更新日: 2024年6月7日
平和記念公園の見どころ案内&モデルコース
平和記念公園は緑豊かな公園で、世界平和を祈る多くの施設が点在しています。
見ておくべきスポットとめぐり方をご案内します!
原爆ドームを眺めたり、資料館を見学したり。
公園には慰霊碑やモニュメントが60あるので、歩き疲れないように気を付けながらめぐってくださいね。
目次
平和記念公園のめぐり方、まずはここから「原爆ドーム」
【世界遺産】
被爆当時のままの姿をとどめる世界遺産にして平和の象徴
昭和20(1945)年8月6日午前8時15分、広島に投下された原子爆弾は街の上空600mで炸裂し、一瞬にして35万人の人々と街を襲った。原爆が炸裂したのは、「広島県産業奨励館(現・原爆ドーム)」の南東160m付近の上空。鉄骨がむき出しになった、被爆時のままの悲惨な姿は見る者の心を打つ。核兵器の廃絶と恒久平和を訴えるシンボルとして、1996年、世界遺産に登録された。
深堀り解説
被爆前の建物は大正4(1915)年に広島県物産陳列館として開館し、県産品などを展示、販売。のちに広島県産業奨励館に改称し、日本で初めてバームクーヘンを販売するなど、広島の名所として栄えていました。
原爆ドーム
- 住所
- 広島県広島市中区大手町1丁目10平和記念公園内
- 交通
- JR広島駅から広島電鉄広電宮島口行きで16分、原爆ドーム前下車すぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
平和記念公園のめぐり方「原爆の子の像」で世界平和を祈る
世界中から多くの折り鶴が寄せられる
白血病のため12歳で亡くなった佐々木禎子さんと、原爆の犠牲となった子供たちのための慰霊碑。内側には金色の鶴が吊るされている。
深堀り解説
2歳で被爆し10年後に白血病と診断された禎子さん。8か月の闘病生活の中、快復への願いを込めた折り鶴は今も資料館に残っています。
原爆の子の像
- 住所
- 広島県広島市中区中島町1平和記念公園内
- 交通
- JR広島駅から広島電鉄広電宮島口行きで16分、原爆ドーム前下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
平和記念公園のめぐり方「平和の鐘」で戦争のない世の中を祈ろう
核兵器・戦争のない世界を願うシンボル
宇宙を表現したドーム型の屋根の鐘楼。鐘をつく部分には核兵器禁止の思いを込めた原子力マークが入っている。
平和記念公園のここも見ておこう「被爆した墓石」
被爆当時の地面が残る
爆心地から約200mのところにあった慈仙寺跡の墓石。寺やほかの墓石は原爆により壊滅したが、唯一当時のまま残っている。
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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