トップ >  関東・甲信越 > 首都圏 > 鎌倉・三浦・湘南 > 鎌倉・江の島 > 金沢街道・二階堂 > 

鎌倉3大洋館のひとつ【鎌倉文学館】の魅力をチェック!

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年10月16日

鎌倉3大洋館のひとつ【鎌倉文学館】の魅力をチェック!

加賀百万石の旧前田侯爵家の別邸を利用した鎌倉文学館。
川端康成ら鎌倉ゆかりの文学者の貴重な資料を展示しています。

多くの文学者に愛された鎌倉にゆかりの文学に親しむことができるスポットは、春と秋に見ごろを迎えるバラ園とともに楽しむのがおすすめですよ。

※鎌倉文学館は2023年3月27日から4年間、大規模改修のため休館中です

鎌倉文学館がある長谷エリアはこんなところ

大仏様のお膝元エリア。古民家カフェも

長谷寺や大仏様で有名な高徳院といった有名で見どころが多い寺院があるエリア。両寺院は歩いて近いところにあるので、組み合わせて効率良くまわって鎌倉の歴史や文化に触れることができる。
また、古民家を利用したカフェや雑貨店も点在し、寺院巡りの合間に楽しむこともできる。

鎌倉文学館

鎌倉文学館

※鎌倉文学館は2023年3月27日から4年間、大規模改修のため休館中

【鎌倉文学館の魅力】250株のバラ園と美しい眺望

バラの庭園には、春、秋と2回シーズンがある。「静の舞」「星月夜」「流鏑馬」など鎌倉ゆかりの名前のついた珍しいバラやフランス、アメリカ生まれのバラも。春のバラまつりは特ににぎわう。

【鎌倉文学館の魅力】250株のバラ園と美しい眺望

約600㎡のバラ園の花が咲くと洋館とのコントラストが特に美しい

【鎌倉文学館の魅力】250株のバラ園と美しい眺望

前庭は開放的な空間で、演奏会などのイベントも行なわれる

【鎌倉文学館の魅力】こんなバラが見られる

流鏑馬
馬上から矢を射る流鏑馬。馬の衣装と同じ色を思わせる赤

【鎌倉文学館の魅力】こんなバラが見られる

静の舞
白に淡いピンクの縁取り。義経を思い、舞った静御前の舞に由来

【鎌倉文学館の魅力】意匠を凝らした装飾や趣ある建物

全体的には和洋折衷の外観だが、張り出し窓や飾り窓、ベランダの手すりなどに洋風デザインを導入している。内部はアール・デコの様式が見られる。

【鎌倉文学館の魅力】意匠を凝らした装飾や趣ある建物

異国情緒あふれる、気品あるたたずまい

【鎌倉文学館の魅力】意匠を凝らした装飾や趣ある建物

館内ではアール・デコ調の装飾が美しいステンドグラスが見られる

【鎌倉文学館の魅力】意匠を凝らした装飾や趣ある建物

内部はアール・デコ調。緻密な細工を施した照明器具も貴重

【鎌倉文学館の魅力】鎌倉ゆかりの文学者たちの展示物

開館以来、北鎌倉で参禅した夏目漱石や鎌倉に居を構えた川端康成など鎌倉ゆかりの文学者に関する資料を収集・展示。常設展のほか、特別展も随時行なっている。

【鎌倉文学館の魅力】鎌倉ゆかりの文学者たちの展示物

直筆の原稿や手紙、愛用品などが並ぶ展示室

【鎌倉文学館の魅力】ミュージアムショップもチェック!

【鎌倉文学館の魅力】ミュージアムショップもチェック!

中原中也のイラストが描かれた「中原中也一筆箋」419円

【鎌倉文学館の魅力】ミュージアムショップもチェック!

「ブックマーカー」各440円。左はステンドグラス、右は建物とバラがモチーフ

鎌倉文学館

住所
神奈川県鎌倉市長谷1丁目5-3
交通
江ノ島電鉄由比ヶ浜駅から徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(10〜2月は〜〜16:00)
休業日
月曜(祝日の場合は会館、5・6・10・11月は月1回休館)、展示替え期間など(12月29日~翌1月3日休、展示替え期間休)
料金
入館料=300〜500円(展覧会により異なる)/クリップ=308円/ブックマーカー=432円/文学館レターセット=720円/オリジナルブックカバー=515円/(団体割引あり、市内在住の65歳以上無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)

鎌倉文学館の他に2館あり「鎌倉3大洋館」とは?

旧華頂宮邸

昭和4(1929)年、華頂博信侯爵邸として建築。通常はフランス式庭園のみの公開で、春と秋には内部も。【金沢街道】

旧華頂宮邸
旧華頂宮邸

旧華頂宮邸

住所
神奈川県鎌倉市浄明寺2丁目6-37
交通
JR横須賀線鎌倉駅から京急バスハイランド循環または鎌倉霊園正面前太刀洗・金沢八景駅方面行きで9分、浄明寺下車、徒歩4分
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00(閉館、10~翌3月は~15:00<閉館>)
休業日
月・火曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
料金
無料

古我邸

大正5(1916)年別荘として建築された。築100年を迎え修復が行なわれ、2015年4月にレストランとして開業した。【鎌倉駅西口】

古我邸

鎌倉文学館で文豪たちの足跡をたどろう

鎌倉ゆかりの作家たちの直筆原稿や愛用品などを数多く収蔵している鎌倉文学館。
建物の内外いずれも見ごたえがあり1日中楽しめるスポットです。

鎌倉へお出かけの際はぜひ足を運んでみてくださいね。
※鎌倉文学館は2023年3月27日から4年間、大規模改修のため休館中です

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。