更新日: 2024年7月26日
博多祇園山笠観光モデルコース!博多をたぎらせる祭りの道をたどり熱気を体感
博多祇園山笠観光モデルコースをご紹介!
博多の氏神にして総鎮守の櫛田神社をふりだしに、博多園山笠の「追い山」コースをたどる散歩道。
舁き手の気持ちに思いを馳せて歩きましょう。
目次
博多祇園山笠観光モデルコースの特徴
博多の夏は「おっしょい」のかけ声で幕を開けます。かけ声とともに山笠(山車)を担ぐことを「ヤマを舁く」といい、担ぐ人を「舁き手」と呼びます。舁き手のスタイルは水法被に締め込みという粋なもの。また裾の長い当番法被(長法被)をまとえば、それは正装で、公式の催しすべてに適応します。舁き手は「流」と呼ばれる集団を形成し、「流」は豊臣秀吉の「太閤町割」で作られた町割を基本とします。
奉納先である櫛田神社、祭りの起源でもある承天寺、フィナーレ「追い山」の由来の地、東長寺など、今回の散歩は寺社を巡る歴史散策の趣を持ちます。その町筋にあたる博多部の情緒も魅力です。
博多祇園山笠観光モデルコース情報
歩数:8480歩
所要時間:1時間45分
消費カロリー:244kcal
※あくまでも目安の数値となります
博多祇園山笠観光モデルコースの必見スポット
博多祇園山笠観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:中洲川端駅
10分
1.櫛田神社
1分
2.「博多町家」ふるさと館
9分
3.東長寺
7分
4.承天寺
1時間12分
5.追い山決勝点
6分
ゴール:中洲川端駅
1.呼び名はお櫛田さん「櫛田神社」
博多の総鎮守。5月の博多どんたく、7月の博多祇園山笠、10月の博多おくんちなどの祭事や神社にちなむ行事が多くあります。川端商店街に隣接し、普段から参拝客や観光客が絶えません。
櫛田神社
- 住所
- 福岡県福岡市博多区上川端町1-41
- 交通
- 地下鉄中洲川端駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 4:00~22:00(参拝時間)、9:00~17:00(札所、問合せ)
- 休業日
- 無休、博多歴史館は月曜、祝日の場合は翌日休
- 料金
- 入館料(博多歴史館)=大人300円、大学・高校生200円、小・中学生150円/
2.伝統の文化と暮らしを体験「「博多町家」ふるさと館」
明治・大正期を中心に博多の暮らしを紹介する展示棟、明治中期の町家を移築復元した町家棟、みやげ処を設置しています。博多の文化に触れられます。
「博多町家」ふるさと館
- 住所
- 福岡県福岡市博多区冷泉町6-10
- 交通
- 地下鉄祇園駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:30(閉館18:00)、7・8月は9:00~
- 休業日
- 第4月曜、祝日の場合は翌日休(みやげ処は営業)(12月29~31日休)
- 料金
- 展示棟入館料=一般200円、中学生以下無料/町家棟・みやげ処入場料=無料/博多よかとこおは磁気=530円(1個)/献上名刺入れ=1650円~/博多曲物ぽっぽ膳=8250円/博多張子(たい・ふく)=1210円/絵付け体験=1500円(入館料別)/(証明書提示で障がい者と福岡市、北九州市、熊本市、鹿児島市内在住の65歳以上は入館無料)
3.山笠の歴史をつないだ寺院「東長寺」
神仏習合の時代には櫛田神社の別当を務めました。大仏殿の2階には日本最大級の木造座像、福岡大仏が鎮座しています。
4.発祥の碑が境内にあれこれ「承天寺」
宋から帰国し承天寺を開山した聖一国師(弁円)が、疫病退散の祈祷水をまいたのが博多祇園山笠の始まりとされます。ほかにうどん、そば、まんじゅうなどの発祥の碑が境内に残っています。
5.山笠クライマックスの地「追い山決勝点」
決勝点(廻り止め)があるのは、須崎問屋街。最後の力を振り絞ってゴールに駆け込むと祭りは終わります。昭和通を各流の町内に戻る、舁き手たちの表情も山笠見物の醍醐味です。
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