
更新日: 2025年1月16日
太宰府天満宮 参拝方法を完全攻略 学問の神様に合格祈願しよう!
太宰府天満宮は、平安時代に学者、政治家、詩人と多方面で活躍した菅原道真を祀る神社。
学問の神様として全国的に有名で、厄除けや家内安全祈願にもご利益があります。
とくに受験シーズンになると、多くの受験生が合格祈願に訪れることで知られています。
境内には道真ゆかりの飛梅のほかに、6000本の梅、大樟、花菖蒲などが植栽されていて、四季を通して美しい景観が楽しめるので、お詣り以外にも楽しめるスポットが盛りだくさん。
さあ、万葉の香り漂う太宰府天満宮へ!
目次
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太宰府とはこんなところ&太宰府への行き方をチェックしよう
7世紀後半に地方政庁「大宰府」が置かれ、九州全体の統括、外交、軍事、文化の中心地として栄えた地で、福岡を代表する観光地。万葉の香り漂う史跡が点在している。
太宰府観光の問い合わせ
●太宰府市観光案内所 092-925-1880
●太宰府館 092-918-8700
太宰府への行き方
電車 西鉄福岡(天神)駅→西鉄天神大牟田線特急 14分→西鉄二日市駅→西鉄太宰府線 5分→太宰府駅
車 太宰府IC→国道3号・県道35号 約6km→太宰府駅
太宰府天満宮の参拝コースをご紹介
太宰府駅から続く参道を歩いて、鳥居や案内所を通過すると太鼓橋が出迎えます。過去、現在、未来を表す橋を渡ることで心身が清められると言われています。手水舎を経て、ご利益を授かれると言われる御神牛を撫でる際は、ぜひ頭を撫でて、賢くなるように願いましょう。表と裏で形が違う楼門をくぐるとご本殿が見えます。ご本殿両隣には道真ゆかりの飛梅があります。この後に続く詳しい参拝方法を参考に、ぜひお詣りしてくださいね。
太宰府天満宮の参拝コース1 「過去・現在・未来」を表す太鼓橋を渡る
本殿へは心字池に架かる色鮮やかな太鼓橋を渡って向かう。「過去、現在、未来」を表すといわれる三連のこの橋を渡ると心身が清められるとされる。
太宰府天満宮の参拝コース2 一枚岩の手水鉢で身を清める
手水鉢は、霊峰宝満山から切り出した一枚岩で造られたもの。鉢の底に刻まれた亀の彫り物は、除災延齢を意味する。ここで手と口を洗い清めて本殿へ。
手水舎の手前にある「麒麟像」(きりんぞう)と「鷽像」(うそぞう)は、大河ドラマのタイトルにもなった聖獣「麒麟」と幸運を招く天神さまの守り鳥「鷽」の像となっている。
太宰府天満宮の参拝コース3 朱塗りの楼門をくぐる
朱塗りの堅牢な楼門は、御本殿に向かうときは二重屋根、戻るときは一重屋根と、裏と表で形が異なるひじょうにめずらしい造り。
太宰府天満宮の参拝コース4 御本殿に向かって二拝二拍手、祈願、一拝
「拝」とは、一般的に90度にお辞儀をする「礼」のこと。二拝二拍手のあとに胸の前で両手を合わせ、日ごろの感謝の気持ちやお願いごとを祈ろう。
学問の神様 菅原道真について知ろう!
