唐津観光モデルコース！玄界灘の風に乗り曳山が巡る焼物の里を訪ねる

古くからアジアへの窓口として栄え、藩政時代は唐津藩の城下町として発展した唐津。明治以降は石炭の積み出し港として大いに賑わい、日本近代化の一翼を担いました。街を歩けば、そんな歴史を物語る建造物が、落ち着いた風情の街並のなかに点在しています。唐津の街を見守るかのようにそびえる唐津城をはじめ、櫓や石垣、豪壮な屋敷、レンガ造りのモダンな建物などに出会え、タイムスリップした気分が味わえます。

また、唐津っ子の血をたぎらせる唐津神社の秋季例大祭「唐津くんち」の関連施設や唐津焼の窯元なども見逃せません。

唐津観光モデルコースで立ち寄るスポットは4つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

唐津藩の御用窯として代々続く陶房では13代、14代の作品の販売に加え、職人の作った伝統的な唐津焼の購入もできます。

唐津城は1608（慶長13）年の築城。現在の天守閣は資料をもとに1966（昭和41）年に造られました。最上階からは唐津湾や唐津市街を一望できます。

明治時代、佐賀県南部の杵島炭鉱経営で財を成した高取伊好の邸宅。明治後期建築の木造日本家屋の邸内には能舞台や欄間など、優れた意匠が残っています。

唐津藩藩主だった寺澤・松平・小笠原三家の菩提寺。江戸時代の浄瑠璃作家・近松門左衛門が幼い頃この寺で学んだと伝わり、分骨の墓もあります。

時間が許せば立ち寄りたい！唐津観光モデルコースのおすすめ立ち寄りスポットを2つご紹介。