更新日: 2024年2月22日
呉【大和ミュージアム】戦艦大和は呉で生まれた!
戦艦「大和」の建造地である呉には、大和の数奇な歴史と圧倒的な迫力を感じられるミュージアムがある。ロマンあふれる世界をのぞいてみよう!
大和ミュージアム
ゼロ戦、人間魚雷などの実物展示や大画面シアターなどで、呉の歴史や造船技術を伝えるミュージアム。呉で建造された戦艦「大和」を10分の1スケールで再現した展示がシンボルで、間近にみるとその迫力に圧倒される。より深く知るなら、10時と14時の一日2回行なわれるボランティア解説ツアー(無料)に参加するのもおすすめ。
【Topics】
2016年5月に海底に沈む戦艦「大和」を調査。資料や映像をもとに、最新の分析動画を公開している。
大和ミュージアム
- 住所
- 広島県呉市宝町5-20
- 交通
- JR呉線呉駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:30(閉館18:00)
- 休業日
- 火曜、祝日の場合は翌日休(4月29日~5月5日・7月21日~8月・12月29日~翌1月3日は開館)
- 料金
- 常設展=大人500円、高校生300円、小・中学生200円、企画展は別料金/(障がい者手帳持参で本人と介護者1名常設展無料)
大和ひろば
戦艦「大和」の細部に迫る!
3階まで吹き抜けになったフロア中央には、10分の1スケールの戦艦「大和」が!全長26.3m、幅3.9mで精巧に再現されており、船首や船尾、スクリューなど、普段は見られない部分もさまざまな角度から間近に見学できる。また3階の廊下からは全体を見渡すことができる。【1階】
だからスゴイ! 戦艦「大和」
昭和16(1941)年、呉海軍工廠で当時の最先端技術を集結させ極秘裏に建造された世界最大の戦艦。昭和20(1945)年、米軍の攻撃で沈没し、現在も鹿児島県沖に沈んでいる。
【ここに注目!】10分の1戦艦「大和」
極秘裏に建造された戦艦「大和」。残された資料も少なく設計図や潜水調査の映像、乗務員の証言をもとに再現された。
呉の歴史
軍港の町から造船の町にいたる歴史を紹介
東洋一の軍港として繁栄した背景や、造船の町として現在にいたるまでの呉の歴史を紹介。戦艦「大和」の資料や、乗務員たちの遺品、証言ビデオなども展示する。【1階】
大型資料展示室
数少ないゼロ戦の実物を展示する
「ゼロ戦」で知られる戦闘機や人間魚雷、さまざまな大きさの砲弾などの実物資料を展示している。展示には説明文も添えられており、初心者にもわかりやすい。【1階】
【ここに注目!】ゼロ戦
旧日本海軍の主力艦上戦闘機の愛称。当時、航続距離や最高速度、運動性能は他国の戦闘機を圧倒的に凌駕し、日本の高い技術力を示していた。
船をつくる技術
ゲームを通して科学の不思議を体感
子供も大人も楽しめる船の操船シミュレーターや、波の性質がわかる実験水槽など、体験を通して船の仕組みや原理が学べる。毎週日曜にサイエンスショーもある。【3階】
こんな体験が楽しめます
未来へ
大画面で迫力ある映像を楽しめる
地球や宇宙に関する科学技術のこれからを紹介。大和シアターでは、2016年に行なわれた戦艦「大和」の潜水調査の解説映像を上映。【3階】
屋外の展示にも注目!!
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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