更新日: 2024年11月7日
茨城・鉾田でおすすめのメロン直売所&スイーツのお店へ!メロン生産量日本一の町に行こう
日本一のメロン生産量を誇る茨城県鉾田市。
鉾田市自慢のメロン直売所&スイーツのお店を一気にご紹介します!
気候と土地に恵まれた農業がさかんな鉾田では、昭和30年代後半にメロンの栽培が始まりました。
みずみずしくて甘いメロンは、いまや市を代表するフルーツです。
そんなメロンをよく知る街だからこそ、店頭には糖度の高いメロンが並び、カフェでは完熟メロンのおいしいスイーツが楽しめます。
メロンを生かそうと工夫を凝らしたお菓子もたくさんあります。
とびきり甘いメロンを味わいに、鉾田へ出かけてみませんか。
※掲載の情報は取材時のものです。お出かけの際は最新の情報をご確認ください。
目次
- メロン生産量日本一の町、茨城・鉾田ってこんなところ
- 茨城・鉾田のメロン直売所&農園カフェといえばここ!「深作農園」をご紹介
- 深作農園のカフェ「FARM PATISSERIE LE FUKASAKU」でフレッシュなメロンスイーツを!
- 深作農園が手掛けるバウムクーヘン専門店「Farmkuchen Fukasaku」で話題のスイーツみやげを
- 「JA茨城旭村特産物直売所 サングリーン旭」で鉾田自慢のメロンをチェック
- 収穫体験もできる鉾田の「フォレストパーク メロンの森」へ
- 鉾田でメロン大福をお目当てに訪れたい「菓子処 とびた」
- 新鮮メロンを求めて「JAアグリサービスほこたファーマーズマーケット・なだろう」へ
- 国道51号を中心にドライブしながら、メロンをとことん満喫する旅はいかが?
メロン生産量日本一の町、茨城・鉾田ってこんなところ
茨城県の南東部に位置し、東京からは車で1時間40分ほどの場所にある鉾田市。南北に長く、北は涸沼、南は北浦、東は太平洋の鹿島灘に面している海沿いの街です。全国の市町村別農業産出額の野菜部門で1位になるなど、全国有数の農業がさかんな地域。パワースポットとして知られる鹿嶋市の鹿島神宮からも近く、あわせて訪れるのもおすすめです。
鉾田はなんでメロン生産量日本一になったの?
鉾田市は、一年を通じて温暖な気候と昼夜の寒暖差が大きいこと、平坦な地形や水はけのよい土壌に恵まれていることから、農業に最適な環境がそろっています。なかでも日本一の生産量を誇るのがメロン。昭和30年代後半からプリンスメロンの栽培が始まり、アンデスメロンもいち早く試作をしたことで、市場から高評価を得ました。農家の方々が栽培技術を高め、栽培面積を増やしたことで、日本一になったのです。
鉾田のメロンの種類
時期によって春・初夏、秋と品種がわかれています。春・初夏はたくさんの品種がそろいます。注目のメロンは、開発に10年以上かけた茨城のオリジナル品種「イバラキング」。さわやかな甘さで、ジューシーな果肉が特徴のメロンです。収穫時期は5月上旬~6月下旬ごろ。そして高級メロンといえば、T字型のツルがついた「アールスメロン」。収穫時期は7月中旬~10月下旬ごろで、秋メロンといわれます。
鉾田はいちごやさつまいもも有名
鉾田はいちごもおいしいと評判です。土づくりをした、水はけのいい畑で栽培するため、味が濃いいちごに育ちます。収穫時期は12~4月。さつまいもも全国有数の産地。「紅はるか」や「シルクスイート」などを栽培し、収穫後は貯蔵を行うため、甘みも増しています。市内の専門店や直売所などで、焼いもや干しいもも味わえますよ。
鉾田へ行くなら!「まっぷる」がちょうどイイ!
茨城・鉾田のメロン直売所&農園カフェといえばここ!「深作農園」をご紹介
鉾田市のメロンを牽引する農家のメロンをおみやげに
深作農園は約100年、6代続く農家。代表する作物のメロンは、6代目の深作勝己さんを含め3代に渡り、メロン栽培の初期から携わってきました。深作農法という善玉菌農法や自然農法、有機農法を独自に組み合わせた農法で、土づくりに力を注いでいます。その品質の高さは、日本農業賞大賞受賞やオーガニックエコフェスタなどでの高評価にも表れているほど。メロン以外にもいちごやさつまいもなどを栽培しています。
直売所では深作農園で一番栽培されているメロディーグリーンをはじめ、イバラキング、ドリームレッド、オーロラグリーン、アールスメロンの5品種を旬に合わせて販売。メロン狩りは6月中旬~7月中旬を予定しています。開催についてはHP等で確認を。
電話/0291-39-8560
営業時間/9:00~17:30、メロン狩りは6月中旬~7月中旬(要予約)
定休日/無休
所在地/鉾田市台濁沢361
駐車場/無料
深作農園のカフェ「FARM PATISSERIE LE FUKASAKU」でフレッシュなメロンスイーツを!
