更新日: 2024年11月28日
野田観光モデルコース!香ばしい醤油の街、現役の工場と古い屋敷を訪ねて
野田観光モデルコースをご紹介!
千葉県の最北端に位置するむらさき(醤油)の郷。
歴史ある近代建築を巡り歩きましょう。
目次
野田観光モデルコースの特徴
江戸川と利根川に挟まれた水運の利を生かし、江戸時代から現在まで、醤油産業で栄える街として知られています。現在野田に残る醤油会社として一番大きいのはキッコーマンで、市内には醸造工場も多くあります。前身はこの地の有力な醤油商だった髙梨家と茂木家が合同して作った野田醤油株式会社です。
東武野田線野田市駅の西側にはこうした醤油醸造の名家が残した大正・昭和時代の邸宅や近代建築が点在しています。野田市市民会館(旧茂木佐平治邸)と上花輪歴史館(旧髙梨兵左衛門邸)は内部も見学できます。
野田観光モデルコース情報
歩数:9680歩
所要時間:2時間
消費カロリー:278kcal
※あくまでも目安の数値となります
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野田観光モデルコースの必見スポット
野田観光モデルコースで立ち寄るスポットは4つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:野田市駅
5分
1.キッコーマン もの知りしょうゆ館
19分
2.野田市市民会館
26分
上花輪歴史館
54分
4.キノエネ醤油工場群
16分
ゴール:愛宕駅
1.日本最大級の醤油工場を見学する「キッコーマン もの知りしょうゆ館」
日本を代表する調味料、醤油の製造過程を学べる施設。大豆と小麦に種麹(たねこうじ)を混ぜ、醤油麹をつくる工程や、発酵・熟成、圧搾などの工程を案内係の説明に従って見学するので、身近な商品の秘密がわかります。土・日曜、祝日、その他整備などの都合により製造ラインが稼働していない場合もあるので注意しましょう。
住所:千葉県野田市野田110
営業時間:見学開始時間9:00、9:30、10:00、10:30、11:00、13:00、13:30、14:00、14:30
休業日:第4月曜
料金:無料
2.大正の醤油醸造家の邸宅「野田市市民会館」
醤油醸造業を営んでいた茂木佐平治の邸宅で、建造は1924(大正13)年頃。1957(昭和32)年に市民会館となりました。その後、国の登録有形文化財になり、現在も句会や集会など市民の憩いの場として使われています。
野田市郷土博物館・市民会館
- 住所
- 千葉県野田市野田370-8
- 交通
- 東武アーバンパークライン野田市駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、市民会館の使用は~21:00
- 休業日
- 火曜、祝日の場合は開館(郷土博物館は展示替え期間休、12月29日~翌1月3日休)
- 料金
- 入館料=無料/市民会館貸部屋使用料=要問合せ/
3.国指定名勝の庭園と屋敷「上花輪歴史館」
醤油醸造家として栄えた髙梨兵左衛門の邸宅を公開。広大な敷地内には1766(明和3)年建造の門長屋や、書院、庭園や蔵などが建っています(住宅部の内覧は要予約)。
高梨本家 上花輪歴史館
- 住所
- 千葉県野田市上花輪507
- 交通
- 東武アーバンパークライン野田市駅から徒歩15分
- 営業期間
- 3~7月、9~12月上旬
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)、3・10~12月は~16:00(閉館)
- 休業日
- 期間中月・火曜
- 料金
- 入館料=大人500円、小・中・高校生300円/住宅棟内覧券(入館料込み、案内・抹茶付き、予約制)=1500円(1日2回、各10名まで)/(障がい者と同伴者200円引)
4.黒板塀の社屋に大豆が香る「キノエネ醤油工場群」
1830(天保元)年創業の、老舗醤油醸造会社の工場。1897(明治30)年築の本社社屋や、1921(大正10)年建造の工場が道沿いに続いています。
住所:千葉県野田市中野台157
営業時間:外観のみ見学自由
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