平安時代前期、学者の家に生まれ、5歳で和歌を詠み、11歳で漢詩をつくったという神童で、弓の腕前も確かな文武両道。その実力が認められ、右大臣に任じられるも、異例の出世に嫉妬した藤原時平の陰謀により大宰府に左遷され、2年後に死去。のちに道真の無実が証明され、学問の神様、至誠の神様として、尊崇を集めるようになった。
道真を慕った飛梅
京を追われた道真を慕い、一夜にして大宰府まで飛んできたという飛梅。境内にある6000本の梅の木の中で、毎年真っ先に花を咲かせる。旅行、交通安全にご利益がある
幸せを運ぶ鳥ウソをモチーフにした「幸せおまもり」は1000円
梅の種が入った健康・長寿の「梅守り」は1500円
太宰府天満宮の参拝コース5 運だめしにみくじを授かろう
参拝後は、運だめしにみくじを引こう。太宰府天満宮のみくじは、新春は社紋の梅にちなんでピンク色、初夏は花菖蒲の紫色など、季節ごとに色が変わる
カラフルみくじ
太宰府天満宮
- 住所
- 福岡県太宰府市宰府4丁目7-1
- 交通
- 西鉄太宰府線太宰府駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~19:30(閉門、時期により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 見学料(宝物殿)=大人500円、高・大学生200円、小・中学生100円/
太宰府天満宮のここに注目しよう
太宰府天満宮詣で知っておきたい、ご神紋や最強のパワースポットと言われる天開稲荷社をチェックしましょう。
梅モチーフの御神紋
屋根部や柱などいたるところに道真が愛した梅の花の意匠がほどこされている。建物の細部までよ~く見てみて。
本殿の屋根部の中央に注目
灯籠やその吊り部にも梅の彫り物が
祭壇の壁には大小の梅モチーフが
最強のパワースポット「天開稲荷社」にお詣り
御本殿裏手にある天開稲荷社は、知る人ぞ知る「最強」と評判のパワースポット。参拝方法が変わっていて、干支の鈴と大鈴を鳴らしたあと
二礼二拍手一礼する。
干支の文字が刻まれた鈴がズラリと並ぶ
太宰府天満宮の御本殿から階段を上って10分ほど
御神牛をなでてご利益を授かろう
本殿の手前、手水舎の隣にある像は手でなでた部分の病気が治るといわれる、ありがた~い御神牛。賢くなるといわれる頭部分は、ひときわツヤツヤ。
道真は丑年生まれ、その遺骨をこの地に運んできたのも牛だった
境内の現代アートを探そう
境内では「太宰府天満宮アートプログラム」を開催していて、著名アーティストが手がけたモダンアートが点在。アート散策も楽しみの一つ。
❶歴史について考える
(2013年 サイモン・フジワラ作)
木の下で白いデッキチェアを発見! じつはスチール製のオブジェ。絡みついた千歳紅葉の木が成長するとどうなる?
❷すべてがわかったVI
(2011年 ライアン・ガンダー作)
ロダンの彫刻「考える人」からインスピレーションを得た作品。岩の座面が凹んでいる
考え過ぎたら岩が凹んだ!
太宰府天満宮の梅をモチーフにしたグッズをお土産にしましょう
2月中旬から3月上旬にかけて開花する梅の花は太宰府天満宮のシンボルでもあります。雑貨店とコラボしたお土産は自分用にも贈り用にもオススメです。
境内入り口にある太宰府天満宮案内所では、中川政七商店とコラボしたオリジナルのグッズを販売。太宰府天満宮の御神紋の梅の花をあしらったテキスタイルを使った和雑貨も。図柄は干支にちなんで毎年変わります。
ギャザーポーチ
小銭入れ
巾着
太宰府天満宮の参拝が終わったら、参道でお土産探しとグルメを楽しもう!
太宰府駅から太宰府天満宮へと続く約400mの参道には、お土産の店や、名物の梅ヶ枝餅を焼く茶店など80軒を超える店が軒を連ねます。思い思いの店に立ち寄って、太宰府観光を楽しみましょう。
太宰府天満宮周辺の立ち寄りスポット 光明禅寺
秋の紅葉、春の新緑は必見
菅原家ゆかりの鉄牛円心和尚が鎌倉時代に創建。枯山水の庭園と石庭があり、通称「苔寺」と呼ばれる。秋の紅葉、春の新緑の美しさは絵画を見るよう。
時間が経つのを忘れそうなほど美しい秋の紅葉
光明禅寺
- 住所
- 福岡県太宰府市宰府2丁目16-1
- 交通
- 西鉄太宰府線太宰府駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉門)
- 休業日
- 不定休(法要等による臨時休あり)
- 料金
- 拝観料=200円/
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