更新日: 2024年7月12日
古河観光モデルコース!城下町の名残と宿場町の面影を残す史跡巡りの散策
古河観光モデルコースをご紹介!古くは『万葉集』にも詠まれた歴史のある古河。
江戸から数えて9番目の、かつての宿場町を歩いてみましょう。
目次
古河観光モデルコースの特徴
鎌倉時代から長年にわたる古河公方時代を経て、江戸時代には城下町、宿場町として栄えた古河。散策エリアはJR宇都宮線古河駅の西口に広がっています。駅には観光案内所もあり、地図などを入手できます。
駅前の万葉歌碑や旧日光街道周辺の石碑を見ながら、旧武家屋敷の土塀が続く杉並通りを歩き、古河の総鎮守である雀神社をめざします。神社西側にある土手へ上れば、渡良瀬遊水地を見晴らせます。しばらく土手を歩いたあとは、古河街角美術館を訪ね、石畳の道を歩いて、古河歴史博物館や鷹見泉石記念館などを訪れましょう。
古河観光モデルコース情報
歩数:8210歩
所要時間:1時間43分
消費カロリー:236kcal
※あくまでも目安の数値となります
古河観光モデルコースの必見スポット
古河観光モデルコースで立ち寄るスポットは6つ。各スポットを詳しく見ていきましょう。
スタート:古河駅
33分
1.雀神社
26分
2.古河街角美術館
12分
3.古河歴史博物館
2分
4.鷹見泉石記念館
4分
5.古河長谷観音
13分
6.お休み処 坂長
13分
ゴール:古河駅
1.渡良瀬川ほとりの古社「雀神社」
創建年代については不詳ですが、歴代の古河城主から篤く信仰されてきた古河の総鎮守で、祭神は大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命、事代主命の三神です。夏の祭礼にはささら獅子舞が奉納されます。
住所:茨城県古河市宮前町4-52
営業時間:境内自由
2.市民のための美術館「古河街角美術館」
1階は古河ゆかりの作家の作品を中心とした常設展示で、2階の展示室は貸し出し用の市民ギャラリー。来館者・利用者が使用できる休憩室もあります。
古河街角美術館
- 住所
- 茨城県古河市中央町2丁目6-60
- 交通
- JR宇都宮線古河駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 第4金曜、祝日の翌日(年末年始休、臨時休あり)
- 料金
- 無料、企画展は別料金
3.斬新な建物も魅力「古河歴史博物館」
古代から近代までの古河の文化遺産を展示紹介している博物館。常設展示室として「鷹見泉石と洋学」「古河の歴史」「古河の文人たち」の3室があります。
古河歴史博物館
- 住所
- 茨城県古河市中央町3丁目10-56
- 交通
- JR宇都宮線古河駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 第4金曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 大人400円、小・中・高校生100円(20名以上の団体は300円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名入場無料)
4.美しい茅葺きの武家屋敷を再現「鷹見泉石記念館」
古河藩が藩士たちのために用意した武家屋敷のひとつ。古河藩の家老であり、優れた蘭学者でもあった鷹見泉石が晩年を過ごしたとされ、記念館として一般公開されています。
鷹見泉石記念館
- 住所
- 茨城県古河市中央町3丁目11-2
- 交通
- JR宇都宮線古河駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
- 休業日
- 第4金曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
- 料金
- 無料
5.日本三大長谷のひとつ「古河長谷観音」
古河城の鬼門除けとして1493(明応2)年、古河公方足利成氏が鎌倉の長谷寺より勧請したもの。本尊の十一面観音は古河市の有形文化財に登録されています。
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