下田観光モデルコース！時の流れを感じるレトロな開港の街、華やかな歴史物語

下田は、幕末に日本で最初に開港した港町のひとつとして知られ、今なおたたずむ古い寺社や家屋に華やかな歴史のロマンが感じられます。

伊豆急下田駅の目の前にある下田ロープウェイと、道の駅近くから出航する遊覧船では、それぞれ山と海から下田の景色が楽しめます。港に沿って南に進むとペリー上陸記念碑があり、その西には平滑川沿いにペリーロードが延びています。柳の並木道に古民家を改築したおしゃれな店が軒を連ねる、下田散歩のハイライトです。歩き疲れたら足湯に立ち寄って、温泉の街の風情に浸るのもおすすめです。

下田観光モデルコースで立ち寄るスポットは6つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。

伊豆急下田駅前から寝姿山山頂までをつなぐロープウェイ。山頂には自然公園が広がり、眼下に望む絶景は伊豆三景に数えられるほど美しいです。公園内には遊歩道が整備され、季節の草花を眺めながら散策が楽しめます。

ペリー艦隊の旗艦サスケハナ号を模した遊覧船に乗り、日本開国の舞台となった下田港をクルージング。海岸沿いの街並や寝姿山、ペリー艦隊投錨の地などを約20分かけて巡ります。

1854（嘉永7）年にこの地に上陸したペリー。その上陸を記念する碑と胸像が立っています。胸像は下田条約調印の地である了仙寺の方向を向いています。

下田に上陸したペリー一行が了仙寺まで歩いた約700mの道。平滑川を挟んで石畳の遊歩道が整備され、川沿いに並ぶ石造りの蔵やなまこ壁の古民家が昔ながらの風情を醸しています。古い建物を利用した店舗も多くあります。

幕末にペリーと日本全権との間で日米和親条約付則下田条約が締結された場所。併設の宝物館には黒船や開国に関する3000点以上の資料が収蔵・展示されています。5月にはアメリカンジャスミンが咲き誇り、境内を華やかに彩ります。