農家カフェで楽しむ極上のメロンスイーツ
農家ならではのスイーツが楽しめる深作農園のカフェ。カフェの横にはビニールハウスが建ち、メロンやいちご畑を眺めながらいただけるのはうれしい演出です。5月下旬から9月下旬までは、農園の完熟メロンを使ったスイーツがたっぷり味わえます。
カフェの人気No.1は「スペシャルメロンパフェ」。1/2個にカットした完熟メロンに、20cmもあるメロンのミックスソフトをのせた贅沢なスイーツです。ほかにはメロンのフルーツポンチやメロンタルト、メロンジュースなど、メロンのおいしさが際立つものばかり。おみやげには1日100個限定の「メロン農家が作る王様のメロンパン」がおすすめです。
電話/0291-32-8732
営業時間/9:30~18:00(L.O.17:00)
定休日/無休(9~11月は水曜休)
所在地/鉾田市台濁沢157
駐車場/無料
鉾田へ行くなら!「まっぷる」がちょうどイイ!
深作農園が手掛けるバウムクーヘン専門店「Farmkuchen Fukasaku」で話題のスイーツみやげを
素材を知り尽くした農家が作るバウムクーヘン
深作農園が手掛ける農家初のバウムクーヘン専門店。農家だからこそできるバウムクーヘンは、味の決め手となる茨城県産の厳選した卵をふんだんに使っています。小麦粉も最上級のものを使用。ベテランの職人が1層1層、丁寧に焼き上げています。
人気の「ファームクーヘン」は、しっとりしたきめ細やかな生地で、上品な甘さが評判です。「鉾田の白いやどかり」は、通常の3倍以上の時間をかけてじっくり焼き上げ、もっちりザクザクな食感が楽しいですよ。ギフトにぴったりな「メロンバウムプレミアム」は、完熟メロンの果汁を丸ごと1個使用。メロンようかんやパイなど4つの味で楽しめます。
電話/0291-35-5870
営業時間/9:30~18:00
定休日/無休
所在地/鉾田市台濁沢371-2
駐車場/無料
「JA茨城旭村特産物直売所 サングリーン旭」で鉾田自慢のメロンをチェック
品質にこだわった高糖度のメロンがずらり
鉾田市の旧旭村地区の果物や野菜、加工品などがそろう直売所。特産のメロンは5品種を取り扱い、光センサーを通して糖度を計測し、甘さが保証できるメロンのみを販売しています。トレサビリティシステムを導入し、シールのQRコードを読み取ると、品種、生産者の名前、収穫日、糖度が表示されます。生産者の写真付きなので、親しみもわきますよ。
カフェも併設し、期間限定でメロンスイーツがテイクアウトで楽しめます。春・初夏はアンデスメロンなど旬の甘いメロン、夏~秋はすっきりした甘さのアールスメロンが使われるそう。果実氷は氷もソースも果肉もメロンというメロン尽くし。ぜひお試しを。
電話/0291-37-4147
営業時間/9:00~18:00(10~翌3月は~17:00)、カフェは10:00~17:00(10~翌3月は~16:00)
定休日/無休(10~翌3月は第2・4水曜休)
所在地/鉾田市樅山602-6
駐車場/無料
収穫体験もできる鉾田の「フォレストパーク メロンの森」へ
自分で選ぶのが楽しい! 甘いメロンの収穫体験
春・初夏と秋の年2回、試食付きのメロン狩りが楽しめる施設。春はほこたメロンなど旬のメロン、秋は高級なアールスメロンの収穫体験ができます。メロンソフトクリームなど、売店で味わえる完熟メロンのスイーツもおすすめ。
電話/0291-33-5621
営業時間/5月上旬~7月上旬、9月上旬~10月下旬の9:00~19:00
定休日/期間中無休
料金/メロン狩り3100円~(春のシングルコース:メロン狩り1玉、1カット試食付き)
所在地/鉾田市安房1623-1
駐車場/無料
鉾田でメロン大福をお目当てに訪れたい「菓子処 とびた」
メロンの果肉が入った贅沢なメロン大福
創業100余年の和菓子店。名物はメロン果汁を加えた餅や白あんに、鉾田市産メロンの果肉を包んだメロン大福。ほんのり緑色のやわらかな大福は、身がしっかりしたメロンの甘い果肉が口の中に広がり、あんとのバランスも取れた逸品です。5~6月は生のままで、その後は完売まで冷凍で味わえます。
電話/0291-37-1067
営業時間/10:00~18:00
定休日/水曜
所在地/鉾田市樅山6-3
駐車場/無料
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【筆者】まっぷるマガジン編集部
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