更新日: 2024年8月27日
柳生観光モデルコース!緑豊かな山里は幕府の剣術指南役、柳生氏のふるさと
柳生観光モデルコースをご紹介!
四方を山に囲まれた柳生の里の旧跡。
剣に生きた一族の魂を感じるコースです。
目次
柳生観光モデルコースの特徴
柳生藩初代藩主の柳生宗矩は、柳生新陰流の開祖・石舟斎(宗厳)の子。剣術指南役として徳川将軍家3代に仕えました。映画やドラマでおなじみの柳生十兵衛は、宗矩の息子です。
一族の故郷・奈良市柳生町に、ゆかりの史跡を訪ねます。山腹で枯れ枝を伸ばす十兵衛杉は、十兵衛が植えたと伝わる老杉。天石立神社奥の鬱蒼とした杉林には、石舟斎が切りつけたといわれる一刀石があります。どちらも伝承地らしい厳粛な雰囲気を醸しています。柳生一族の眠る芳徳寺の近くには、十兵衛が多くの門弟を育てた柳生正木坂剣禅道場があります。
柳生観光モデルコース情報
歩数:6720歩
所要時間:1時間25分
消費カロリー:193kcal
※あくまでも目安の数値となります
柳生観光モデルコースの必見スポット
柳生観光モデルコースで立ち寄るスポットは6つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:柳生
10分
1.十兵衛杉
10分
2.旧柳生藩家老屋敷
10分
3.旧柳生藩陣屋跡
23分
4.天石立神社/一刀石
14分
5.柳生正木坂剣禅道場
1分
6.芳徳寺
14分
ゴール:柳生
1.柳生の里のシンボル「十兵衛杉」
樹齢約350年の老杉。柳生十兵衛が諸国漫遊に旅立つ前にこの杉を植えたとされています。落雷で枯れたため現在の姿となりました。
2.江戸時代の武家屋敷「旧柳生藩家老屋敷」
柳生藩の財政再建に尽力した江戸時代末期の家老、小山田主鈴の屋敷。1848(嘉永元)年に建設されました。現在は当時の武具や生活用具などを展示しています。
旧柳生藩家老屋敷
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町155-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休(12月27日~翌1月4日休)
- 料金
- 入館料=350円/(高齢者は奈良市老春手帳持参で無料、障がい者無料)
3.桜の名所の史跡公園「旧柳生藩陣屋跡」
柳生宗矩が1642(寛永19)年に建設した藩主の居所だが、1747(延享4)年火災で焼失。現在は史跡公園として整備され、奈良市中心部より遅れて桜見物ができる名所となっています。
旧柳生藩陣屋跡
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町339
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
- 休業日
- 無休
- 料金
- 情報なし
4.石舟斎の伝説が残る「天石立神社/一刀石」
戸盤明神、戸岩谷神社、神戸岩神社の別称を持ち、本殿はなく、山中に鎮座する巨岩を御神体として拝する古社。関西無双の剣客、石舟斎が切ったとされる一刀石の伝説が残ります。
5.柳生新陰流の道場「柳生正木坂剣禅道場」
柳生宗矩の長子三厳、通称十兵衛が1万3000人余の門下生に剣禅一如の心身を教え錬成した場所。興福寺の別当一乗院を譲り受けた現在の建物は1965(昭和40)年に建てられたものです。
住所:奈良市柳生下町
営業時間:外観のみ見学可
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