更新日: 2024年2月20日
【尾道】海を見晴らす坂の街の基本情報をチェック!
【坂道の先に絶景が広がる】
尾道といえば坂の町。家々や古寺を縫うように入り組んだ坂道が続き、眼下には尾道水道が広がる。その箱庭的な景観が認められ2015年には日本遺産に認定された。
【映画や小説の舞台として登場】
地元出身の大林宣彦監督の作品をはじめ、数々の映画やドラマ、CMのロケ地になったフォトジェニックな町。尾道が舞台の文学作品も多く、ゆかりのスポットも点在している。
尾道への行き方
広島市内からはJRや高速バスでアクセス。車の場合は、尾道駅周辺や千光寺周辺の駐車場を利用しよう。
【車】
広島駅→県道37号・国道54号約9km/約20分→広島IC→山陽自動車道約71km/約1時間→尾道IC→国道184号 ・国道2号約10km/約20分→尾道駅
【電車】
広島駅→山陽本線普通約1時間35分/1490円→尾道駅
【電車+バス】
広島駅→広電(路面電車)14分/180円(紙屋町西電停下車)→広島バスセンター→高速バスフラワーライナー約1時間35分/1750円→尾道駅
もう1エリアめぐるなら
●島をつなぐ海の道 しまなみ海道:車約15分
●西日本屈指の花畑が広がる せら高原車:約40分
●ノスタルジックな潮待ちの港 鞆の浦:電車+バス約1時間
問い合わせ
尾道市観光課:0848-38-9184
尾道観光協会:0848-36-5495
プランニングのヒントとコツ
1.千光寺周辺から散策
見どころはJR尾道駅から東側、おもに千光寺を中心とした山側に広がっている。ロープウェイで一度山頂まで上がり、古寺や小道、カフェなどに立ち寄りながら尾道駅まで戻ってくると効率がいい。
2.中心部の移動は徒歩で
小道がめぐらされた尾道の街は、徒歩での移動が基本。千光寺山の坂道や尾道本通り商店街へは、車では入れないため注意しよう。車で行く際は、尾道駅の西側にある市営ベルポール駐車場の利用がおすすめ。
3.しまなみ海道への玄関口
尾道は、瀬戸内海に浮かぶ島々を繋ぐしまなみ海道と隣り合わせのエリア。尾道めぐりを楽しんだあとにレンタサイクルやレンタカーでしまなみ海道へ出発すると、スムーズに各エリアをまわることができる。
エリアのキーワード
坂道さんぽ
千光寺山の中腹は細い坂道が延び、散策スポットとして人気。猫の聖地としても知られ、猫スポットも点在している。歩き疲れたら、坂道カフェで休憩を。
レトロ商店街
JR尾道駅から延びるレトロな雰囲気の商店街には、メイドイン尾道の逸品がたくさん。坂道さんぽの後は、商店街でおみやげ探しを楽しもう。
尾道グルメ
尾道焼き、瀬戸内の魚介など魅惑のグルメがたくさん。なかでも尾道ラーメンは尾道のソウルフードとして愛されている。
千光寺公園周辺
町を見渡すビュースポット
尾道散策の定番。展望台、千光寺、文学のこみちなど、周辺には見どころがたくさん。展望台からの夕景は美しい。
尾道本通り商店街
レトロなアーケード商店街
JR尾道駅から東へ約1㎞延びる商店街。ご当地グルメやみやげもの店、カフェなどが建ち並ぶ。
海岸通り
潮の香りに包まれておさんぽ個性派ショップが点在するストリート。尾道本通り商店街と併せて散策を楽しみたい。
観光のお役立ち
尾道駅観光案内所
スタッフが常駐し、パンフレットや町歩きに便利なMAPも用意。音声ガイドで観光地を案内する音声ガイドペン(500円)のレンタルも利用できる。また、2018年度末(予定)までJR尾道駅が改装工事中のため仮設のプレハブで案内業務を行なう。
尾道水道クルーズ
船上から尾道を望む。4月1日~5月6日と7月14日~10月27日の土・日曜、祝日運航予定(尾道港祭り開催日は運休)。1日3便で、乗船料1500円。尾道駅前桟橋発着で、所要約50分。
おのたび
尾道観光協会から生まれた「おのなび旅行社」が運営するガイドツアー。手作り感があふれるツアーはウェブサイトから確認、予約ができる。
https://www.ononavi.jp/fan/onotabi/
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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