桜井観光モデルコース！寺社や古墳の緑が心をうるおす万葉のふるさと

桜井市は古代に幾度も宮都が置かれ、市内に多くの古墳が残されました。市内の安倍地区は、遣唐使の阿倍仲麻呂や陰陽師・安倍晴明を輩出した阿倍（安倍）一族の本拠地で、安倍氏ゆかりの史跡も見られます。

住宅街の路地奥に、飛鳥時代の艸墓古墳があり、巨大な石棺を納めた石室内部を見学できます。安倍文殊院は安倍一族の氏寺が前身。展望台から見下ろす、寺の全景や大和三山の眺めも魅力です。聖林寺は、奈良時代の傑作・十一面観音立像が有名。さらに寺川沿いに山道を上れば、紅葉の名所・談山神社に至ります。

桜井観光モデルコースで立ち寄るスポットは3つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

別名カラト古墳。石室の大きさに対して石棺が巨大であることから、その構築方法が謎を呼んだ方墳。石棺を安置後に墳丘が造られたという説もあり、7世紀築造との見方が有力です。

別称「知恵の文殊」、学業成就の寺として知られます。獅子に乗った極彩色の本尊、文殊菩薩は高さが7mもあり日本最大で、快慶の作です。陰陽師安倍晴明の出生地ともいわれています。

国宝の十一面観音立像は奈良時代末期に作られた傑作で、美術研究家らによって一躍有名になりました。本尊には子安延命地蔵を祀っており、安産や子授け祈願に訪れる人が多くいます。

初めての場所を観光をするという方は、どこを巡ればいいか迷ってしまいますよね。

この観光モデルコースを参考にして、桜井の見どころをしっかりとおさえて、最高の桜井観光を楽しんでくださいね！