更新日: 2024年7月23日
長久手観光モデルコース!ふたりの天下人が争った壮絶な合戦の軌跡をたどる
長久手観光モデルコースをご紹介!
戦国の名残が色濃く残る、臨場感に満ちあふれた古戦場の街。
歴史の面影を感じながら散策しましょう。
目次
長久手観光モデルコースの特徴
愛・地球博開催を機に東部丘陵線(リニモ)が開通し、名古屋のベッドタウンとして近年急速に発展を遂げつつある長久手町。その一方で、小牧長久手の戦いの舞台として知られ、戦国時代の面影が息づくエリアでもあります。
リニモ・長久手古戦場駅から北へ進むと、徳川家康と豊臣秀吉が激戦を繰り広げた古戦場公園をはじめ、伝説が残る血の池公園、家康が軍の拠点を築いた色金山歴史公園、戦死した武将たちの首塚などが点在しています。数々の史跡を巡りながら、戦国の歴史を肌で感じることができます。
長久手観光モデルコース情報
歩数:8000歩
所要時間:1時間40分
消費カロリー:230kcal
※あくまでも目安の数値となります
長久手観光モデルコースの必見スポット
長久手観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:長久手古戦場駅
10分
1.古戦場公園
10分
2.血の池公園
6分
3.せせらぎの径
59分
4.色金山歴史公園
14分
5.安昌寺
13分
ゴール:役場前バス停
1.歴史に残る合戦の跡地「古戦場公園」
天正12年(1584)、徳川家康と豊臣秀吉が戦った小牧・長久手の戦いの主戦場跡地。メモリアル公園として整備され、命を落とした秀吉方の武将の塚や、合戦に関する資料を展示する郷土資料室などがあります。
古戦場公園
- 住所
- 愛知県長久手市武蔵塚204
- 交通
- リニモ長久手古戦場駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由、長久手市郷土資料室は9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 無休、長久手市郷土資料室は月曜、祝日の場合は翌日休(長久手市郷土資料室は12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 無料
2.戦の激しさを伝える池「血の池公園」
小牧・長久手の戦いの際、家康方の武将・渡辺半蔵らが血に染まった槍や刀を洗った池。毎年合戦のあった4月9日になると、池が赤くなるといわれました。現在は埋め立てられ、グラウンドに整備されています。
住所:愛知郡長久手町城屋敷410
3.水音が響く静かな散策路「せせらぎの径」
石畳で整備された全長約900mの散歩道。図書館通りからグリーンロードまで続き、道端を流れる水路のせせらぎが心地よく感じられます。季節の花やアート作品を鑑賞しながら歩きましょう。
4.家康軍が布陣した場所「色金山歴史公園」
古戦場公園から約1.5km北に位置する国の指定史跡。小牧・長久手の戦いの際に家康が軍議を開いた場所で、山頂には家康が腰掛けたという「床机石」が残っています。長久手の街を一望する展望テラスや茶室も備わっています。
色金山歴史公園
- 住所
- 愛知県長久手市岩作色金37-1
- 交通
- 地下鉄藤が丘駅から名鉄バス長久手福祉の家・瀬戸駅前・菱野団地行きで11分、岩作下車、徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由(茶室は9:30~16:00、抹茶サービス<有料>は~15:30)
- 休業日
- 無休、茶室は月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休)
- 料金
- 抹茶=250円/
5.戦死した武将が眠る寺「安昌寺」
色金山近くにある曹洞宗の寺。多数の戦死者に心を痛めた雲山和尚が、池田恒興や森長可など秀吉方の名将をはじめ、合戦で死んだ武将を敵味方の区別なく供養したといいます。
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