竜田公園観光モデルコース！平安歌人が詠んだ竜田川の風景が眼前に広がる

多くの河川が流れ、田園が広がる斑鳩の風景と、古い街並を楽しむコース。河内と大和を結ぶ奈良街道が走る斑鳩は交通の要所として発展し、江戸時代には宿場も置かれました。現在の国道25号が旧奈良街道で、法隆寺の鎮守社・龍田神社の周辺に宿場町がありました。立派な町家建築が旧道沿いに並び、当時の面影を残しています。

竜田川の河川敷にある竜田公園は紅葉の名所。春には河原に桜のトンネルが続き、聖徳太子ゆかりの三室山も淡いピンクに染まります。在原業平をはじめ多くの歌人が詠んだ、斑鳩の自然を風流に満喫しましょう。

竜田公園観光モデルコースで立ち寄るスポットは4つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

恵心僧都が母の臨終に際し、祈願をした衣服を着せかけると苦しみもなく往生をしたことから、ぽっくり寺の名で親しまれています。本尊の阿弥陀如来坐像は木造で奈良県下最大です。

聖徳太子に法隆寺の建立の地として斑鳩の里を指示したという白髪の老人に化身した龍田大明神を祀り、法隆寺を鎮守したと伝えられます。境内のソテツの巨樹は県の天然記念物です。

多くの和歌に詠まれた竜田川沿いに整備された河川敷公園。せせらぎを聞きながらの散策が楽しめる遊歩道の総延長は約2kmで、晩秋の紅葉のほか、春は桜の名所としても有名です。

古来より神の鎮座する山とされ、神南備山、三諸山ともいいます。聖徳太子が斑鳩宮を造営するにあたり、飛鳥の産土神をこの地に勧請し、その神々は現在神岳神社に祀られています。

初めての場所を観光をするという方は、どこを巡ればいいか迷ってしまいますよね。

この観光モデルコースを参考にして、竜田公園の見どころをしっかりとおさえて、最高の竜田公園観光を楽しんでくださいね！