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本土最東端の納沙布岬からミルクロードを快走するドライブプラン

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2024年7月16日

本土最東端の納沙布岬からミルクロードを快走するドライブプラン

本土最東端の岬・納沙布岬を見て、野付半島から中標津へ向かうドライブプラン。

根室半島をぐるりとまわり、北上して野付半島へ。
そして根室中標津空港にゴールしよう。
おもしろい体験ができるのは、野付半島を縦断する道道950号。
半島先端に延びる細長い砂さ嘴しでは、道路の左右に海を見ながらのドライブが楽しめる。
最後に中標津のライダーたちに人気の直線道路、ミルクロードを走ってフィニッシュだ。

モデルプランとドライブアドバイス

約179km 約5時間
道東のドライブは道路沿いに目立つものが少なく退屈しがちだが、このコースは景観のいい道路を多く通るのが楽しみだ。注意が必要なのは、厚岸や浜中を通る道道123・142号だ。景色は美しいがカーブが多く、アップダウンも激しい。景色に見とれて運転がおろそかにならないよう十分に注意したい。夏の時期でも涼しさを味わえるのがこのエリア。秋には根室のさんま、厚岸のカキと、この地ならではの旬の味覚が味わえる。

納沙布岬
↓ 40.5km/1時間
風蓮湖・春国岱
↓ 55km/1時間22分
道の駅 おだいとう
↓ 29km/44分
トドワラ
↓ 20km/30分
標津サーモン科学館
↓ 33km/50分
開陽台
↓ すぐ
ミルクロード
↓ 10km/15分
根室中標津空港

「たんちょう釧路空港から愛冠岬を経て霧多布湿原をめぐるドライブプラン」と組み合わせて1泊2日のモデルプランを完成させよう!

本土最東端の岬「納沙布岬」

本土最東端の岬「納沙布岬」
朝日の名所としても知られる岬。いちばん早い6月の日の出は午前3時36分頃。元旦には初日の出見物の観光客でにぎわう

北緯43度23分7秒、東経145度49分1秒に位置し、北方領土の存在を目のあたりにできる本土最東端の岬。周辺は望郷の岬公園として整備されており、北方領土返還を願うモニュメントなどがある。日の出の美しさは圧巻だ。

納沙布岬

住所
北海道根室市納沙布
交通
JR根室本線根室駅から根室交通納沙布岬行きバスで40分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

オジロワシやタンチョウがいる野鳥の楽園「風蓮湖・春国岱」

オジロワシやタンチョウがいる野鳥の楽園「風蓮湖・春国岱」
ネイチャーセンターでポイントを聞いてから散策しよう

根室半島の付け根にある風蓮湖と根室湾を分ける砂丘地帯が春国岱。砂丘では、夏はウミミドリのピンク、秋はアッケシソウの紅葉が美しい。また、野鳥観察にも絶好の地だ。

風蓮湖

住所
北海道根室市酪陽
交通
JR根室本線根室駅からタクシーで20分
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

野付半島越しに国後島を望む道の駅「道の駅 おだいとう」

野付半島越しに国後島を望む道の駅「道の駅 おだいとう」
尾岱沼市街の南側に位置する。晴れると国後島がよく見える

「白鳥台」と呼ばれる展望地にある道の駅。2階の資料室、展示室には北方領土関連のパネルがあり、3階の望遠鏡では国後島が望める。1階はレストランと売店で、ジャンボほたてを使った料理が味わえる。

野付半島越しに国後島を望む道の駅「道の駅 おだいとう」

かつてご当地バーガー日本一にもなった別海ジャンボホタテバーガーも食べられる

道の駅 おだいとう

住所
北海道野付郡別海町尾岱沼5-27
交通
道東自動車道阿寒ICから国道240号・38号・44号・272号、道道362号・363号、国道244号を別海方面へ車で135km
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(11~翌4月は~16:00)
休業日
無休、11~翌4月のレストラン・展示・展望室は月曜、祝日の場合は翌日休(12月30日~翌1月3日休)
料金
施設により異なる

枯れたトドマツが幻想的「トドワラ」

枯れたトドマツが幻想的「トドワラ」
野付半島ネイチャーセンターからトドワラまで遊歩道が設けられている

海水によって浸食され、枯れたトドマツが見られる場所。年々風化が進み、いずれは見られなくなってしまう風景だ。ネイチャーセンターからトドワラまで片道約1.3kmの遊歩道を歩けば、季節によって色が変わっていく天然の花畑の風景や、小鳥のさえずりをゆっくりと楽しむことができる。

トドワラ

住所
北海道野付郡別海町野付
交通
JR釧網本線標茶駅から阿寒バス標津行きで2時間3分、終点で白鳥台行きに乗り換えて20分、尾岱沼下車。尾岱沼港から観光船で35分、トドワラ桟橋下船、徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
情報なし
休業日
情報なし
料金
情報なし

日本一の規模を誇るサケ類の水族館「標津サーモン科学館」

日本一の規模を誇るサケ類の水族館「標津サーモン科学館」
メイン水槽では、サケ科魚類や近海の魚たちを飼育、展示している

サケ科魚類の展示種類数としては日本一を誇る水族館。標津川とつながる水路を観察できる展示があり、9~10月はサケの遡上を、11月は産卵行動を見ることができる。また、手を入れると角質を食べるドクターフィッシュや、チョウザメと直接触れ合える体験コーナーも好評だ。

標津サーモン科学館(サケの水族館)

住所
北海道標津郡標津町北一条西6丁目1-1-1標津サーモンパーク内
交通
JR釧網本線標茶駅から阿寒バス標津行きで2時間、サーモンパーク下車すぐ
営業期間
2~11月
営業時間
9:30~16:30(閉館17:00)
休業日
期間中水曜、祝日の場合は翌日休、5~10月は無休
料金
入館料=大人650円、小・中学生200円/(障がい者手帳持参で入館料20%割引(団体除く)、団体20名以上は大人500円、小・中学生170円)

地球スケールの展望が堪能できる「開陽台」

地球スケールの展望が堪能できる「開陽台」
展望台の屋上から、駐車場の向こうに根釧原野の牧草地が広がる

中標津市街の北、町営開陽台牧場の高台に位置する展望台。駐車場から2~3分の場所に2階建ての丸い展望棟が完備されている。知床半島から根釧原野、阿寒方面までぐるりと見渡すパノラマは圧巻。

開陽台

住所
北海道標津郡中標津町俣落2256-17
交通
JR釧網本線標茶駅から阿寒バス標津行きで1時間25分、中標津下車、タクシーで15分
営業期間
4月下旬~10月(屋上は通年)
営業時間
9:00~17:30(閉館、時期により異なる)
休業日
期間中無休
料金
無料
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