筥崎宮観光モデルコース！海へと続く長い参道、鳥居の先で多くの史跡に出会う

箱崎は大きく３つの顔を持っています。まず日本三大八幡宮に数えられる筥崎宮門前町としての顔。正月の玉せせりや秋の放生会など伝統的な祭りが今も街を活気づけます。次いで九州大学キャンパスから香る学生街としての顔。多くの教員も箱崎に暮らし、アカデミックな雰囲気を漂わせました。焼鳥や定食など親しみやすい飲食店も多くあります。３つ目は白砂青松の箱崎浜時代に培った漁師町としての顔。

散歩道は博多区のＪＲ吉塚駅から東公園を経て東区の下町情緒豊かな路地へと寺社や史跡を訪ねます。九州大学工学部はすでに西区の新キャンパスに移転。変わりつつある風情も味わいましょう。

筥崎宮観光モデルコースで立ち寄るスポットは4つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

水路が走り、ウメやツツジなど四季折々の花が咲き誇る、庭園風に整備された公園。亀山上皇像は元寇記念碑建立運動をきっかけに1904（明治37）年に完成したものです。

1240（延応2）年創建の臨済宗大徳寺派の寺院。境内に風格ある山門や唐門を残し、一角の旭地蔵尊は多くの参拝客を集めています。

参道が尽きる箱崎浜は博多祇園山笠でも重要な舞台になります。蒙古襲来（元寇）時に敵国降伏を祈願、秀吉と千利休の茶会の場になるなど福岡の歴史とともにある神社です。

化石や動植物などの学術標本や資料を常設展示するほか、テーマを設けた特別展を一般向けに開催しています。

初めての場所を観光をするという方は、どこを巡ればいいか迷ってしまいますよね。

この観光モデルコースを参考にして、筥崎宮周辺の見どころをしっかりとおさえて、最高の筥崎宮観光を楽しんでくださいね！