当尾観光モデルコース！古人が創造した色あせぬ芸術を四季の自然が彩る

当尾は、奈良県境の京都府木津川市加茂町にある静かな山里。平安時代後期には奈良の僧侶たちが庵を結び、のちに浄土信仰の聖地として多くの寺院が建てられました。鎌倉時代には東大寺再興のために集った南宋の石工らにより彫刻技術が伝わり、優れた石仏や磨崖仏が刻まれました。

浄瑠璃寺と岩船寺の周辺に続く遊歩道を巡り、緑のなかに今もたたずむ石仏を訪ねましょう。浄土式庭園のある浄瑠璃寺、三重塔がそびえるアジサイ寺の岩船寺も見どころは豊富です。初夏のアジサイの時期もいいですが、紅葉に染まる秋の風情も魅力的です。

当尾観光モデルコースで立ち寄るスポットは2つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

738（天平11）年創建と伝わる古刹。阿弥陀如来坐像9体を安置することから「九体寺」とも呼ばれています。国の特別名勝・史跡の庭園を挟んで、国宝の本堂と三重塔が向かい合います。

729（天平元）年に聖武天皇の勅願で行基が創建したといわれる古寺。室町様式の朱塗りの三重塔が美しく、アジサイや紅葉の名所としても知られています。

初めての場所を観光をするという方は、どこを巡ればいいか迷ってしまいますよね。

この観光モデルコースを参考にして、当尾の見どころをしっかりとおさえて、最高の当尾観光を楽しんでくださいね！