小倉観光モデルコース！城とビルが並ぶ北九州の中心地で文豪の足跡をたどる

17世紀、小倉城の築城とともに城下町が形成された小倉。明治時代になると筑豊地方の豊かな石炭資源を背景に重工業が盛んになり、日本初のアーケード街が誕生するなど、北部九州の商業の中心地としても発展しました。経済の隆盛は文化・芸術を活発にし、とくに文学者を多数輩出。中心部には彼らを顕彰する文学碑が点在し、街歩きに楽しさを添えます。

小倉の新しい顔になっている複合商業施設リバーウォーク北九州も見逃せないスポットです。すぐそばの小倉城や紫川沿いなど一帯は歩道や植栽が整備され、憩いの空間になっています。

小倉観光モデルコースで立ち寄るスポットは4つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

ショップのほか映画館や美術館、劇場、新聞社やNHKなどが入る複合商業施設。建物1階では、噴水が上がるなど心なごむ空間になっています。

1602（慶長7）年、初代小倉藩主の細川忠興が築城。1632（寛永9）年に小笠原家が藩主となり、以後同家の居城となりました。天守閣は1959（昭和34）年復元のものです。

180mの道に大小120もの店がひしめく、大正時代から続く市場。小倉ならではの店も並んでいます。

明治の文豪、森鷗外は1899（明治32）年、旧日本陸軍第12師団の軍医部長として小倉に赴任。約1年半をこの家で過ごしました。屋内には鷗外が使用した書斎が復元され、資料などを展示しており、庭には鷗外の胸像が立っています。

時間が許せば立ち寄りたい！小倉観光モデルコースのおすすめ立ち寄りスポットを1つご紹介。