更新日: 2024年8月9日
筑後吉井観光モデルコース!漆喰の町家が並ぶ豊後街道の宿場町、河童伝説が生きる
筑後吉井観光モデルコースをご紹介!
重厚な白壁の建物が並ぶ、清き水が流れる水路沿い。
路地を歩きながら歴史を訪ねます。
目次
筑後吉井観光モデルコースの特徴
筑後川中流域に位置し、穀倉地帯に囲まれた筑後吉井は江戸時代を通じて豊後街道の宿場町として栄え、木蝋や酒、菜種油などの製造や売買、金融業で財を蓄えていきました。その富を象徴するのが白壁の家並ですが、じつは3度の大火を経験したことから人々は家を土蔵造りにし、街中に水路をめぐらせたのです。
現在、街道沿いに並ぶ重厚な居蔵造りの町家を中心に、川沿いの屋敷や土蔵など、約250軒の伝統的建造物が現存しています。豊かな富を背景に文化芸術が発展し、個性的な骨董屋が多いのも吉井の特徴です。
筑後吉井観光モデルコース情報
歩数:6560歩
所要時間:1時間20分
消費カロリー:189kcal
※あくまでも目安の数値となります
筑後吉井観光モデルコースの必見スポット
筑後吉井観光モデルコースで立ち寄るスポットは6つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:筑後吉井駅
24分
1.観光会館「土蔵」
4分
2.素盞嗚神社
27分
3.鏡田屋敷
5分
4.居蔵の館
2分
5.白壁通り
5分
6.蔵しっく通り
13分
ゴール:筑後吉井駅
1.酒蔵を利用した観光拠点「観光会館「土蔵」」
明治時代の酒蔵が吉井の観光案内所「土蔵」として利用されており、観光客の憩いの場になっています。みやげ販売所や軽食コーナーも併設しています。
住所:うきは市吉井町1043-2
営業時間:9:00〜17:00
休業日:月曜(祝日の場合は翌日休)
料金:無料
2.赤い楼門が印象的「素盞嗚神社」
祗園さまの名で親しまれる神社。起源は宝暦13(1763)年の大火災の際、町中の御神体を現在地に祀ったという説と、この地が鬼門にあたるため、魔除けとして素盞嗚を祀ったという説があります。
住所:うきは市吉井町1083-1
営業時間:境内自由
3.庭の眺めも見事な屋敷「鏡田屋敷」
吉井町に現存する唯一の屋敷型の白壁建造物。入母屋造りの主屋や付属室を持ち、水路を引き込んだ池を配した庭園は見応えがあります。
鏡田屋敷
- 住所
- 福岡県うきは市吉井町若宮113-1
- 交通
- JR久大本線筑後吉井駅から徒歩18分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~16:30(閉門)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 無料
4.富を象徴する重厚な屋敷「居蔵の館」
吉井の土蔵造りのなかでも代表的な居蔵造りの家。広い座敷や吹き抜け、鉄扉を備えた窓など、堅牢で重厚な造りが特徴で、当時の主の豊かさが伝わってきます。
5.白壁が続く家並、カフェやギャラリー巡りが楽しい「白壁通り」
国道210号から北方面に延びる通りには、目にも眩しい白壁を持つ伝統的建造物が並んでいます。
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