たんちょう釧路空港から愛冠岬を経て霧多布湿原をめぐるドライブプラン

約198km 約5時間
道東のドライブは道路沿いに目立つものが少なく退屈しがちだが、このコースは景観のいい道路を多く通るのが楽しみだ。注意が必要なのは、厚岸や浜中を通る道道123・142号だ。景色は美しいがカーブが多く、アップダウンも激しい。景色に見とれて運転がおろそかにならないよう十分に注意したい。夏の時期でも涼しさを味わえるのがこのエリア。秋には根室のさんま、厚岸のカキと、この地ならではの旬の味覚が味わえる。

道の駅 厚岸グルメパークにある魚介市場。魚介市場から新鮮な生ガキを買い、自分たちで焼いて楽しめる炭焼あぶりやが人気。各種丼や生ガキが味わえるレストランもある。

愛冠という名から「愛とロマンの岬」ともいわれ、カップルに人気が高い。筑紫恋の海岸線や大黒島、小島などが眺められる。鳴らせば愛が実るという愛の鐘ベルアーチもある。

霧多布湿原の南部に位置し、琵琶瀬川が湿原を蛇行する雄大な風景が眺められる。後ろには太平洋の荒波が岩礁帯に砕け、岩に穴が開いたような窓岩が一望のもと。トイレや売店が隣接、休憩にも最適。

霧多布湿原の自然情報をリアルタイムで得られる施設。湿原に生息する野鳥のカービング模型は本物のような迫力だ。2階展望ホールでは、湿原を眺めながらコーヒーや軽食を楽しむことができる。

根室半島の南端、太平洋に突き出した台地状の岬。道道1123号の終点から原生林や湿原を眺めつつ木道を抜けると、岬の突端に建つ落石岬灯台を見ることができる。

花咲がにの名産地として知られる花咲岬の突端にある、世界的にも珍しい石。直径は約6mに及び、放射状に割れ目が広がっていることから、ホイールストーンとも呼ばれる。溶岩が海中を流れたときにこのような形になったと考えられており、国の天然記念物にも指定。石のそばまで木道が整備されている。