更新日: 2024年7月25日
半田観光モデルコース!江戸時代の面影が色濃く残る運河と蔵を眺める
半田観光モデルコースをご紹介!
海運で栄えた商業都市。
黒板塀に囲まれた、趣あるレトロな街を行きましょう。
目次
半田観光モデルコースの特徴
静かに水をたたえる運河沿いに黒板塀の蔵が建ち並び、ほのかに酢の香りを漂わせる醸造業の街・半田。JR半田駅から北に進むと紺屋海道と呼ばれる旧街道に出ますが、ここは、昔、大野港と下半田を結ぶ要路として多くの人で賑わったといいます。この道を抜けると国の登録有形文化財にも指定されている壮大な赤レンガの建物が目の前に現れます。
古くから半田の特産品として知られる酢や酒の資料館も点在しており、蔵の中で知識を深めるのも興味深いです。源兵衛橋のたもとには運河に沿った遊歩道も整備されています。
半田観光モデルコース情報
歩数:4960歩
所要時間:1時間5分
消費カロリー:143kcal
※あくまでも目安の数値となります
半田観光モデルコースの必見スポット
半田観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:半田駅
19分
1.半田赤レンガ建物
23分
2.半田運河
3分
3.國盛 酒の文化館
2分
4.小栗家住宅
5分
5.MIZKAN MUSEUM
8分
ゴール:半田駅
1.明治時代のビール工場「半田赤レンガ建物」
明治31年(1898)に丸三麦酒の醸造所として建設され、本格的なビールづくりの舞台になったレンガ造りの建物。珍しい高層5階建てで、レンガ建築としては日本屈指の規模を誇ります。復刻したカブトビールを味わえるほか、事業家のロマンを感じる展示も公開しています。
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
- 住所
- 愛知県半田市榎下町8
- 交通
- 名鉄河和線住吉町駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~22:00、常設展示室は~17:00、カフェ・ショップは10:00~17:00
- 休業日
- 無休(年末年始休、点検期間休)
- 料金
- 常設展示室入館料=大人(高校生以上)200円、中学生以下無料/ジャーマンプレート+カブトビール=1400円/復刻ラベルのカブトビール=2000円(3本入)/(20名以上の団体は大人(高校生以上)160円)
2.半田市の象徴的風景「半田運河」
江戸の元禄年代以前に整備された運河で、ここを通って知多半島の特産品である酒や酢、木綿などが江戸や大坂へ運ばれました。現在も運河沿いに黒板囲いの酢の醸造蔵が建ち並び、独特の風情を漂わせています。
3.酒造りの伝統を学ぶ「國盛 酒の文化館」
約200年にわたって酒造りが行なわれてきた酒蔵を利用した文化施設。伝統的な酒造りの工程や歴史などをわかりやすく紹介しており、日本酒の知識が体系的に深められます。試飲コーナーでは利き酒もできます。
國盛酒の文化館
- 住所
- 愛知県半田市東本町2丁目24
- 交通
- JR武豊線半田駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~15:30(閉館16:00、見学は要予約)
- 休業日
- 木曜、祝日の場合は翌日休(盆時期休、12月28日~翌1月5日休)
- 料金
- 無料
4.江戸・明治の豪商の邸宅「小栗家住宅」
明治初期頃に建造された、この地方きっての豪商の邸宅兼店舗。母屋は寄せ棟造りの桟瓦葺きです。道路に面した格子のあるところがかつての店舗。国の登録有形文化財に登録されています。
5.酢造りの歴史がわかる「MIZKAN MUSEUM」
日本初の酢の総合博物館。通称・MIM(ミム)。江戸時代から続くミツカンの酢づくりの歴史や技術を公開しています。酢の運搬に使われていた長さ約20mの「弁才船」を再現した「時の蔵」をはじめ、5つの展示ゾーンがあり、ゲームなどを通じて食文化を楽しく学べる施設です。
MIZKAN MUSEUM
- 住所
- 愛知県半田市中村町2丁目6
- 交通
- JR武豊線半田駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(要予約)
- 休業日
- 木曜(年末年始休)
- 料金
- 入館料=大人300円、中・高校生200円、小学生100円、乳幼児無料/マイ味ぽん=200円(1本)/(障がい者手帳持参で本人と同伴者1名半額)
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