中島公園観光モデルコース！水と緑のオアシスは文化の薫り漂うアートパーク

都心の緑豊かな憩いの場として親しまれている中島公園をたっぷり満喫するコース。南9条通の公園入口から始まるイチョウ並木は、道庁や北海道大学構内と並ぶ、美しいプロムナードです。

園内には、国の重要文化財「八窓庵」などの歴史的建造物のほか、音楽ホールKitaraや体育センターなどの文化施設も充実。祭りからスポーツ、フリーマーケットまで、年間を通してさまざまなイベントも行なわれています。ただし、園内は想像以上に広く、見どころが点在しているので、時間に余裕をもって出かけましょう。

中島公園観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

築山林泉回遊式庭園。道内各地の銘石や京都から取り寄せた12基の本格的な石灯篭、アカマツやクロマツなどの庭木が見事です。春には桜、秋には紅葉とどの季節も美しい景色が楽しめます。

北海道出身のベストセラー作家・渡辺淳一の全作品や経歴、作家活動を取材メモや直筆原稿、写真を通じて紹介。また、幼少期から直木賞受賞までの歩みを本人が語る音声ガイドで楽しめます。

ドーム内にある口径20cmの屈折望遠鏡で、日中は太陽の観望が可能。天文に詳しいスタッフがていねいに解説をしてくれるので、初めての人も天体観望の醍醐味を味わえます。

日清・日露など戦場に散った御霊が祀られ、境内一角の彰徳苑には数多くの戦争慰霊碑が建立されています。伊弉諾大神などが祀られる多賀神社は、延命長寿、縁結びの御利益もあります。

石川啄木、小林多喜二、三浦綾子など北海道ゆかりの作家に関する資料約26万点を収蔵し、約1300点を常設展示。北海道文学の父・有島武郎の手紙、船山馨愛用の筆などは必見です。