大濠公園観光モデルコース！鳥が集い人々が憩う公園で福岡城の史跡をめぐる

福岡都心に開けた水と緑の空間。早朝からジョギングを楽しむ人が集い、毎年8月1日の大濠花火大会の会場としても知られています。

池の中央部に4つの島が連なり、島は観月橋、松月橋など優雅な名前の橋で結ばれ、北と南の岸をつないでいます。空の広さをあらためて感じつつ、まずは水鳥が遊ぶ水辺の散歩を楽しみましょう。南側の岸には日本庭園と福岡市美術館がひかえて、文化面でも充実しています。東隣は福岡城の史跡が点在する舞鶴公園。すっぽりと緑の森に囲まれた一帯には、平安時代の迎賓館「鴻臚館」の遺構もあり、歴史散歩の趣もあります。

大濠公園観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

総面積40万㎡の約半分が池で、周囲約2kmの道はジョギングやウォーキングを楽しむ人で早朝から賑わいます。

明治維新に殉じた人々を祀ったのが社の始まり。社殿を取り巻く5000本の木々や高さ13mの檜の大鳥居が圧倒的な景観で迫ります。

福岡城の竣工は1607（慶長12）年。初代藩主の黒田長政が名島城を廃して建てたものです。舞鶴公園と呼ばれる一帯にいくつかの門や櫓が残っています。

鴻臚館とは平安時代に大陸からの賓客をもてなした迎賓館のこと。平和台球場改修工事の際に発掘調査が行なわれ、遺構に展示館が建てられました。

全国でも有数の規模を誇る水産市場。卸売場に併設した市場会館の1階に人気の食堂街、2階に魚について学べる魚っちんぐプラザがあります。