

更新日: 2025年1月6日
成田山新勝寺 参道歩きで成田名物のグルメ&お土産店をめぐろう!
成田山新勝寺と、JR成田駅・京成成田駅とを結ぶ参道には、甘味処やおみやげ店がたくさん並んでいます。
参詣後に立ち寄る際に、おすすめの店を集めてみました。
成田空港が近い立地ゆえに、外国人観光客も多く集まる参道。
甘味や蕎麦の老舗のほか、香ばしい匂いが漂う団子や煎餅の店も気になりますね。
江戸時代から愛されるうなぎの名店とともに、事前にチェックしてからお出かけしましょう。
目次
成田山新勝寺の参道マップ&参道歩き立ち寄りにおすすめの店
成田駅と成田山新勝寺は歩いて約10分の距離。駅からまっすぐ伸びる参道沿いには魅力的なお店がいっぱい!
ここで観光情報を収集しよう!成田観光館
成田山表参道の途中にある観光情報施設。成田周辺の観光情報の発信基地だ。成田山詣での今昔話の紹介や、成田祇園祭で引き廻される山車の展示コーナーなどがある。(9:00〜最終入館16:30/月曜休(祝日の場合は翌日休)
成田国際空港が近く、外国人観光客も多い
歯ざわりのよい鉄砲漬「川村佐平治商店」
手作りの鉄砲漬をはじめとする数多くの漬け物を販売。商品は裏の工場でも作られている。
素材にもこだわり、契約農家が栽培した千葉県産の瓜を使う
鉄砲不動漬
成田山のお不動さまにあやかって「鉄砲不動漬」と命名
江戸中期に創業した老舗
川村佐平治商店
- 住所
- 千葉県成田市仲町381
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩12分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00
- 休業日
- 不定休、3・4・6~8・10月は第3月曜、祝日の場合は翌日休(GW・盆時期・年末年始は営業)
- 料金
- 鉄砲不動漬=540円~/奈良漬=432円~/金山寺みそ=324円~/
職人手作りの逸品がそろう「竹・木・籐製品藤倉商店」
店内に所狭しと置かれた竹や木、籐などを使った実用雑貨は、千葉、茨城を中心に全国各地の職人が作ったもの。使い勝手のよいオリジナル商品も多数ある。
買い出しかご(中)
レトロでおしゃれ
ダブル歯受皿セット
竹製大根おろしは、ヒット商品のひとつ
篠竹弁当箱(中)
通気性が良く、ご飯がおいしく保てる
藤倉商店
- 住所
- 千葉県成田市幸町488
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:00
- 休業日
- 水曜、祝日の場合は営業、1・5・9月は無休(GW・盆時期は営業)
- 料金
- 篠竹弁当箱=4320円(中)/買い出しかご=8640円(中)/ダブル歯受皿セット=2970円/竹製大根おろし=860円~/ざる=430円~/
変わらない煎餅のおいしさ「林田のおせんべい」
大正元(1912)年創業。厳選した米を使い、伝統の製法で生地から作る煎餅が人気。味や硬さなどが異なる煎餅は常時30種類を用意。好みの一品を探してみよう。
串せん
食べ歩きが楽しい人気の煎餅。醤油味のひび焼とみたらし味の福耳柿餅がある
林田のおせんべい
- 住所
- 千葉県成田市幸町490
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休、1・5・9月は無休(12月31日休)
- 料金
- 串せん=100円(しょうゆ味、1本)、150円(みたらし味・不定期販売のねぎみそ味、1本)/煎餅=360~1850円(1袋)/
黄色いそばが自慢の老舗「蕎麦處 ふじや」
評判の黄色い卵切りそば900円は、厳選された卵黄を使って打たれたもの。コシとなめらかなのどごしが特徴だ。
卵切りそば
前日までに5人前以上での予約が必要
蕎麦處 ふじや
- 住所
- 千葉県成田市幸町495
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩9分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~16:50(閉店17:00)
- 休業日
- 金曜、1月は無休(年末休)
- 料金
- 卵切りそば(1人前、前日までに要予約)=850円/
昔ながらの手作り団子「後藤だんご屋」
弘化2(1845)年創業。毎朝その日の分だけつく餅を使った焼き団子とあん団子が名物。夏は多彩にアレンジされたふわふわのかき氷や、天草100%のところてんがおすすめ。
