更新日: 2023年8月8日
【山梨・清里高原】萌木の村で海外気分♪まるでヨーロッパの田舎町
今回は、日本にいながらにしてヨーロッパの雰囲気が楽しめる、「萌木(もえぎ)の村」をご紹介します。
萌木の村は山梨県北杜市の自然豊かな清里高原にあり、レストランやショップ、宿泊施設などが集まる複合施設。ぜひ、家族・カップルで秋の散策にお出かけしてみてください。愛犬も一緒に楽しめますよ!
目次
萌木の村のみどころを40秒でチェック!
まずは、萌木の村の魅力が詰まったこちらをご覧ください!
萌木の村へのアクセス
清里高原は標高1,000m以上の場所に位置し、夏でも涼しく、避暑地としても有名です。最寄り駅であるJR清里駅は標高1,274mと、全国で2番目に標高が高い駅としても知られており、星空を見るため遠方から来る人もいます。
アクセスは以下の通り。都内から電車でも車でも行きやすいのが嬉しいですね!
【車でのアクセス】
車で行く場合は新宿から萌木の村まで約2時間30分。中央自動車道の須玉ICを降りたらすぐの国道141号線を北上すると道沿いにあります。駐車場は230台収容と広いのですが、休日は来場者が多いので早い時間帯に行きましょう。北1・南駐車場に停めれば歩く距離が短くオススメですよ!
※住所が広範囲のため、カーナビ検索では施設名称や電話番号での検索がオススメです
※今回紹介するルートは南駐車場からの出発です
【電車でのアクセス】
JR新宿駅から小淵沢駅までは特急「あずさ」を使うと便利です。そこからJR小梅線へ乗り換えて清里駅へ。清里駅からタクシーの利用も可能ですが、天気がよい日は徒歩で約10分のため、自然を楽しみながら萌木の村まで歩くのもオススメです!
■萌木の村
住所:山梨県北杜市山梨県北杜市高根町清里3545
電話:0551-48-3522
交通:JR小海線清里駅から徒歩10分
営業期間:通年
営業時間:5~11月=10:00~18:00、12月~4月=10:00~17:00(営業時間の異なる店舗あり)
料金:入場料=無料/メリーゴーラウンド(1回)=400円/オルゴール博物館=有料/
駐車場:あり| 台数:普通車230台・大型バス5台 | 無料 |
ヨーロッパの田舎町を散策
萌木の村エントランスを入ると、オシャレなお土産ショップや自然木を使用したクラフト店など、20店舗以上の個性豊かなお店が並びます。
通路は歩きやすく整備されており、店舗へと続く石垣や階段なども、職人による手作り。よく見て歩くと、通路のあちこちにハート型や虹型の石が埋め込まれているので、探してみてくださいね!
奥に進んでいくと、萌木の村のメイン広場が見えてきます。
注目したいのは、無農薬・無肥料で育てられたこだわりのお庭。イギリス人のランドスケープデザイナー、ポール・スミザー 氏が手掛け、彼のガーデン目当てに訪れる人も多いのだとか。
コンセプトは「自然の韻(うた)」。植物や昆虫、鳥など、自然の生態系を大切にしたいという想いが庭づくりにこめられており、これからの季節は美しい紅葉も楽しめます。
中央の広場を中心に秋はハロウィン、冬はクリスマスと、イベントごとのデコレーションもきれいですよ!筆者が訪れた時期はハロウィン。萌木の村全体がかぼちゃで飾られ、異国の雰囲気が演出されていました。
まるで異世界!森の中のメリーゴーラウンドカフェ
萌木の村を散策していると、必ず目に入るのが広場近くにある「メリーゴーラウンド」。自然豊かな森の中とメリーゴーラウンドのコラボレーションは、まるで異世界に迷い込んだような感覚にさせてくれます。座席は馬だけでなく、うさぎ、シカ、ブタなどとユニーク!どの動物に乗ろうか迷いますね。
プロモーションビデオの撮影などにも使われる場所とあって、「インスタ映えする」と人気のスポットです。
メリーゴーラウンド横には「メリーゴーラウンドカフェ」があり、テラス席からは広場を見渡すことができます。愛犬と一緒に入店できるのがうれしいですね!
サンドウィッチをはじめ、自家製スイーツなどメニューも豊富。散策の合間にティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。入口にあるショップコーナーには色々な犬種のグッズが並んでいますので、愛犬グッズを探してみてください。
ちょこっと村から外れて森林浴
萌木の村の広場を中心としたメインストリートも楽しいのですが、メリーゴーラウンドカフェの脇にある「森の小道」を散歩すれば、のんびり森林浴することもできます。木の間から差し込む光を浴びながら深呼吸すると、緑の香りと小鳥のさえずりで心身共にリラックスできます。
歩道は整備されているので、小さな子どもが一緒でも散歩がしやすいですよ。
道の途中には、メリーゴーラウンドの馬が!遊び心たっぷりで、子どもも飽きずに歩けるので、ファミリーにはとってもありがたい仕掛けですよね。
山野草を観察したり、どんぐりを拾ったりしながら自然の中で遊びましょう。
名物「ROCK」のビーフカレーでランチタイム♪
森林浴でリフレッシュした後は、敷地内のレストラン「ROCK」でランチをいただきます。250名が入る大きなフロアと、10テーブル・48名収容のテラス席、10名から使える個室が用意されています。
メニューは萌木の村情報が満載のフリーペーパーになっており、待っている間も退屈しません。記念に持ち帰ることもできますよ!
メニューの種類が多く悩みますが、ここはやはりROCK名物のビーフカレーをいただきます!ビーフカレーはピリ辛のため、子ども向けに「キッズカレー(640円・税込)」が用意されています。
ROCKのビーフカレーは、年間15万食オーダーされる人気メニュー。2019年ワールドビアアワードで日本一に輝いた「ファーストダウン」というビールと 一緒にいただくと最高ですよ!
そのほかにも、2015年IBCインターナショナルビアカップで世界一を獲得した「ロック・ボック」をはじめ、様々なクラフトビールが揃います。ドライバーの方には、山梨県産フルーツ100%のジュースもオススメです。
地ビールの醸造所「八ヶ岳ブルワリー」や、ハム・ソーセージが販売されている「腸詰屋」も店内に併設されています。食事の前後に、ぜひ立ち寄ってみましょう。
フランスの伝統菓子が買える「ジィア・マリア」
満腹になったあとはROCKから3分ほど南に下り、メイン広場沿いにあるスイーツショップ、「ジィア・マリア」でお土産探し。
店内のインテリアはアンティークで統一され、オーナーのこだわりが伺えます。ショップで販売されているのは、山梨県南アルプス市産の果物を使用した手作りのお菓子たち。かわいらしい缶に入ったお菓子がずらりと並んでいます。
特にオススメなのは、フランスで人気のあるゼリー菓子「パート・ド・フリュイ」。フルーツピューレを固めたゼリーは素材の味がしっかりと感じられ、やわらかい触感とザラメの組み合わせが病みつきになりそう!宝石箱のような缶に入っているので、お土産としても喜ばれそうですね。
信州・清里の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!