更新日: 2024年8月26日
広島平和記念資料館 平和記念公園のメイン施設で平和の尊さを学ぼう
広島平和記念資料館は本館と東館からなる資料館で、被爆者の遺品や被爆の惨状を示す貴重な資料を展示しています。
本館では被爆者や遺族、一人ひとりの被害や苦しみに焦点を当てた展示を行っています。
東館では映像展示を駆使して核兵器の危険性などを紹介。
原爆の悲惨さと平和の尊さを学びに行きましょう。
広島平和記念資料館の概要
リニューアルされた展示で原子爆弾の悲惨さを伝える
被爆者の遺品や被爆の惨状を示す資料を展示し、多くの人々の命や生活が原子爆弾によって奪われた事実を伝える。東館と本館の2棟からなる資料館で、片方ずつ改装し展示を一新。2019年の春までは本館が改装工事中のため、見学できるのは新しくなった東館のみ。新たな展示であるCGやタッチパネルなどで映像を多用し、原子爆弾の脅威や被爆前後の広島の様子を紹介する。3階の常設展示室から見学し、下るルートがスムーズだ。
B1階 オバマ前大統領の折り鶴
オバマ氏が来日の際に作った実際の折り鶴を展示。
広島平和記念資料館 1階 企画展示室
被爆の実相を伝える展示を開催。本館のリニューアルオープンまでは、ここで被爆資料を見学できる。
広島平和記念資料館 2階 広島の歩み
原爆投下に至るまでの戦時下の広島の様子や、原爆投下後の街の再興の様子を紹介し、恒久平和への願いを伝える。
広島平和記念資料館 3階 被爆前の広島
子供たちの写真や街を走る路面電車など、被爆前の広島に息づいていた人々の暮らしを写真で展示する。
広島平和記念資料館 3階 失われた人々の暮らし
原爆投下前後の街の映像が映し出され、原爆投下によって一瞬にして壊滅した様子が見て取れる。
広島平和記念資料館 3階 核兵器の危険性
原爆開発の経緯、原爆の被害、戦後の核兵器開発などを紹介し、人類を脅かす核兵器の問題を伝える。
広島平和記念資料館見学のお役立ち情報〈音声ガイド〉
東館1階で貸し出し。約75分で本館、東館をガイドする。一部を俳優・吉永小百合さんがボランティアで担当している。
料金:1台400円
広島平和記念資料館見学のお役立ち情報〈被爆者証言ビデオコーナー〉
昭和61(1986)年から記録した証言ビデオを鑑賞できる。
所要:ビデオ10~30分
予約:不要
料金:無料(広島平和記念資料館の入館料200円は必要)
広島平和記念資料館見学のお役立ち情報〈被爆体験伝承講話〉
広島市の研修を受けた伝承者が、被爆者から受け継いだ被爆体験や平和への思いを伝える。
所要:約1時間
予約:不要
料金:無料
時間:HPで要確認
広島平和記念資料館見学のお役立ち情報〈ヒロシマ被爆者からの伝言〉
数々の被爆者からのメッセージを映像で紹介する。ナレーションは俳優の吉川晃司さん。
所要:約22分
予約:不要
料金:無料
時間:1日16〜21回上映
広島平和記念資料館
- 住所
- 広島県広島市中区中島町1-2
- 交通
- JR広島駅から広島電鉄広電宮島口行きで16分、原爆ドーム前下車、徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:30(閉館18:00)、8月は~18:30(閉館19:00)、12~翌2月は~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休(12月30~31日休、2月に展示替え期間休)
- 料金
- 常設展示=大人200円、高校生100円、中学生以下無料/音声ガイド=1台400円(30台以上の団体使用の場合、1台350円)/一筆箋=300円~/(30名以上の団体は大人160円、20名以上の団体は高校生無料、障がい者手帳等持参で無料、65歳以上は証明書持参で100円)
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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