更新日: 2024年8月27日
大和郡山観光モデルコース!桜の城に抱かれた風情あふれる城下町、金魚の養殖も有名
大和郡山観光モデルコースをご紹介!
江戸時代の大和の中心。
城跡が、街並が、伝統産業が、柳沢藩の思い出を語るコースです。
目次
大和郡山観光モデルコースの特徴
金魚の街・大和郡山は、中世から栄えた旧城下町。安土桃山時代には豊臣秀吉の弟・秀長が領主となり、江戸時代には柳沢氏15万石の城下町として発展。今も街の随所に、江戸情緒漂う街並が残ります。奈良時代創建の古刹・洞泉寺の周辺はかつての花街で、細格子の連なる風流な木造家屋が並んでいます。紺屋町には、染物を洗う細い水路が残されています。
街並を抜けると、秀長の菩提寺・春岳院があります。秀長や柳沢氏が居城とした郡山城は、今は桜の名所です。幕末から盛んになった金魚の養殖の様子は、郡山金魚資料館で見学できます。
大和郡山観光モデルコース情報
歩数:8800歩
所要時間:1時間50分
消費カロリー:253kcal
※あくまでも目安の数値となります
大和郡山観光モデルコースの必見スポット
大和郡山観光モデルコースで立ち寄るスポットは6つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:近鉄郡山駅
14分
1.郡山八幡神社
9分
2.洞泉寺
17分
3.春岳院
16分
4.郡山城跡
9分
5.永慶寺
29分
6.郡山金魚資料館
15分
ゴール:近鉄郡山駅
1.郡山城下町の氏神「郡山八幡神社」
東大寺大仏の守護神として勧請された宇佐八幡神社を分霊、創建された古社。もとは郡山城内にありましたが、豊臣秀長が現在地に移転。以来、大和郡山の氏神として親しまれています。
2.貴重な仏像を安置「洞泉寺」
1585(天正13)年に豊臣秀長が建立。本尊の阿弥陀如来立像と脇侍立像は快慶の作といわれています(拝観は要予約)。光明皇后が病人の治療に使った垢かき地蔵が祀られています。
洞泉寺
- 住所
- 奈良県大和郡山市洞泉寺町15-1
- 交通
- 近鉄橿原線近鉄郡山駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉門)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=300円/朱印料=300円/拝観料+朱印料=500円/
3.寺名は豊臣秀長の戒名「春岳院」
1711(正徳元)年に本堂が再建された、秀長の菩提寺。足利尊氏の念持仏だった千手観音や、狩野貞信作の秀長画像などが保管されています。秀長統治時代の郷土資料も多数所蔵しています。
4.関西有数の桜の名所「郡山城跡」
1580(天正8)年筒井順慶が築城、その後豊臣秀吉の弟・秀長の居城となりました。現在は追手門、追手東隅櫓、追手向櫓などが復元されており、日本さくら名所100選にも選ばれています。
5.郡山城の南門が山門に「永慶寺」
柳沢吉保が1705(宝永2)年、甲斐国に創建。1724(享保9)年に息子の吉里が現在の場所に移築、柳沢家の菩提寺となりました。内部には柳沢吉保夫妻坐像などが安置されています。
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