焼き団子
外側は香ばしく中はとろけるような食感
ところてん
手作りの黒みつがたっぷりかかった人気メニュー
後藤だんご屋
- 住所
- 千葉県成田市上町499
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:30~15:30(閉店16:00)、土・日曜、祝日は~16:30(閉店17:00)
- 休業日
- 不定休(12月31日休)
- 料金
- 焼き団子=480円/酢醤油ところてん=490円/黒みつのところてん=550円/あんだんご(3個)=480円/
甘い和菓子に癒される「なごみの米屋總本店」
明治32(1899)年創業。成田山表参道で栗羊羹を作り、今日まで伝統の技を守り受け継いでいる。素材にこだわった和菓子は羊羹や最中など豊富な種類がそろう。
ぴーなっつ最中 (8個詰め)
千葉県特産の落花生がモチーフ。中には落花生の甘煮が入ったあんを使用
極上羊羹栗羊羹
粒栗がごろっと入った店の看板商品
なごみの米屋 總本店
- 住所
- 千葉県成田市上町500
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~18:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- ぴーなっつ最中=1300円(8個詰)/極上羊羹栗=1800円(1本)/栗むし羊羹=1200円(1本)/
【成田山新勝寺の参道】江戸時代からのおもてなしうなぎ料理
江戸時代から参詣客に愛されてきた成田名物。参道に並ぶ多くの老舗旅館や料理店で味わえる。土用の丑の日に合わせてうなぎ祭りも開催。
成田のうなぎって?
初代市川團十郎による歌舞伎『成田山分身不動』の上演をきっかけに元禄年間、一大ブームとなった成田詣で。門前町では客をもてなすため、利根川産や印旛沼産のうなぎを使った料理が発展していった。
職人技による絶品うな重「川豊 本店」
明治43(1910)年創業のうなぎ専門店。割きたて、蒸したて、焼きたてをモットーに秘伝のタレを使って焼くうなぎは、ふわっととろけるような食感と香ばしさが記憶に残る。
上うな重3900円。熟練の技と創業以来注ぎ足して使う秘伝のタレがこの店の味を生み出している
上木造3階建ての日本家屋。店頭では職人が調理する姿が見られる
川豊本店
- 住所
- 千葉県成田市仲町386
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩11分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(L.O.)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 上うな重=3900円/うな重=2900円/鯉の洗い=940円/きも吸=200円/
幻のうなぎを使う江戸時代創業の老舗「駿河屋」
成田山総門脇に建ち、旅籠として寛政年間からの歴史をもつ老舗。熟練の職人たちが活うなぎをその日に使うぶんだけ裂き、蒸し、焼くため、いつも新鮮で口の中でとろけるようなうなぎを食べさせてくれる。
備長炭で中はふっくら、外は香ばしく焼き上げる。下総醤油と三河の白九重味醂を使う秘伝のタレも絶品
歴史を感じさせる建物
江戸時代から続く老舗「菊屋」
安心・安全な食材に、昔ながらの調理方法を用いた日本料理でおもてなし。厳選した国産うなぎの味がぎっしりと詰まり格別だ。著名人にもファンが多い。
代々継ぎ足して使っているタレが、うなぎ本来の味を引き立てる。国産鰻重4950円(おすまし、香の物付き)
江戸中期に一膳飯屋として創業。現店主は12代目
菊屋
- 住所
- 千葉県成田市仲町385
- 交通
- JR成田線成田駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~20:00(閉店21:00)、閉店時間変更の可能性あり、17時以降の来店は要問合せ
- 休業日
- 無休
- 料金
- うな重(おすまし付)=3900円/おまかせコース=5500円~/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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