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円覚寺の見どころ案内 アジサイで有名な鎌倉名所の情報満載!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年5月24日

円覚寺の見どころ案内 アジサイで有名な鎌倉名所の情報満載!

厳粛な雰囲気が漂う円覚寺は、臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山の第二位。
北鎌倉駅から徒歩すぐという立地で、新緑やアジサイ、紅葉のスポットとしても人気が高いお寺です。

神奈川県では唯一の国宝建造物である舎利殿は、日本屈指の禅宗様建築。
ふだんは非公開で、正月、5月の連休、11月の宝物風入に一般公開されています。

そのほか、夏目漱石の作品にも登場する三門や鎌倉三名鐘の一つ「洪鐘」など必見スポット満載です。
円覚寺の見どころをチェックしましょう。

円覚寺がある北鎌倉はこんなところ

季節の花々が魅力の名刹がそろう

歴史ある寺社を中心にさまざまな見どころが集まる古都・鎌倉。首都圏から近く、基本的に徒歩で回れる気楽さで人気の観光地です。そのなかでも、北鎌倉エリアは、鎌倉の北の玄関口で、円覚寺をはじめ、五山第一位の禅寺の建長寺やあじさいで有名な明月院など、大寺や花寺が多いことでも知られています。
自然豊かで、鎌倉駅周辺に比べると落ち着いた静かなエリアなので、円覚寺見学と併せてゆっくり散策が楽しめますよ。

【鎌倉】円覚寺を知ろう!

北条時宗が元寇襲来後戦没者を弔い建立した
鎌倉幕府が北条氏の執権政治となって安定した頃、日本は元寇襲来の局面を迎える。文永11(1274)年の文永の役、弘安4(1281)年の弘安の役である。8代執権北条時宗は、建長寺を創建した父時頼と同じく禅宗に深く帰依していた。元寇襲来では多数の戦死者を出し、その追悼のため、中国僧の無学祖元を招いて弘安5(1282)年に創建したのが円覚寺である。建長寺よりもさらに北方、鎌倉への北からの入口に当たる。外敵の侵入に目を光らせる役目もあった。この地に定めたのは、伝承によると、鶴岡八幡宮の八幡大神がシラサギに化し、現在の円覚寺の白鷺池へ案内したからという。創建時は現在の北鎌倉駅や鎌倉街道も含む一帯が境内だった。臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山の第二位。

【鎌倉】円覚寺を知ろう!

円覚寺の知っ得情報

・北条時宗が元寇の戦没者追悼のために創建
・臨済宗円覚寺派の大本山で鎌倉五山の第二位
・舎利殿は神奈川県唯一の国宝建造物

円覚寺の拝観メモ

所要時間 60分
拝観料 500円、中学生以下200円
拝観時間 8:00~16:30(12~2月は~16:00)
御利益 諸願成就、延命

円覚寺の拝観コース

三門

仏殿

方丈

妙香池

洪鐘

円覚寺

住所
神奈川県鎌倉市山ノ内409
交通
JR横須賀線北鎌倉駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
8:00~16:30(12~翌2月は~16:00)
休業日
無休
料金
見学料=大人500円、中学生以下200円/佛日庵=100円、500円(抹茶付)/(鎌倉市発行の福寿手帳、障がい者手帳持参で拝観料無料)

【円覚寺】夏目漱石の作品にも登場「三門(山門)」

格式高い二重門で、楼上には観音像や十六羅漢像などが安置されている。あらゆる執着を取り払って佛殿(涅槃・解脱)にいたる門。

【円覚寺】夏目漱石の作品にも登場「三門(山門)」
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【円覚寺】木造の宝冠釈迦如来坐像「仏殿」

円覚寺のご本尊が祀られている。正式には大光明宝殿で、昭和39(1964)年に再建された。仏殿正面の文字は後光厳上皇直筆の写し。

【円覚寺】100か所の観音を詣でる「方丈」

約100体の小さな観音像が並んでいる。ここを詣でれば、100か所の観音詣での御利益があるという。ひとつずつ手を合わせる人も多いとか。

【円覚寺】100か所の観音を詣でる「方丈」

写経体験

方丈で写経会を開催。スケジュールはホームページなどを参照。費用1000円。

【円覚寺】境内では屈指の紅葉の名所「妙香池」

寝そべったトラの横顔に見えることから、虎頭岩と名付けられている岩がある。

【円覚寺】境内では屈指の紅葉の名所「妙香池」
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【円覚寺】鎌倉三名鐘で鎌倉一大きい 国宝「洪鐘」

国宝に指定されている梵鐘。正安3(1301)年、9代執権北条貞時の時代に、物部国光により鋳造された。高さ約2.6m、口径1.42m。

【円覚寺】鎌倉三名鐘で鎌倉一大きい 国宝「洪鐘」
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