更新日: 2024年8月5日
香椎宮観光モデルコース!美しくそびえる本殿、千年の思いを伝える御神木
香椎宮観光モデルコースをご紹介!
とりまく風景は激変しても街そのものは変わらない。
そんな東区名島の、丘の上の神社から香椎の杜まで変化に富んだ景色を眺めつつ、少し遠回りして歩きます。
目次
香椎宮観光モデルコースの特徴
新しい街づくりや港湾機能の整備が進む博多湾東部。その開発の波から身を守るように静かにたたずむ街が、今回の出発点東区名島です。
多々良川河口の汽水域の風を受け、海辺を伝って歩くと広々とした公園、斬新な景観の住宅地が目に入り、気分は晴ればれと弾みます。続いて香椎宮参道に入り、鹿児島本線の踏切を越えると景色はまた一変、楠並木が続く緑の世界となります。旧官弊大社の香椎宮は『続日本紀』にも名前が登場する由緒ある神社。その壮麗な社殿とともに境内や周辺に多くの末社を抱えます。それだけに見どころは豊富で、ときに古を旅するようで、散策の楽しみは尽きません。
香椎宮観光モデルコース情報
歩数:1万560歩
所要時間:2時間10分
消費カロリー:304kcal
※あくまでも目安の数値となります
香椎宮観光モデルコースの必見スポット
香椎宮観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:名島運動公園前
8分
1.名島城趾
16分
2.みなと100年公園
54分
3.ネクサスワールド
22分
4.香椎宮参道
20分
5.香椎宮
10分
ゴール:香椎神宮駅
1.豊臣秀吉と淀君が宿泊した城「名島城趾」
多々良川河口と博多湾の境に小早川隆景が水軍の基地として居城した城。豊臣秀吉も文禄の役の際に訪れるなど、規模は小さくとも重要な城で、福岡城ができるまでこの地が筑前を治める国府でした。
住所:福岡市東区名島1
営業時間:見学自由
2.臨海公園ならではの開放感「みなと100年公園」
博多港開港100年を記念して1999(平成11)年に開園。港の見える丘や芝生広場、ピクニック広場など開放的な空間や遊具施設が点在しています。港湾の活気を肌で感じることができる公園です。
住所:福岡市東区香椎浜ふ頭1
営業時間:入園自由
3.建築家の個性があふれる「ネクサスワールド」
国内外の建築家が集合住宅を競作しひとつの街を創出。近未来的な住空間は見るだけでもわくわくします。色や形から住み心地を想像するのも楽しいです。
住所:福岡市東区香椎浜4
4.楠並木が緑のトンネルをつくる道にカフェや雑貨店が点在「香椎宮参道」
724(神亀元)年に創建され、仲哀天皇の神霊を祀ったことを起源とする香椎宮の参道。参道が最も美しいのは楠の若葉が萌えだす初夏。木洩れ日が揺れる道をどこまでも歩きたくなるはずです。
5.『万葉集』にも多く詠われた香椎の地にたたずむ壮麗な社殿「香椎宮」
第14代仲哀天皇と神功皇后を祀る神社。日本で唯一の建築様式「香椎造り」の本殿をはじめ、楼門、拝殿など日本建築の美に心打たれます。
香椎宮
- 住所
- 福岡県福岡市東区香椎4丁目16-1
- 交通
- JR香椎線香椎神宮駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 5:00~18:00(閉門)、10~翌3月は6:00~、祈祷受付は9:00~15:30、土・日曜、祝日は~16:00、神札・お守りなどの授与は9:00~17:00、不老水は10:00~15:00
- 休業日
- 無休
- 料金
- 拝観料=無料/
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