昭和43（1968）年創業の「コアンドル」は、2019年11月にリニューアルオープンした老舗フランス料理店。鎌倉のフランス料理店のなかでは最古参の一店です。

大佛次郎（おさらぎじろう）など数々の著名人にも愛された「ビーフシチュー」が名物で、今でも多くのファンに愛されています。

2週間かけて作られたコク深いソースを使ったビーフシチューは、最後の一滴まで楽しめる味わい深いおいしさです。ビーフシチューに入る牛肉は、8時間じっくりと煮込んであるのでとても柔らかい口当たり。セットのガーリックトーストとの相性も抜群です。

店内には、マスターのお気に入りの骨董品などが並ぶ

「カフェ ドゥ フルール」は、パリのカフェをイメージしたおしゃれなカフェ。古い一軒家を改装した店内にはやさしい光が差し込み、フランスのアンティーク家具や雑貨があちこちに配されています。まるで海外にいるかのような雰囲気のなか、パンケーキなどのスイーツやランチがゆったりと楽しめます。

手作りの大きなプディング 680円。オープン当初から人気。素朴な味わいのプリン

人気は「りんごのタルト・タタン」 。りんごをたっぷりと使った、ユニークな半球体状のケーキで、煮つめたりんごとキャラメルの相性が抜群です。

ほろ苦いカラメルがたっぷりかかった、素朴な味わいの大きな手作りプリンも、オープン当初から人気のメニューです。ロマンティックな空間で、甘いスイーツをいただきましょう。

西洋風の白い扉。メルヘンチックで気分が上がる

小町通りの裏路地にある「ミルクホール」は、昭和51（1976）年の創業時から40年以上にわたって愛され続けてきた、鎌倉を代表する純喫茶です。

大正から昭和の時代を感じさせる、独特のレトロな雰囲気が魅力で、店内にはアンティークなテーブルや小物がいっぱい。食事メニューと共にカクテルなどのアルコール類も楽しめます。

ぜひ味わいたいのは、創業当時からある人気メニュー「自家製プリン」。固めの食感のプリンにほろ苦いカラメルが相性抜群の、大人の味わいです。プリンの上には生クリームとクルミをトッピング。どこか懐かしい雰囲気の器にも注目です！

小町通りから1本路地に入ったところにある

食事メニューの名物は、「ハヤシライス」。ほかにはホワイトソースをトッピングした白いオムライス「オペラライス」など、ユニークなネーミングのメニューも用意されています。

ジャズの名盤がレコードで流れる店内で、時間を忘れてレトロなメニューを楽しみましょう。

小町通りの入口にある鳥居をくぐってすぐのところにある「ROOFTOPS（ルーフトップス）」は、ビルの6階に入っているハンバーガーショップ。

定番人気は肉汁あふれる「クラシックバーガー」や「鎌倉バーガー」。ビーフ100％のジューシーなパティと、新鮮な野菜をたっぷり使ったボリューム満点のグルメバーガーが楽しめます。

こちらのお店で注目したいのが、スイーツのハンバーガー！アイスや焼きマシュマロ、自家製のベリーソースをたっぷり挟んだ「スイーツバーガー（スモア&ベリー）」は見た目のインパクトも大！ボリューム満点なので、ランチの後のデザートとして食べるなら数人でシェアするのがおすすめです。

青と白のタイルで店名があしらわれた、スタイリッシュなカウンター

昼は青空、夜には星空を眺めることができるテラス席

カフェ文化をけん引するオーナー堀内隆志氏が自家焙煎するこだわりのコーヒーと、コーヒーにマッチする食事がいただけるカフェ「cafe vivement dimanche（カフェヴィヴモンディモンシュ）」。

ボサノバやポップスなどセンスの良い音楽が流れる空間で、フランスのカフェメニューのほか、ブラジル料理などが楽しめます。

本格コーヒーと特に相性抜群なのは、カリッと焼かれた香ばしい「ワッフル」600円。日替わりの豆を使った「カプチーノ」をセットにするのもおすすめです。

ムケッカ 1000円。魚介と野菜をココナッツミルクで煮込み、ご飯と一緒に食べるブラジルバイーア地方の料理

ほかにも魚介、野菜をココナツミルクで煮込んだブラジル料理「ムケッカ」や特製の「オムライス」などのフードメニューも充実。

珈琲豆のほか、オーナーが信頼するブランドのコーヒーミルなども販売しているので、コーヒー好きなら訪れてもらいたいお店です。

カフェの多い鎌倉でも長年愛される老舗で、コーヒーもこだわり抜かれた絶品