岐阜城観光モデルコース！勇壮な姿は城主譲り、金華山頂にそびえる信長の居城

岐阜城主となり、天下統一への道を歩み始めた織田信長は、この地を「岐阜」と命名しました。信長の楽市楽座の導入などにより、岐阜の城下町は繁栄したといいます。難攻不落の城は、孫・信秀のときに落城しますが、今では天守閣が復元され、山の頂にその威容を誇っています。

鵜飼で有名な清流・長良川が流れ、金華山の緑に恵まれた岐阜城の周辺は、市の中心部に近い格好の散策エリア。山麓の岐阜公園には信長の居館跡があり、信長庭園や歴史博物館などの見どころも点在しています。金華山ロープウェイで標高329mの山頂に上り、天守閣の上から信長も眺めた美濃の風景を満喫しましょう。

岐阜城観光モデルコースで立ち寄るスポットは5つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

金華山の麓、長良川河畔の自然景観に恵まれた公園。戦国時代の岐阜城主・斉藤道三と織田信長の居館跡とされる史跡や「信長庭園」のほか、加藤栄三・東一美術館や岐阜市歴史博物館などの文化施設もあります。

鎌倉時代に最初に砦が築かれ、戦国時代に織田信長が城主となりました。金華山の頂にある城は「難攻不落」とうたわれました。現在の天守閣は戦後に再建されたもの。展望台からは長良川の流れる市内や遠くに山並が見渡せて絶景です。

原始〜中世、戦国時代、近世〜現代の3つに分けて、岐阜市の歴史や民俗を紹介する施設。それぞれに体験コーナーを設け、楽市場の一部の原寸大復元など見て楽しい展示が充実しています。岐阜提灯などの伝統工芸も紹介されています。

約1万2000種、30万余の昆虫標本を収蔵する博物館。「春の女神」と称され、岐阜県で発見されたギフチョウのほか、世界のカブトムシとクワガタ、珍虫・奇虫や身近な昆虫など、多種多彩な昆虫標本が見られます。