスと粒あんを詰めてくれる。
若松屋
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本23
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00
- 休業日
- 不定休、12~翌3月は土・日曜、祝日の場合は営業
- 料金
- アイスもなか抹茶=420円/ドリップコーヒー=420円/
【福島・大内宿×観光】以仁王伝説に触れる「高倉神社」
平清盛との戦いに敗れた高倉宮以仁王(後白河天皇第3皇子)と、王の愛馬である名馬、連銭葦毛を祀った神社。境内には樹齢800年の大杉もある。
【福島・大内宿×観光】米とじゅうねん味噌の相性は抜群!「大内宿 みなとや」
手打ちそば店の名物は「しんごろう」。地元産の米を半つきにして握り、竹串に刺して自家製のじゅうねん味噌を塗って炭火で焼いたもの。ご飯のつぶつぶ感も楽しめる。
<じゅうねん味噌ってなに?>
エゴマの実に味噌、醤油、砂糖、みりんなどを混ぜて作る南会津地方の甘味噌。エゴマは栄養価が高く、十年長生きするという言い伝えから「じゅうねん」と呼ばれている。
大内宿 みなとや
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本34
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉店17:00、12月下旬~翌3月上旬は要予約)
- 休業日
- 不定休(GW・盆時期は営業)
- 料金
- 会津地鶏うどん=970円/会津地鶏そば=970円/ざるそば=860円/天ざるそば=1300円/名物しんごろう(1本)=200円/栃もち(1皿2個)=540円/
【福島・大内宿×観光】揚げたての天ぷらまんじゅう「南仙院 本家」
下郷町で作った茶まんじゅうに、自家栽培のそば粉100%の衣をつけた天ぷらまんじゅうが評判。カリッと揚がった衣とあんの甘さが絶妙。そばの風味も楽しめる。
南仙院 本家
- 住所
- 福島県南会津郡下郷町大内山本31
- 交通
- 会津鉄道会津線湯野上温泉駅からタクシーで15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30
- 休業日
- 不定休
- 料金
- 天ぷらまんじゅう=150円(1個)/ソフトクリーム=400円/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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