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福島【会津若松】縁起物土産! 思いを込めた手作り工芸品!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年8月17日

福島【会津若松】縁起物土産! 思いを込めた手作り工芸品!

会津には日々のご利益を願うための縁起のいい伝統工芸品が多い。職人の手作り工芸品はもちろん、絵付け体験もすれば、思い出も幸運も一緒に持ち帰れそう。

【福島・会津若松】<Check!>1月10日開催「十日市」

400年以上の歴史がある会津地方最大の初市。会津若松市の神明通りや大町通りを中心に約400店の出店が立ち並ぶ。縁起物の起き上がり小法師や風車はこの市で販売され、多くの人が1年の幸せを願って買い求める。

0242-37-2789 (十日市実行委員会)

【福島・会津若松×縁起物土産】会津三縁起を手作りで作り続ける唯一の工房「山田民芸工房」

会津三縁起のみを100年以上作り続ける山田民芸工房は、5代目の山田賢治さんを中心に家族で制作している。手作りはこの工房だけになった。十日市の日は店頭でも販売。

【福島・会津若松×縁起物土産】会津三縁起を手作りで作り続ける唯一の工房「山田民芸工房」

会津の手作り民芸品が並ぶ

絵付け体験に挑戦!
9:00〜15:00(体験は4月〜10月中旬、3日前までに要予約)、所要約30分〜1時間 3800円

起き上がり小法師[会津三縁起]

会津の民芸品の中でもっとも古く、約400年前から作られている縁起物。領主の蒲生氏郷が藩士に作らせて正月に販売させたのが始まりといわれる。家族の人数より1つ多く購入し、子孫繁栄や無病息災などを願って、一年間神棚に飾るのが習わし。

起き上がり小法師[会津三縁起]

起き上がり小法師 1個120円
ひとつずつ手書きのため、表情が違うのも選ぶ楽しみのひとつ

小法師はどうやって作る?

木型です!
2つ合わせた木型に和紙を張って乾燥させ、型を抜き取る。張り子に合わせて粘土でおもりを作り、取り付ける。胡粉とニカワを調合して塗ると白くなり、そこに黒と赤の塗料を塗って顔を書けば完成。

小法師はどうやって作る?

初音[会津三縁起]

大みそかから元旦にかけて、元旦参りの時に吹きながら歩く竹笛が初音。福を招くといわれ、春よ早く来いという気持ちも込められている。穴を押さえて息を吹き込み、指を少し離すと高い音が出る。

初音[会津三縁起]

初音 400円
現在は山田民芸工房でしか作っていない貴重な竹笛

風車[会津三縁起]

起き上がり小法師と同様に、もっとも古くから作られている縁起物。風車の中心には黒豆がついているが、まめに体が動くように、真っ黒に元気に働けるようにとの願いが込められている。風車の色は自然を表す。

風車[会津三縁起]

風車 700円〜
風車には福や宝船など金色のめでたい文字や形も貼られている

山田民芸工房

住所
福島県会津若松市七日町12-35
交通
JR磐越西線会津若松駅から徒歩12分
営業期間
通年
営業時間
8:00~18:00
休業日
不定休(GW・盆時期は営業)
料金
起き上がり小法師=120円(1個)/絵付け体験(4~10月中旬、3日前までに要予約)=800円/

【福島・会津若松×縁起物土産】のんびりとした表情の癒やし系の縁起物「手作り体験ひろば・番匠」

会津を代表する張り子の郷土玩具、赤べこの製造・販売元。赤べこのほか、だるまや会津若松のキャラクター「あかべぇ」の絵付け体験や、職人の作業風景の見学が楽しめる。

絵付け体験に挑戦!
9:00〜16:00(10名以上は要予約)、所要30〜40分 3860円

赤べこ

大同2(807)年頃の圓蔵寺建立の際、どこからともなく現れた赤い牛が難工事を助けたという伝説が残る。その後、会津領主の蒲生氏郷が伝説をもとに人形を作らせ、厄除けのお守りとして今に伝承されている。

赤べこ

赤べこ 540円〜
体の赤は魔除けの色。昔から子どもが生まれたら送る習慣があった

赤べこ

千両赤べこ 540円〜
千両箱を背負った赤べこは商売繁盛、運気上昇のご利益あり

手作り体験ひろば・番匠

住所
福島県会津若松市和田1丁目6-3
交通
JR磐越西線会津若松駅からまちなか周遊バス「あかべぇ」で7分、和田下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00、絵付け体験は~16:00
休業日
無休
料金
赤べこ=700円~/絵付け体験(赤べこ・所要30~40分)=1100円/(絵付け体験は、10名以上は要予約)

【福島・会津若松×縁起物土産】絵ろうそくの伝統美を絵付け体験で実感!「小澤ろうそく店」

手描き模様の伝統の技法を今に伝える、江戸時代から続く老舗。繊細で雅な絵ろうそくは火をつけるのが惜しいほど。絵付け体験で世界にひとつの絵ろうそくが手に入る。

絵付け体験に挑戦!
10:00〜15:00(4名以下は要問い合わせ)、所要約1時間3900円

絵ろうそく

漆樹の樹液は漆塗料、漆の実はろうとなるため、絵ろうそくは漆器と共に会津の名産品となった。蒲生氏郷の時代に産業として発展し、江戸時代には全国にその名を知られた。

絵ろうそく

絵ろうそく 1本810円〜
絵の図柄はボタンや梅などの四季の花々をモチーフに描かれる

絵ろうそく

浮美花 1個685円
水に浮かせて使う球体の絵ろうそく。灯をともせば幻想的な光景に

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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